とーしばブログ

こんにちは、とーしばブログのとしです。オーストラリア、ニュージーランド、カナダの3カ国でのワーホリの体験談、フィリピン、マレーシアでの留学経験。読書や勉強で得た知識や考えやニュージーランドでの投資についてブログで発信しています。

弁護士法人マーシャルアーツから電話がかかってきたらどうする?

こんにちは、とーしばブログのとしです。

今年に入ってから、弁護士法人マーシャルアーツというところから時々、電話がかかってきました。

毎月2回くらい『弁護士○○から 重要なお知らせがあります』 という留守電を残していきます。

弁護士法人マーシャルアーツ]というネーミングセンスがいかにも怪しいので、最初は無視していました。

ところが、あまりにしつこいので対処法をネットで調べたのですが、ネットで調べても対処法についての情報がほとんど出てきません。出てくる情報といえば、同業者のような弁護士法人のサイトばかりでした。

 

しかし、結局から言うと

弁護士法人マーシャルアーツから電話がかかってきても、借金をしたり、支払いの滞納をしていない、身に覚えがない場合は全く心配ないことが分かりました。

他の弁護士事務所から連絡があった場合も同じですね

 

消費者庁に相談した

僕の場合は、まず消費者庁に電話しました。消費者庁架空請求や詐欺、身に覚えのない不審な連絡、などに対応してくれます。 

『電話で身に覚えのない電話がマーシャルアーツというところからかかってくる』ということを消費者庁の職員さんに伝え、丁寧に対応してもらいました。

どうやら、職員さんに確認してもらったところ、弁護士法人マーシャルアーツがちゃんとした弁護士らしいので、全く身に覚えが無い場合は、直接電話をして借金の滞納が全く無いことを伝えれば大丈夫とのことでした。

 

 

マーシャルアーツに連絡

そして、マーシャルアーツに電話をして、相手側もあっさり対応してくれました。連絡する時は、電話をする時に要件と名前を伝えるとスムーズです。

借金をしたり、支払いの滞納をしていない、身に覚えがない場合は全く心配ないので弁護士事務所も、何の問題も無く対応してくれます。

 

僕も全く借金の滞納をしてない状態だったので、消費者庁の職員さんに言われたとおりに、電話で全く借金をしていない、人違いだと伝えました。

どうやら、僕が今使っている番号を前に持っていた人が借金をしていたみたいでした。

 

前の電話番号にマーシャルアーツが電話しているだけ

僕はYモバイルを使っているのですが、どうやら、この電話番号を以前に持っていた人が借金をしていて、その人の番号を今は僕が持っているので、その電話番号にマーシャルアーツが電話をしてきたみたいです。

格安Sim会社は、電話番号は使い回しをしているみたいなので、時々、このようなことが起こるようで注意が必要ですね。

 

 

 

 

クイーンズタウンで有名なハンバーガー屋さん【ニュージーランドワーホリ】

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こんにちは、とーしばブログのとしです。今回はクイーンズタウンに来たら一度は行くべき有名なハンバーガー屋さんについてです。

 

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ファーグバーガークイーンズタウンの中心部、Shotover Streetという大通りにあります。となりにはベーカリーもあります。

海外では珍しくいつも長蛇の列が並んでいます。行列を見ると並ぶのがイヤになりますが、意外と回転率が早いので行列の割には並んで待つ時間が少なかったですね。

それでも20分〜30分くらいはかかります。でも日本のように何時間も並んで待つようなことはありません。

 

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店内はいつも人でごった返してます。注文を済ませると、番号が書かれた紙を受け取り、このように自分の番号が表示されるまで待ちます。

 

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値段はちょっと高めですが、味はたしかに行列ができるだけあって、バンズはサクサク、お肉がジューシーで炭火焼きのような味がして他では味わえないような味でした。

しかし、マクドナルドやバーガーキングとは違いハンバーガーの値段は14ドル〜$17ほどとお高めです。ポテトを付けたセットだとさらに高いです。ちなみにニュージーランドチップは払わなくて大丈夫です。

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ネットで調べてみると、どうやら世界で三番目に美味しいハンバーガーと書かれています。ホテルで働いてる頃もゲストの部屋でこのハンバーガーの包み紙をよく見かけました。

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ハンバーガーは店内でも食べれますし、クイーンズタウンの美しい景色を鑑賞しながら食べるのがオススメです。天気のいい日に雪を被った美しい山々や遠くにはクイーンズタウンの蒸気船が湖に浮かぶ光景を眺めながら食べるファーグバーガーは格別です。

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以上、一度は訪れてみるべき、クイーンズタウンで有名なファーグバーガーのレビューでした。

