バンクーバーに2週間滞在してみた感想
こんにちは、とーしばブログのとしです。ワーホリでカナダに来て最初にバンクーバーのダウンタウンに2週間くらい滞在しました。
よくネット上の情報では、バンクーバーは住みやすい街だと言われていますが、本当のところどうかなと感じました。僕としてはバンクーバーは観光にはいいかもしれませんが、ずっと住みたいか?と言われたら、あまり住みたいとは思いませんでした。
しかし、実際に行くことで分かることが多いですし、人によってはバンクーバーは過ごしやすいし、そこまで危なくないと思う人もいるので、かなり人によると思います。
そこで 今回は僕の経験から、バンクーバーに滞在する上で気になった点をあげてみます。
バンクーバーは治安が良いのか?
まず、バンクーバーに滞在して目にしたのは、浮浪者や明らかに貧しい身なりをした老人がいたり、変なことを言ってる人がいたりする光景でした。
とくにガスタウンには、貧しい人が住むようなボロボロのアパートもありました。そして街を歩いていると、しょっちゅうマリファナの匂いがしましたし、日本とは違いマリファナを売っている店を普通に見かけます。
ダウンタウンにいて盗難や窃盗にあったりするほど危険ではありませんが、明らかに貧富の差が激しいエリアもあります。
とくにガスタウンあたりは、貧困エリアみたいで、夜中にバスでヘイスティングあたりを通ったらホームレスか浮浪者みたいな人が大勢いました。
バスの中から眺めてただけなんで良かったですが、あの時間にヘイスティングを歩くのは危ないです。
言い方は悪いですが、まるでサファリパークで安全な車から、トラやライオンなどの猛獣を見るような好奇心と怖さがありました。
ヘイスティングストリートにもバス停があるのですが、乗ってきた人が、明らかにオカマというか、ガタイのいい背の高い2人組の男の人が女装していて妙にテンションが高かったです。
他にも、夜の11時くらいにホステルの近くのピザ屋さんでピザを食べていたら なんだかガラの悪いような人が何人か入ってきて、その中の一人にジロジロ見られてニヤニヤしながら、 からかわれました。 さすがにやばいなと思い、彼らと関わらないよう急いで早く出ました。
このように、もしバンクーバーに長く住んでいたら、かなり高い確率で嫌なことに遭遇するんじゃないかと思いました。
もちろん、オーストラリアやニュージーランドでも嫌な目にはあったことがあります。しかし、1年のうち数えるほどでした。
一番酷かったのは、仕事から帰るときにクルマ越しに生卵を投げられたことです。それでも2年のオーストラリアワーホリで、それ1回だけでした。
しかし、バンクーバーは明らかにその確率が高いように思います。
2週間いただけなのに、嫌だなって感じることがあり、なにかしらトラブルに巻き込まれる可能性も高いんじゃないかと思いました。
例えばバンクーバーにワーホリで1年住んでいたとして、仕事が終わって同じ道を毎日歩いてたら、どうしても変な人に遭遇して嫌な目にあう可能性も高くなります。
そして、仕事をしていると、どうしても仕事から帰るのが夕方だったり、夜遅くなったりします。金曜や土曜の夜に友達とバーに行って、酔っ払いに絡まれるとか変な人に出くわすこともあるかと思います。 このようにバンクーバーに住むのはちょっと不安だなと思いました。
都会には本当にいろんな人達が住んでいる
このように大都市にはいろんな達が住んでいるように感じます。
バンクーバーに滞在していると、貧富の差をリアルに感じました。そして、いろんな人がいるということは、必然的に嫌な目にあう可能性があるということです。
バンクーバーでのワーホリは一見キラキラしたイメージがありますが、少なくとも日本で生活するよりかは緊張感を持たないといけないと感じました。
もちろん、カナダ人は親切な人も多いです。英語が上手に話せなくても丁寧に答えてくれます。英語に関してはオーストラリアよりも、人々の接し方はおおらかだと感じます。
そして、街で10ドルか20ドルをホームレスに渡している親切な老婦人を見ました。このように本当にいろいろな人がいるなと感じます。
