こんにちは、とーしばブログのとしです。
今回は、ベルリンのラーメン屋さんにトライアルに行った時の体験談について。
ドイツワーホリをしていた2023年8月にとあるラーメン屋さんにトライアルに行ってきました。理由としてはスポンサービザを出してくれる職場を探していたのと、日本人の友達の紹介もありトライアルに行ってきました。
待遇としては、
- 時給12€〜応相談
- ビザサポートあり。就労ビザの場合は週40時間、有給24日のフルタイム契約
- シフト応相談、営業時間 月ー土 12時ー22時。日曜日店休日。
- レストランで賃貸しているアパートの貸し出し可
という内容でした。(実際の求人サイトから引用) 僕が面接に行った時はアパート貸し出しは言われなかったので分かりません。
結論としては、飲食店での仕事に慣れてる人や飲食店で働きたいって人、日本的な働き方や考え方の店長に合わせられる人で、ワーホリからワークビザに切り替えて長くベルリンにいたいって人ならオススメな場所だと思います。
現にベルリンにあるドイツの語学学校に通っている人で、そのラーメン屋さんでワークビザに切り替えた人がいるみたいなので、ワーホリに行ける年齢をすぎた人でもチャンスがあるかも知れません。
僕は、そのラーメン屋さんに2回トライアルに行ってきたので、その感想をシェアしたいと思います。あくまで個人の感想なので気になる方は実際に求人に応募して面接とトライアルを受けてみることをオススメします。
ラーメン屋さんでの面接とトライアル
1回目は15時から店長に面接をしてもらいました。(僕はキッチンとか裏方で応募しました)
まず、お店の説明(調理道具の場所や食材置き場
)や着替える場所やキッチンで使うエプロンの場所の説明をしてもらいました。
ラーメン屋さんは、フレンチレストランとして使われていた場所を改装してラーメン屋さんとしてリノベーションしたみたいでした。
↑僕がトライアルに行ったベルリンのラーメン屋です。比較的 最近できた店でMixBでよく求人募集してます。
面接では、就労ビザについて教えてくれたり、もしサポートが必要なら就労ビザのサポートができるということを話してもらいました。
時給は求人に書いてあるようにドイツの最低時給12ユーロでした。(2023年時点で)
もし経験があれば少し時給を上げてくれるかもしれません。さらにキッチンで働いていても時給とチップがもらえるみたいです。
その代わり、キッチンでは調理とお客さんに料理を提供する役割もやらないといけないみたいでした。
トライアル1回目は、店長の対応も丁寧で同僚のスタッフで同じくドイツワーホリで来ていた日本人の男性の方も感じがよかったです。しかもその人はオーストラリアでもワーホリをしていたということで話しも意気投合しました。
さらに賄いが無料と言われて自由に作れるみたいでした。さらにご飯やカレーもありましたし、キムチも自由に休憩時間に食べても良いみたいでした。
朝の時間帯なら、店内にあるバーにあるエスプレッソマシンを使ってコーヒー入れたりラテ作ったりも無料みたいです。
短時間のシフトだと3時間働いて時給、チップの他に1食賄いがつくみたいで。
週40時間のフルタイムなどで長めに働くと2食(昼、夜)賄いが食べれるみたいです。
この時は、いくつか他の職場のトライアルもあったので働くかどうかは一旦保留にしたのですが、2週間後に2回目のトライアルを受けてみました。
(個人的には2回目のトライアルで、少し不満というかこの職場は違うな…と感じたのでそのラーメン屋さんでは働きませんでした。)
2回目もキッチンのトライアルでした。しかし、1回目と比べるとあまり働きたくないという印象でしたね。
まず、トライアルで働いてる時に、トライアルで2時間働いてるだけなのに、店長から「言われなくても気がついてやってもらわないと」と言われました。
時給も最低時給だし、店ごとに決まりごとやルールがあったりするし、大して教えてもらってないのに言われる前に気がついてやってと言ってくるあたりが無責任だなって思いました。わりとワーホリのジャパレスあるあるな気がします。
さらに1回目のトライアルの時にはいなかった、新人の日本人の女性スタッフがいたのですが、店長から、その人は初日から気がついてやってくれてるからと変に比べられたりしました。
たぶんオープン間もないし人もいないからかもしれないですが、そこらから従業員への扱い方とか、余裕のなさを感じました。
さらに、その新人の女の人も、僕が頑張って会話しようとしたら日本人独特のよそよそしい感じで話していてもなんだか壁があり打ち解けない感じで。それなのに「こうした方がいいですよ〜」と変に仕事の仕方をアドバイスしてきたり。入って間もないのに何か「自分は飲食経験者です」みたいな態度がちょっと僕としては引っかかりました。
さらにその人は店長に対しては、妙に愛想が良かったり、人によって態度を変えるのか、僕はあまり好きじゃないなって思いました。
僕の偏見かも知れませんが、そういう人って分からないことがあって聞いてもあまり助けてくれないだろうなと感じましたね。
店長が言っていた。「気がついてやってもらわないと」っていうのは、僕の今の仕事経験がないレベルでフルタイム希望なら、週6で6時間シフトにしてほしいと言われたんですよね。僕はなるべく週5で8時間とかの方がいいと言ったのもあって。
でも、店長いわく、僕の仕事レベルなら週6で安心して任せられる仕事の範囲なら大丈夫だけどって言われました。
あっちにある意味で妥協してもらう感じになったので、足元を見られてる感じがしました。さらに妥協したんだから言われなくても気がついてやってと足元を見られる状態で働くのも嫌でしたね。
ラーメン屋さんを共同で経営しているNさん(主にバーの担当) という方も、今日ちょっと話しましたが、やはり言われなくても察してみたいな感じを受けました。
トライアルが終わって「何か飲む?」と聞かれて飲み物いただいたんですが「何がありますか?」って聞いたら「そこにメニューあるから」っていうのが、ニュアンスや顔の表情からちょっと察して見たいなのを少し感じたり、会話の中でそのNさんから質問されて何か答えたら、そういうことを聞いてるんじゃなくてって言われたのもちょっとなって思ったりしました。なんだか話していると変に緊張するし、下手なことは言えないと感じたりしました。
あとから知ったのですが、そのラーメン屋さんで働いていた人の話ではそのNさんが実質の店長みたいな感じで店長よりも裁量が大きいみたいです。
シフトを作るのもNさんで、材料の仕入れ、発注、コップの置き場所からホールの仕組みなども管理しいて、逆に店長が何も知らない、または任せてある部分が大きいみたいです。
チップの分配もNさんの裁量で決まっている感じみたいです。
しかし、そのNさんも外の用事でいなかったり、店長が実質、副店長みたいなポジションでNさんの方が力関係が上だと聞くと、このお店大丈夫かな?と思いました。というのが店長が知らないのにNさんは知っているとなると全然情報共有もできてないし、そのグダグダ感もどうなんだろうと思いました。
さらにNさんは、喋り方は穏やかな感じなのですが、聞いた話だと少し口が悪いみたいで、そういう日本的なノリでも大丈夫な人なら、このラーメン屋さんで働いてみるのも良いのかなと思いました。
いろいろ話しましたが、少なくともフルタイムで働けてビザサポートもあるようなので、もし興味があれば一度トライアルして決めてみるのが良いんじゃないかなと思います。
追記
→最新情報によると、2024年3月時点では、そのNさんはこのラーメン屋では働いていないみたいです