中国の廃墟ホテルで酷い目に遭った体験談/中国系の航空会社を使う時に気をつけること

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こんにちは、とーしばブログのとしです。今回は日本からニュージーランドに行く時に中国のトランジットで酷い目に遭ったエピソードです。

 

海外に行く時に中国系の航空機を利用することがあると思います。Skyscannerなどで格安航空券を探すとわりと中国系の航空会社が出てくるんですね。

 

例えば、日本から中国を経由してオーストラリアニュージーランドに行けば1万、2万くらい安い便が割とあります。中国系の航空機は安く行くのにオススメなのですが、、

⇒注意して欲しいのが、中国でトランジットのために一泊しないといけないパターンです。

今回はここを解説します。

 

中国系の航空会社を使うときはここに注意

 

僕としては、安くても中国で一泊するトランジットが必要な航空券はあまりオススメしません。使うとしても24時間開いてる空港やあらかじめホテルを予約しておきましょう。中国ではGoogleなどのネットは使えません。

 

過去に中国南方航空で無料で豪華ホテルに泊まれたことがあったので、それを期待してなんの準備もせずに中国系の航空会社はホテルを手配してくれると勝手に思ってましたが、青島ではタクシーとホテルの中国人に思っ切りぼられました。

 

自分が中国語がわからないのとホテルの相場が分かってないのもあり、廃墟みたいなホテルで一泊、6千円くらい取られ、タクシーにもぼられました。

トランジットで1日過ごすために廃墟のようなホテルに泊まることになったのですが、精神的にかなりキツかったです。部屋は古いカラオケボックスみたいな臭いがしました。
あまりにキツかったのでー窓を開けたのですが、さらにホコリだらけ、塵だらけでひどかったです。
やっぱり、海外では無知だったら 、ぼられるなって改めて感じました。

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このように床は汚いし 、シャワーもトイレとシャワーが一緒の感じがムリでした。 ニュージーランドのホテルでハウスキーピングをやってただけに、このクオリティの酷さはすぐ分かります。どこかの発展途上国の格安のホテルの方がまだマシというレベル。

ホテルの値段は300元(5千円)くらいで、クオリティからしたら一泊200円か300円くらいで泊まれそうです。

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少し前に、とある中国のホテルがトイレブラシでコップを洗っていたというニュースもあったので、アメニティも使わなかったです。


www.youtube.com

けっこう前ですが、当時はニュージーランドのホテルで働いているときにこのニュースを見て、さすがにこれはやりすぎというか、ヤバすぎるなと思いました。なので中国のホテルのアメニティは使いたくないなと思いましたね。

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このように壁が剥がれてたり、トイレとシャワーか雑に一緒になっています。1日いるのもきつかったですね。

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フィリピンやマレーシアですら、5000円、6000円くらい払ったら、もっと良いホテルに泊まれたのにって悔しい思いをしました。

 

青島の空港で1日トランジット

僕が日本からニュージーランドに行くときに利用したのは青島の空港でした。後から24時間空いてないって知ったのですが、さすがにもう青島は使いたくないですね。

 

南京の空港は24時間空いてたらしいから、そっちを使えばよかったと後から思いました。無知な自分が悪かったのですが、青島ももう行きたくないですね。

ここまで酷いホテルで5千円とタクシーは2千円ぼられたので、合わせて7千円くらいでした。 

しかも、ニュージーランドの時もそうですが、中国の人は英語がほとんど通じず意思疎通にも苦労しました。Googleも使えないので不便でしたね

金持ち父さん貧乏父さんに感じた違和感/ 『金持ち父さんがますます金持ちになる理由』のエピソードがヤバい

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こんにちは、とーしばブログのとしです。

先日、『金持ち父さん貧乏父さん』の著者、ロバート・キヨサキが書いた『金持ち父さんの金持ちがますます金持ちになる理由』を読んでいました。

投資に興味を持った人なら『金持ち父さん貧乏父さん』を一度は読んだことがあるのではないでしょうか? しかし、僕はこの『金持ちがますます金持ちになる理由』を読んでいくつか疑問を持ちました。

  

その理由は、、

  • リーマンショック前に住宅バブルで不動産投資に成功したエピソードが出ていること
  • 小さく書かれた本の注意書き
  • 投資ファンドに否定的な意見を述べていること
  • 投資は分散ではなく、集中投資を勧めていること
  • メリット、デメリットを詳しく語っておらず、一方に偏った意見が目立つ

などです。

 

他にもアムウェイなどのマルチ商法にも悪用されている本としても注意が必要です。ロバート・キヨサキ自身も『21世紀のビジネス』という本でマルチ商法を勧めています。 さらにキャッシュフローゲームという高額なボードゲームアムウェイ御用達です。

 

