こんにちは、カナダワーホリでレイクルイーズの4つ星ホテルで働いてました。 とーしばブログのとしです。
今回は、ポストホテルで働いて感じたことについて書いていきたいと思います。
レイクルイーズにあるポストホテルについて
このホテルは四つ星ホテルで ルレ・エ・シャトー というフランスのホテルの協定に加盟してるホテルです。 ルレ・エ・シャトー のホテルは日本にもあります 。
【ルレ・エ・シャトーについて】
このホテルは、バンフのレイクルイーズの手前にあるレイクルイーズビレッジにあります。 周りは小さなスーパーがあったり お土産屋さんがあるくらいで、ほとんど周りに何もありません。
冬はわりと不便なロケーションです。
夏にはバスが運行してるので夏の方が行き来は便利です。
このポストホテルの見た目はロッジみたいな感じです。 周囲は山に囲まれていて周りの景色が綺麗で、ホテルの前には川が流れてます。夏はきれいなところですが、
冬は川が凍っていて、4月上旬くらいまで川らしいものが見えません。
*バンフよりもレイクルイーズの方が雪解けが遅いんで、4月くらいまで雪が残っていて寒いです。この時期にワーホリで来る人は防寒着を持ってきた方がいいです。
ハウスキーピングのメンバー
僕は今はハウスキーピングで働いてます。 仕事のメンバーは主に イギリス ニュージーランド オーストラリア アイルランド カナダなど 英語圏の人が多い印象です。 みんな親切で、すぐ打ち解けることができました。
オーストラリアでは、まずこの環境はあり得ません。ワーホリでネイティブと仕事をしたいならカナダはオススメです。
あと、1人日本人の女の人がいます。 別の部署にも何人か日本人が働いてます。 でもあまり他の部署の人は会わないです。その日本人の人にま、たまに会うくらいです。時々、会ったら話しをしたりしました。
ハウスキーピングの仕事内容
【仕事内容】
8:00〜4:30 までの通しのシフトと8:30〜2:30 そして7:00〜9:00の中抜けで夜にターンダウンをするシフトがあります。
8:00のシフトは朝からパブリックエリアのトイレの掃除を30分ほどやり、8:30のシフトはスタッフトイレやオフィス周りの掃除をやります。バキュームをしたり、男女トイレの掃除ですね。
トイレ掃除は男女どちらのトイレも掃除して、プールにあるトイレも同じように掃除して、プール用のタオルも使用済みと回収して新しいタオルを補充します。
9:00からルームをやるための紙を渡されて、ラッグス(ハウスキーピングの掃除で使う布切れ)とモッピングのモップの部分をカートに入れて、各階にエレベーターで移動します。
それから各階にあるハウスキーピングのトロリーにタオルやリネンなどをフィルアップして、仕事スタートです。
部屋ごとにクイーンベットだったり キングベットだったりするので、リネンをその数だけ持っていかないといけません。
ピローケースも柄がストライプとスクウェアがあるのでそれもベットごとに違います。
このホテルの仕事のやり方は?