逆にピザ屋さんで会ったようなヤバい人もいます。他にも意味不明なことを言いながら、変な格好をした人など、、人は集団で生きているので、どうしても、さまざまな人達の影響を受けざるを得ないというか、やはり気分を害されることもあります。 一方では人の親切に助けられることもあります。
イェールタウンとガスタウンの格差
バンクーバーには、イェールタウンという富裕層エリアがあります。
イェールタウンには高層タワーマンションがあり、おしゃれで歴史的な建築物があったり、新しい高層ビルがあったり、オーガニックのスーパーマーケットがあったりします。そこでは品の良さそうな人や仕事の出来そうなビジネスマンが買い物していました。このエリアは、夜歩いてても比較的安全です。
この部屋に住んでる人は月どれくらい稼いでるんだろうか?とか、 ものすごいエリートビジネスマンが住んでるんだろうなと感じました。
一方でガスタウンエリアとグランビルストリートにはダンボールの家やボロボロのテントやビニールシートをテントがわりにしたようなところで寝ていたりする人を見ました。
路上で寝ている人はわりと見かけます。とりわけガスタウンやグランビルストリートの通りにはたくさんホームレスがいます。
大きめのレンチを引きずりながらゴミを漁って空き缶などを集めてる人もいました。大きな袋にゴミを集めて歩いている人も見ましたね。
バンクーバーでは、リッチな人は本当にリッチで高層タワーマンションに住み、高級ブランドを着て、貧しい人はダンボールやテントみたいなもので寝て、ボロボロの服を着ています。
バンクーバーに来てから、都会の現実というか闇みたいなものを感じました。
豊かな生活をできる人がいる一方で豊かさの犠牲になり、貧しい暮らしを強いられる人もいます。
このようにバンクーバーを始め、都市部はいろんな生活レベルのエリアがあります。きっとニューヨークやパリ、ロンドンなんかも似たような感じだと思います。
オーストラリアのほうが治安が良い
ワーホリで都会に滞在するなら、まだメルボルンやシドニーの方がいいと思います。
たしかにあそこにもホームレスはいます。 しかし、バンクーバーと違うのは座ってお金を恵んでくれるようにカップを持っているだけとか、正直まだマシな方だと思います。
僕の経験とかだと、シドニーの貧しいエリア レッドファーンとキングズクロスも、そこまで危ない目には遭いませんでした。
たしかに、オーストラリアでも嫌な目にはあいましたが、1年のうち数回だけでした。 むしろバンクーバーの方が嫌な目にあう回数は多いんじゃないかと思います。
リゾート地や経済的に豊かなエリアは治安がいい
僕の経験だと、ワーホリをするなら、なるべく治安の良さそうなリゾートエリアに住みたいと思います。
やはり、大都市よりも観光客が集まるリゾート地の方が治安が良いです。だいたい来る人はお金を持った観光客ですし、治安はそこまで不安はないでしょう。 あとはホテルやレストランで働いている人達などが住んでいるので、年間を通して仕事があります。
あとは、治安は一つの国単位というよりかは場所や地域によって変わります。どの国が安全だとか危険だとは言えません。
バンクーバーだとガスタウンとイェールタウンのように都会でも貧困エリアと裕福なエリアがあったりします。都会はこのように貧困エリアと裕福なエリアが入り混じっているので、なるべく危ないエリアには近ずかないように注意が必要です。
これはフィリピンに英語留学しているときに感じました。フィリピンでもセブやマニラは治安が良いエリアと悪いエリアにはっきりと分かれています。
あとはボホール島やカモテスなどリゾートア地は日本ほどでは無いですがわりと安全です。 僕が留学で行ったバギオもそこまで危なくありませんでした。
カナダのアルバータ州は治安がいいのでは?
これは予想ですが経済が豊かな場所は、治安が安定しているように思います。
カナダだと、オイル産業で潤ってるアルバータ州などは治安がいいのではないかと思います。 アルバータ州だと、やはりバンフやキャンモア、ジャスパーなどがいいと思います。
逆にカルガリーはひと気がない土日や夕方は危ないと聞きます。都会はある程度、用心するに越したことはないでしょう。