クレジットカードで不動産を買ったエピソードがヤバい

 

僕が一番ヤバいと思ったのが[クレジットカードで不動産を買ったエピソード]です。具体的には、クレジットカードで借金して、値段が上がったら売却して不動産ブームでお金持ちになったという成功体験談です。

裏を返せば、不動産を買うためにクレジットカードで借金するというかなり危なっかしい話です。しかも、この内容が書かれた年が2005年頃。ちょうど、リーマンショックの3年前です。

 

この手の方法で利益を出すには、クレジットカードなどで借金をして不動産を買い、不動産価格が上がれば差額分が利益になります。

 

しかし、クレジットカードで不動産(住宅)を買うということは、時間が経つ分だけ借金の額が増えます。そして下手に金利が高い支払い方法家のような大きな買い物をするのに向いていません。

 

明らかに短期で売って儲けるという手法であり、土地や住宅の価格がどんどん上昇するようなバブル状態でないと使えない方法です。バブルで価格が上昇すればいいですが、暴落すれば莫大な借金しか残らないという、明らかに危ない賭けです。
 

著書『金持ち父さんの金持ちがますますお金持ちになる理由』では

1995年から2005年の間に低金利を活用して借金をし、不動産投資をしていた人は史上最大の不動産ブームで大金持ちになった。富を増やすための借金の使い方を心得ていることが。お金持ちがますますお金持ちになる理由の一つだ

と述べています。

借金についても、「借金するのが問題なのではない。借金で何を買うかに予定って問題が起こることもあると言うことだ」 とありますが、借金して不動産や株を買うリスクについては述べられていません。

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しかし、2008年のリーマンショックの時に、不動産投資をしていて奈落の底に転落したアメリカ人は少なからずいたでしょう。不動産バブルの崩壊で酷い目に遭ったアメリカ人の顔が目に浮かびます。

 

しかし、著者もこの本の内容を間に受けて、リーマンショックで酷い目にあった人の責任は取らないでしょう。せいぜい『勉強不足だ』とか『自己責任だ』と言われるのがオチです。

それを裏付けるように小さい文字で注意書きが書かれています。

 

小さく書かれた注意書き

 

ここで注意してほしいのが、ロバート・キヨサキと出版社自身がこの本の内容に一切の責任を持たないことを言及しているところです。

 

以下、注意書き

著者及び出版元は、法律、ファイナンスその他の分野に関する専門的アドバイスを与えることを保証するものでは無い。

法律や実務は国によって異なることが多いので、もし、法律その他の専門分野で助けが必要な場合は、その分野の専門家からのサービスの提供を受けていただきたい。

著者及び出版本は、この本の内容の使用、適用によって生じた、いかなる結果に対する責任も負うものではない。

 

⇒つまり、【この本を参考にして投資で被害を受けても保証しませんよ】とわざわざ小さい文字で書いているんですね。

 

 

要は、この本に感化されて、投資、投機の危ないつり橋を渡って、奈落の底に転落しても、著者と出版社は何も保証してくれないということです。 

 

・専門的アドバイスは保証しない

そして、【法律、ファイナンスその他の分野に関する専門的アドバイスを与えることを保証するものでは無い】と述べています。しかし、強気な発言をする割には、訴えられないように、ちゃんと逃げ道も作ってある辺りが、いろいろ矛盾してますよね?

 

投資ファンドに否定的な意見

 

そして他にもこの本で違和感を持ったのが、投資ファンドに対する否定的な意見です。

僕は!長期投資のためにニュージーランド投資ファンドで投資をしていますが、ロバートキヨサキ氏は投資ファンドに対して否定的です。

 

もちろん、アメリカの投資ファンドについて書かれているので、状況が違うからだとも思います。

 

しかし、著者は酷い言い方で、『投資委託(投資ファンド)は負け犬のためのもの』とまで言い切っています。

 

この本では始終投資ファンドについて否定的な意見を見かけます。「投資ファンドはお粗末だ」とも言っています。

しかし、本来、投資ファンドとは【投資のプロ】が経験をもとに確実にリターンを出せるように株の銘柄を管理しています。

 

⇒その見返りとして、投資のプロに何%かの手数料を払うわけですから、本来ならWin Winのはずです。

 

 

そして、本の冒頭部分で、とある番組が投資のことを取り上げて、IT株を中心にした投資ファンドを紹介しています。

 

著者はこのIT系投資ファンド、特に投資ファンドに否定的だったのですが、今の時代から考えたらITに投資するというのは、もはや常識です。逆に著者が勧めていた不動産投資はリーマンショックで大暴落しています。

 