このホテルは、格式高いホテルだけあって他のホテルよりも丁寧に仕事をする感じでした。一度、前のホテルでやっていたアニマルタオルをサービスとしてゲストにしたのですが、このホテル独自のルールがあるみたいで、スーパーバイザーから注意されました。
他に大変だったのは、毎回毎回 ベッドのリネンを変えないといけないことですね。
だいたいリネンは3日に一回くらいでロングステイゲストだけなんですが毎日リネンを変えます。 リネンチェンジは時間がけっこうかかるので、ちょっとめんどくさいです。
最初のうちは2人でやっていましたが、1人でやるときはわりと時間がかかります。 バスルームもタイル貼りでミラーやグラスほどじゃないですが、ウォーターマークが残ってないようにきれいに拭かないといけません。
バスルームは使われていたら、スポンジで掃除しないといけないので、このホテルは一部屋ごとにステイオーバーがチェックアウトルームくらい時間がかかりそうです。
もちろんこういったアメニティーも使われていたら補充したり交換していました。
日本では馴染みが薄いですが、バスソルトも中身が少なくなっていれば補充したりします。
今までのホテルでは リネンチェンジはロングステイだけだったので、このポストホテルはかなり丁寧にハウスキーピングをする印象でした。
ルームの拭き掃除もディープクリーニングかってくらい、丁寧にやるようにスーパーバイザーに言われました。
あとは、ベットの上にストーンが置いてある場合はリネンチェンジは必要ないってことみたいです。 ベットの横にある机にわりと大きめのストーンがあって、それがベットに置いてあったらラッキーです。
それとこのホテルは角にベットがある場合がたくさんあって、ベットメイクがめっちゃやりにくいです。 しかも毎回リネンチェンジでかなり大変です。
でも、ルーム数が基本的にあんまり多くないのと、わりと長期滞在で働いてる人や出戻りの人が何人かいるので働きやすいなと思いました。
ポストホテルのスタッフは親切な人がとにかく多かったです。ハウスキーピングのメンバーとも、すぐに仲良くなれました。
仕事のトレーニングをしてくれたアイルランドの女の子がかなりフレンドリーで親切に仕事を教えてくれました。 次の日にはパーティにまで誘ってくれました。 ネイティブととにかく話す機会は貴重なので、かなりありがたいです。仕事もわかりやすく教えてくれるので助かりました。
キャッスルマウンテンの時はトレーニングの教え方が雑だったので仕事を教えてくれる人は重要です。
そして、ポストホテルのメンバーにリムロックホテルの仕事について話したら、かなり驚かれました。このホテルは、ゆっくり丁寧に仕事をするらしいです。 今はシーズンオフで忙しくないから 余計でしょうね。
仕事中にコーヒーが飲み放題
各フロアにコーヒーが置いてあるので、アイルランドの女の子が言うには、仕事中 コーヒーを飲んでもいいらしいです。 コーヒーを飲みながら仕事ってのは以前いたホテルでは考えられないことです。 かなり忙しかったのでコーヒーなんて飲んでる余裕なかったですから、、
リムロックホテルでも ブレイクタイムの時はカフェテリアのコーヒーを飲んだりできましたが、仕事中に自由にコーヒーを取っていいのはこのホテルくらいかもしれません。
日本ではあり得ないですが、仕事中にコーヒーが無料で飲めるホテルはいくつかあります。
キャッスルマウンテン・シャレーで働いていた時も無料でコーヒーを飲んで仕事をしていました。
L'Occitaneロクシタンの石けんが無料でもらえる
このホテルでは、使用済みですがロクシタンの石けんを無料でもらえます。
使用済みで回収したやつだったら自由に何個でも、もらえるのでかなりお得です。もちろんシャンプーも使用済みなら無料でもらい放題です。
L'occitaneロクシタンのお店を高級百貨店とかで見かけた人は分かると思いますが、このブランドはフランスの化粧品や石けんやクリームを扱うブランドで、けっこう高いんですよね。
1つ1000円くらいするので、使用済みとはいえゲストが1回、2回使った石けんがタダでもらえるってすごくないですか?