そして、この本では投資ファンドに対して、手数料を払わないといけないことや、手数料を払うことで投資のパフォーマンスが落ちるなどと書いてますが、投資の利回りが高くてもリスクが高くなるデメリットについて十分な説明をしていません。

 

あのウォーレンバフェットですら、投資利回りは10%くらいだと言っているので、投資利回り20%、30%はかなり危ない賭けです。

この本は、最初に投資ファンドなどを否定して、あとから著者がオススメする投資のやり方に誘導するような内容になっています。しかし、本の内容に責任は一切取らないと述べています。この点もいろいろ怪しいなと思いました。

 

投資は分散ではなく、集中投資を勧めている

この著者は分散投資ではなく、集中投資を勧めています。

ここで注意してほしいのが、

分散投資→消極的投資(素人の投資)

集中投資→積極的投資(プロの投資)

 

という分け方をしており、積極的投資家として、集中投資を勧めています。ここでも双方のメリットとデメリットを詳しく説明していません。

なぜ、分散投資をすると素人なのかが謎です。この辺のお粗末な説明の仕方も怪しいです。

 

以外、引用文

本当に問うべき事は、あなたはプロの投資家になりたいのか、それとも素人のままでいいと思っているのかと言うことだ。もし、素人、つまり消極的な投資家でいいと思っているなら、もちろん分散投資をすべきだろう。分散投資をすれば、「すべての卵を1つのカゴに入れる」事は避けられる。2000年にITバブルが弾けたときのように1つの産業が不信に陥っても、ポートフォリオに及ぶ影響は限られる。

 

しかし、もしあなたがプロの投資家になると心に決めているなら、集中して取り組み、時間をかけて学ばなければならない。

と述べています。 

 

しかし、大多数の人は、専業のトレーダーや金融機関で投資家として働くのではなく、別に本業があり自分の給料の一部を投資に充てていると思います。

金融機関で働いて投資をやるならまだしも、一般の人には分散投資投資信託の方がどう考えても向いてると思います。

 

この消極的な投資家という言い方が疑問です。そして、集中投資を勧めている割には、一つの株だけに投資して受ける危険性について詳しく語っておらず、一方だけを称賛するような言い方にも違和感しかありません。

 

もし、この本の内容に従って、リーマンショックの時に不動産だけに全てのお金を投資していたらと考えると、いかに危ないことを言っているかが分かります。

 

金持ち父さんは不動産投資がメイン

 

金持ち父さん貧乏父さんに始まり、この本の中でロバートキヨサキ氏がメインで扱っているのが、不動産投資です。

不動産投資(不動産経営)を不労所得だと言ってますが、実は不動産は不労所得ではありません。

 

不動産は費用がかかりますし、管理が必要で、管理費や維持費、修繕費、購入費、住人の入居管理や手続き、トラブル解決など、やることも多いので、[楽して何もせずに不労所得を得る]というイメージとは違います。 

この本を読んで

不動産= 不労所得という間違ったイメージを持つ人も多いのでは?と思いました。

 

このように、著者の怪しい投資の知識のオンパレードなので、[金持ち父さん貧乏父さん]が有名なわりには、この著者の言うことに、そもそも信憑性があるのか疑問ですね。

 

最後に

そもそも、上がり下がりを予想して、あれこれ言ってる投資本や投資のトレンドについて語る本自体が当てにならないです。

 

著者もIT系投資ファンドより不動産だと言っておきながら、2008年のリーマンショックでは不動産が大暴落して、その後、IT系はアップルやGoogleに代表されるようなIT系株が大幅に伸びました。

 

不動産を【不労所得】だと言ったり、投資ファンドは【負け犬】だと言ったり、集中投資を【積極的投資家】だと謎理論を言ったり、クレジットカードで不動産を買うエピソードが出てきたり、いろいろ破綻している部分が目立ちます。

このように、この本の内容は、なんの先入観も無しに、鵜呑みにすると酷い目に遭いそうなことが、ところどころ出てきます。

 

そして、著者自身が、この本の内容に責任を取らないと小さい文字で書いているので、この本の内容については言うまでも無いでしょう。

日本軍占領下のマレーシア・シンガポールの歴史 /マレーシア・シンガポール留学、移住で知っておきたいこと②

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こんにちは、とーしばブログのとしです。今回も前回と引き続き、日本軍占領下のマレーシア・シンガポールの歴史についてです。

マレーシアやシンガポールに留学、または仕事をする上で知っておきたいのが、日本軍がかつてマレーシアやシンガポールなどアジアの国々を占領して植民地化していた歴史です。

 

アジア系の人がよく言うのが、「日本人がアジアを占領して植民地化していたことを知らない」ということです。

今回は、さらに詳しく日本軍占領下のマレーシアとシンガポールの様子を見ていきたいと思います。

 

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オーストラリアもシンガポール要塞の戦いに深く関係しているので気になる方はぜひチェックしてみてください。

toshihsto145.hatenablog.com

 

今回の記事を書くにあたってこの2冊の本を参考にしています。気になる方はぜひ読んでみてください。

 

 

 

マレーシアとシンガポールで行われた華僑の大粛正 

日本軍は当時、中国と国民党軍を相手に戦争をしていました。その国民党軍を後方で支援していたのが、マレーシアやシンガポールにいる中華系の人達でした。マレーシアとシンガポールが陥落した後、日本軍は中国を支援している華僑の粛正を始めました。

 

日本軍は中国の国民党を支援した人だけでなく、全く関係ない一般のマレーシア人やシンガポール人も数多く処刑しました。

最も被害が大きかったのが、シンガポール陥落後の1942年2月18日 から1942年3月4日にかけて行われた中華系シンガポール人の虐殺です。

現地の人々は、日本軍による華僑大虐殺をSook Ching (スッチン)と言い恐れていました。

 

この華僑の大虐殺は計3回行われ5万人もの人が犠牲になりました。華僑だけでなく、中にはマレー系やインド系の人達も含まれていたと言います。

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↑ここは、Sook Ching Inspection Center と呼ばれるシンガポールにある大検証検問所の跡地です。

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Googleマップで確認するとマーライオンやマリーナベイサンズがある中心街に位置しています。かつて、この場所に集められたシンガポール人の多くが日本軍の手により虐殺されました。

 

マレーシアの村でも同様に罪の無いマレーシア人の人達が敵性華僑とされて、老若男女関係なくジャングルに連行されて殺されました。当時、日本軍は抗日軍の弾圧のため現地の人を殺害したと主張していますが、無実の人もたくさん含まれていました。

 

日本軍の大検証を生き延びたリー・クアンユー

日本軍によるシンガポールでの虐殺を生き延びたのが、シンガポール初代首相リー・クアンユーです。

リー・クアンユーは他のシンガポール人やマレーシア人と同様に、当初は日本人はアジアを解放すると信じていました。しかし日本軍の横暴さや残虐性を見て、すぐに日本人は侵略者だったことを理解して失望したと回顧録で語っています。

 

同じアジア人として我々は日本人に幻滅した。日本人は日本より文明が低く民族的に劣ると見なしているアジア人と一緒に思われる事を嫌ったのである。日本人は天照大神の子孫で選ばれた民族であり遅れた中国人やインド人、マレー人と自分は違うと考えたのである。

リー・クアンユー回顧録より抜粋】

 

このように占領下では、日本軍は大和民族こそが優れた民族であるというイデオロギーを広めるために、天皇の肖像を崇めることを強要したり、シンガポールにあった昭南神社参拝を強制したり、日本語を話すことを強制したり、軍人に礼をしない人を殴ったり、日本軍に反抗する人や疑わしい人を拷問、処刑したりしました。

そして大東亜共栄圏という日本人をトップにした世界を作る思想を広めようとしました。

かつてナチスドイツもヨーロッパでアーリア人(純粋なドイツ人)こそが優れた民族だとして、ナチスに抵抗した人や劣等人種とみなされたユダヤ人、スラブ人を虐殺したことと似ています。

 

アレクサンドラ病院の悲劇

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シンガポールを占領した日本軍は傷病者が収容されているアレクサンドラ病院を襲撃しました。日本軍は病院にいる負傷したイギリス兵を始め、働いていた看護師や医師、手術をしている患者の全員を病院の中庭で200名を殺害しました。

アレクサンドラ病院は今でも病院として使われていますが、こんな恐ろしい歴史があります。

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↑マリーナベイサンズがある中心部エリアの少し離れた場所にアレクサンドラ病院があります。

 

虐殺の最初の舞台となったチャンギビーチ

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日本軍による華僑虐殺の最初の舞台になったのがシンガポール・チャンギ国際空港があるチャンギビーチです。

華僑虐殺で日本軍にトラックに乗せられて連れ去られたシンガポール人は、山の奥やビーチなどに連れ去られて銃剣や日本刀で虐殺されたりなど、マレーシアとシンガポール各地に虐殺された場所が数多くあります。

さらに日本軍は新兵に軍事訓練として、捕虜になったシンガポール人をやマレーシア人を使って銃剣で突き刺す訓練をしています。こうした突き刺し訓練は中国の各地でも行われていたみたいです。

そして、日本軍により日本刀で斬られた華僑の首は、さらし首として抗日をさせないようにシンガポール市内でさらされていたと言います。

 

空の玄関窓口である国際空港があるチャンギビーチが、実は日本軍が虐殺を行った場所だと知ると日本人としては複雑な気持ちになります。

 

日本軍によるシンガポール空襲

日本軍はシンガポール侵攻作戦のためにシンガポールに空襲をしています。

イギリス軍だけでなく市民も攻撃の対象にしています。マレーシアに奇襲攻撃をした12月8日から空港が始まり、何度も空襲を行っています。シンガポール上陸作戦前になるとシンガポール市内への砲撃も激化します。

このシンガポール市民に対する無差別攻撃で多くの一般市民が犠牲になりました。

 

紙切れ同然の軍票、日本軍のバナナ紙幣

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日本軍はシンガポール、マレーシアを占領している時に紙幣の代わりに発行していたのが軍票です。 この軍票は当時、アジアの各国で日本軍が使っていました。しかし、実際にはタダ同然の紙切れで、現地民からはバナナ紙幣と揶揄されていました。英語ではBanana Note バナナノートと呼ばれています。どうやらシンガポールでは、お土産でバナナ紙幣が売られているみたいです。

 

そして、戦後、紙切れ同然の日本軍が発行したバナナ紙幣はマレーシアとシンガポールの経済に大きな傷跡を残します。

しかも日本政府は曖昧な対応をするばかりで、マレーシア、シンガポール市民に対して保証をしていません。

 

戦争の犠牲者を慰霊する血債の塔

シンガポールの中心部には血債の塔と呼ばれるシンガポール人虐殺の慰霊碑があります。この塔は戦後、シンガポール国民の寄付金によって建てられました。

大検証を始め多くの人達が犠牲になったことを忘れないために毎年2月15日に追悼式が行われます。 日本軍がマレーシアとシンガポールを奇襲攻撃して始まった太平洋戦争、真珠湾攻撃より早く始まりました。

それを忘れないための慰霊碑はシンガポールを訪れた時にぜひ立ち寄りたい場所です。

 

リー・クアンユーの日本への批判

首相となったリー・クアンユーは池田元首相と対談した時に日本政府に対してこのような指摘をしています。

「ドイツが戦後、戦争の責任に向き合っているのに対して、日本政府は戦争責任について曖昧な態度を取り続けている。」と述べています。

確かに日本で靖国参拝はニュースでたびたび見かけますが、日本の首相がアジア人が犠牲になったことを詫びるということを発表したニュースはほとんど見かけません。

 

それは学校で習う歴史の授業からも現れています。ドイツではナチスの残虐行為や戦争犯罪について学校で習うのですが。日本の学校での授業でアジア諸国の人が犠牲になったことを学ぶ機会も少ないのが現状です。

 

日本が始めた戦争で中国を始めアジア人だけでも2000万人以上もの人達が犠牲になっているにも関わらず、こうした教育面やニュースで見る日本の首相の態度から日本は未だにアジアに対する責任を認めていないことが分かります。

 

「We can forgive But we should never forget」 許そう、しかし、忘れない

 

そして、戦後、リー・クアンユーが語った言葉に

「We can forgive But we should never forget 許そう、しかし、忘れない。」という有名な言葉があります。シンガポール史上、最も暗黒だった時代が終わり、戦後の復興のためにリー・クアンユーシンガポール国民にそう語りかけますが、国民と彼自身の心には深い傷が残されていたのではないかと思います。

 

だからこそ、僕たち日本人の若い世代が戦争を忘れてしまったら、また悲劇が繰り返されます。だからこそ自分達世代の日本人も戦争の悲劇について真摯に向き合うことが、平和につながると思います。

 

日本軍占領下のマレーシア・シンガポールの歴史 /マレーシア・シンガポール留学、移住で知っておきたいこと①

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こんにちは、とーしばブログのとしです。今回はマレーシア・シンガポール留学、移住で知っておきたい日本軍占領下のマレーシア・シンガポールの歴史についてです。

英語が安く学べるということもあって、フィリピン留学をはじめ、マレーシアやシンガポールで英語留学をする人が増えてきています。さらにシンガポールでは英語と中国語の両方が学べるとあって注目されています。僕も過去にマレーシアのクアラルンプールに3ヶ月間、英語留学に行ってました。

 

日本に働きに来たり、観光に来るアジア諸国の人も年々増加しているので知っていて損はないと思います。

 

toshihsto145.hatenablog.com

 

なにより、様々な場面で留学やワーホリに行くとアジア系の若い人達と知り合ったり英語で話す機会があります。

 

そしてアジア系の友達がいつも口を揃えて言うのが、日本がアジアの国々を植民地支配していた歴史を日本人の多くが知らないということです。

 

実際に日本の大半の学校は、日本がアジアを植民地化していた歴史について、ほとんど教えません。僕も本当に最近まで日本軍占領下のアジアの歴史について全く知りませんでした。

海外にいると視野が広くなるということをブログ内でもよく言いますが、こういう自分が無知だったということを体験する機会も多くあります。

 

 

しかも、日本の戦争の歴史は前回も取り上げたように、日本すごい系や愛国系コンテンツの影響で、日本がアジアを侵略していたことや無実の人々を虐殺をしていたことを否定する人が増えています。

toshihsto145.hatenablog.com

 

toshihsto145.hatenablog.com

 

そこで最近、図書館で借りて読んだ本でマレーシアやシンガポールの歴史について知る機会がありました。ワーホリや留学、海外移住など、そこでいろいろな国の人々と知り合った時にぜひ役立てて欲しい知識です。 

 

そして残念ながら、日本では日本軍占領下のアジアの歴史は、かなりマイナーで認識が曖昧な歴史の分野です。

本の学校で教えたり、映画やドラマやテレビ番組で扱うテーマといえば、広島、長崎の原子爆弾や特攻隊、沖縄戦や本土空襲などです。

これらの本は日本史で、ほとんど扱われない太平洋戦争でのマレーシアとシンガポールの日本軍占領時代の歴史について書かれています。マレーシアやシンガポールに行く機会がある人には一読をオススメします。

 

太平洋戦争はマレーシアのコタバルから始まった?

日本人の多くは真珠湾から太平洋戦争が始まったと学校で教わるのですが、マレーシアのコタバルから太平洋戦争は始まりました。

これが日本は真珠湾攻撃アメリカと戦争をしたという歴史感が意図的に作られたということを示しています。

 

その証拠に、太平洋戦争開戦のラジオ放送のアナウンスで注目して欲しいのが、西太平洋という部分です。これが実はマレーシアにいるイギリス軍を攻撃したということを指しています。もしも太平洋戦争が真珠湾から始まったなら東太平洋となるはずですよね?

 

12月8日(アメリカでは12月7日)から始まった太平洋戦争、真珠湾攻撃だけでなく、マレーシア、香港も奇襲攻撃されたのにも関わらず、日本人の多くは真珠湾から太平洋戦争が始まったと思っています。

 

以下、太平洋戦争開戦放送 


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臨時ニュースを申し上げます。臨時ニュースを申し上げます。大本営陸海軍部、十二月八日午前六時発表。帝国陸海軍は本八日未明、西太平洋においてアメリカ、イギリス軍と戦闘状態に入れり。

この西太平洋という部分に注目してください。真珠湾は日本から見ると東のはず

 

マレー半島に侵攻した日本軍

日本軍は真珠湾攻撃より3時間も前にマレー半島、コタバルから奇襲攻撃を開始します。

イギリス・オーストラリア連合軍と現地の義勇軍の激しい抵抗に遭いながらも、日本軍は破竹の勢いでシンガポールに上陸します。

 

さらにクアンタン沖にいたイギリス海軍の戦艦プリンス・オブ・ウェールズとレパルスが日本軍の空襲により撃沈します。

 

日本軍はわずか2ヶ月ほどでイギリス軍の一大拠点シンガポールを陥落させます。難攻不落のイギリス軍の要塞と呼ばれたシンガポールですが、マレー半島から上陸してきた日本軍の奇襲攻撃であえなく降伏しました。

 

イギリス軍は旧フォード工場で降伏文書にサインをします。これが有名な山下将軍の「降伏するのか?イエスかノーか?」の問答です。

 

日本軍はマレーシア、シンガポール陥落後、中華系への粛清を決定。各師団にシンガポール区画にいる中華系住民の逮捕と処刑を命令します。華僑登記証という記録を作るという名目で、ジャラン・ブサール、タンジュン・パーガーなど、市内数カ所にシンガポール住民を集めました。 そして【敵性華僑】と断定された人々は日本軍に連れ去られて処刑されました。これが[大検証]と呼ばれる日本軍によるシンガポール人大虐殺です。 

 

マレーシア・シンガポール留学で知っておきたい歴史

日本軍から一方的に攻撃を受けたマレーシアとシンガポール。日本軍は手始めに一般市民が住むシンガポールを攻撃目標として爆撃しています。シンガポールにはイギリス軍の他にも多くの市民が避難していました。第二次世界大戦でドイツ軍がヨーロッパで無差別爆撃を行ったように、日本軍も無抵抗のシンガポール市民に大規模な爆撃を行っています。

 

さらに日中戦争に協力したと疑われて、全く戦争に関係ない中華系の人達も日本軍に容赦なく捕らえられ連行されて殺されています。

 

日本軍が通る村はことごとく焼き払われたり掠奪されたり、無抵抗の市民が多く虐殺されました。マレーシアとシンガポールの村や都市では日本軍による組織的な敵性華僑とみなされた人達が犠牲され村という村は焼き払われています。

マレーシア、シンガポールでは、虐殺された人達の慰霊碑が確認されるだけでも50箇所以上あります。

 

【死の鉄道】と呼ばれた泰緬鉄道(たいめんてつどう)

イギリス軍がシンガポールで日本軍に敗北すると、現地に住む人達や降伏したイギリス軍、オーストラ

リア軍、イギリス植民地軍のインド人は、強制労働のためにタイの鉄道建設に送られ、過酷な強制労働に加えて伝染病や栄養失調でその多くが亡くなりました。 

 

捕虜が休む場所も粗末な小屋で熱帯の伝染病が蔓延していたと言います。さらに過酷な労働と伝染病に加えて、食事はわずかしか与えられなかったために餓死者が大勢いたそうです。

 

インド侵攻作戦のために建設されたタイ鉄道の建設は、あまりに過酷な強制労働だったために別名[死の鉄道]と呼ばれています。映画【戦場にかける橋】として映画化されていますが、現実はもっと過酷で残酷な仕打ちを受けていたことが分かります。

 

 

シンガポール昭南島(しょうなんとう)という名前だった

シンガポールは日本軍占領下では昭南島(しょうなんとう)という名前で呼ばれていました。その昭南島(シンガポール)で行われていたのが、中華系シンガポール人の虐殺です。

 

他にも、日本では韓国での慰安婦問題が取り上げられていますが、シンガポールでも、かつて日本軍がシンガポール人女性を拉致して強制的に慰安婦として働かせていました。

 

日本軍がマレーシアとシンガポールを占領した後、各地で若い女性が日本軍の性的な暴行を受けたり、レイプされたり、女性が抵抗すると子供を銃剣で殺されたり、マレーシアとシンガポールの街や村はかなり悲惨な状態だったらしいです。

しかも、これはマレーシアやシンガポールだけでなく、日本軍が占領していたアジアの各地で同じようなことが行われています。

そういえば、フィリピン留学に行った時も似たような話を語学学校の先生と話したことがありました。

 

別の回でさらに詳しく話ますが、こういう日本の影の歴史を多くの若い世代が知らないのは、海外で仕事をしたり留学したり、いろいろな国の人と友達になり、そして話をする上で問題になってきます。

こういう悲惨な歴史を繰り返さないためにも、若い世代の人が知って欲しい歴史です。

 

オーストラリアワーホリの6ヶ月ルールについて/ 6ヶ月で仕事を辞めないといけないのか?

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こんにちは、とーしばブログのとしです。

2016年シドニー郊外にあるPrimo で働いた頃、就労期間がもうすぐ6カ月になるかという頃に悩んだことがありました。

オーストラリアワーホリのルールでは一部例外があるものの、一つの職場で働ける期間が6ヶ月未満でなければいけません。

どうしても街を変えたり職種を変えたりするのが面倒なので、このルールで悩んだ人は多いと思います。

 

もし勤めれるのなら、わざわざ仕事探さなくていいんですが、僕自身、仕事を変えないといけないか悩んでいました。

 

とりわけPrimoでの仕事は待遇も時給も良かっただけに6ヶ月で辞めないといけないワーホリのルールには悩みましたね。そしてビザの残りが少なくなると新たに仕事を探しにくくなるという理由もありました。

toshihsto145.hatenablog.com

 

一つの職場で6ヶ月以上働けるエリア

現在はオーストラリア北部では6ヶ月以上働けるみたいです。僕が働いていたシドニーでは、相変わらず6ヶ月ルールが適応しています。

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6ヶ月以上働けるエリアとして

があります。

しかし、地図を見てみると、同じクイーンズランドでもブリスベンは範囲に入っていませんし、ウエストオーストラリアでもパースも範囲外なので注意が必要です。
他にもファームやマイニングでも6ヶ月以上働けるみたいですね。

 

結局どうしたのか?【僕の場合】

 

僕の場合は10ヶ月ほどPrimoで務めることにしました。仕事を辞めた理由はスーパーバイザーから突然、仕事は「今日まで」と言われ解雇通知を受けたからです。

僕自身、6ヶ月過ぎてから働いていることが見つからないか内心不安でしたが、タックスリターンも問題なくできました。

 

しかし僕はシドニーのファクトリーで1年近く働くことはできましたが、6ヶ月以上働くか?という判断は個々の責任でしてください。

もし6ヶ月以上ワーホリビザで働いているのが、移民局に見つかると下手したらオーストラリアから締め出されたりという話も聞きます。

タックスリターンの記録も残っているので、それにワークビザや永住権を申請する時にも影響があるかもしれません。