人が使ったのが、気になる人はカッターなどで表面だけ削って使えばいいと思います。
こういう石けんやシャンプーを無料でもらえるのもハウスキーピングの魅力の一つです。いろいろなホテルで働きましたが、ロクシタンの石けんを使っているのはポストホテルだけでした。
スタッフの食事が三食付きで無料
まず、スタッフ用の朝食が豪華です。
昼もバイキング形式で自由に食事が取れます。しかも美味しい。
食事が前のリムロックホテルと同じように三食付きですがポストホテルの方が食事のレベルが高いですね。 ジュースも付いて、コーラや炭酸飲料のジュースサーバーもあります。 食事のメニューは野菜と肉と魚がバランスよく出されます。 不便なロケーションですが食事に困ることがありません。
スタッフアコモデーションにキッチンもあるので自炊もできます。
しかしデメリットとして、食事の時間が決まっていて、休みの日も歩いてホテルまで行かないといけません。
中抜けシフトも帰ってから、歩いて食事のためにホテルに行かないといけないのが少し不便です。
リムロックホテルの時は、エレベーターで1分だったので、ポストホテルはちょっと不便です。
冬は寒いのに外にもルームがある
このホテルは外にも小さな小屋みたいなゲストルームがあります。3つあるのですが、外に行く時は別の小型のトロリーに道具を入れて行かないといけません。 冬はめちゃくちゃ寒そうです。
ファイヤープレイス
ホテルの各ルームに暖炉が付いてるので、それをゲストが使っていたら、ハウスマンに報告しないといけません。 これは冬限定かもしれませんが、ハウスキーピングの際に必ずチェックしないといけません。
ポストホテルのスタッフアコモデーション
ホテルのスタッフアコモデーションがあるんですが、1人部屋です。 忙しい夏は2人シェアらしいです。ホテルからスタッフアコモまでは約7 、8分くらい歩いたとこにあります。
もう一つ別のとこにもスタッフアコモがあるみたいです。
時々 、となりの人が大きな音で音楽をかけてるのが聞こえたりするんで、そこまで防音がしっかりしてる感じじゃないです。 それでも話声が気になるとか、隣がずっと電話しててうるさいとかが聞こえるわけではないので、そこまで酷くはありませんでした。
それでも、カナディアンだったり、ヨーロッパ系の人が多いので、週末のパーティで流している音楽の振動が伝わって来ます。
WiFiが無いので、シェアしたり契約が必要
このアコモはWiFi が無いので 自分で契約するか、隣のルームの人がすでにWiFi を使ってたら 一緒にシェアさせてもらうかします。
1人だったら月70ドルほど 2人だと月30ドルくらいです。TELUS という会社のWiFi です。 でもシェアできる上限が2〜3人までらしいです。 フェイスブックのグループでWiFi を探してることを同じアコモのメンバーに伝えたら もしかしたら誰かシェアさせてもらえるかもしれません。
https://www.telus.com/en/internet/content/overview
↑これがTELUS のリンクです
バキュームが旧式で古い
このホテルで驚いたのは バキュームがかなり古いタイプだということでした。 バキュームが古いのでバキュームしにくいので少し面倒です。 今まで働いていたホテルのバキュームは普通のタイプだったので、今のバキュームはかなり使いにくい
↑ダイソンが最新型ならこのバキュームは一番 古いタイプって感じ
ターンダウンサービス
ターンダウンサービスはだいたいどこのホテルにもありますが、このホテルは7:00〜9:00までの間にターンダウンをします。 各部屋ごとにチョコとウォーターボトルを置くのは同じで、あとは紙のナプキンと次の日の天気と気温が書かれた紙を置きます。
ターンダウンで使われるチョコレートはLindt (リンツ)という高級チョコレートです。それが自由に食べれます。
【Lindt】
チップについて
チップについてですが、チップは基本的にスーパーバイザーが集めて シーズンごとに各 メンバーに配られるみたいです。リムロックホテルにいたときは月平均で100ドルほどでした。
3カ月に一回くらいでしょうか? まだ 入ったばかりでわかりませんが、ポストホテルは、チップの金額が100ドル未満くらいらしいです。 一応 辞めるときに少しだけ退職金がでるらしいです。
バンフのホテルの多くは、夏にボーナス制度があるホテルが多いです。ポストホテルにもボーナスがありますが詳しくはわかりません。
休館ホリデーがある
このホテルには休館ホリデーという変わった制度があります。
設備のメンテナンスのために一週間ほど休館するので、1週間ほどホリデーがあります。これが年に二回ほどあるみたいで、スタッフは全員ホリデーになります。 日本でいうゴールデンウィークみたいな感じですね。みんなこの時に旅行をするみたいです。
給料は小切手で支払われる
給料は2週間ごとで支払いは小切手みたいです
日本の会社みたいに給料日は小切手の入った紙を渡されます。 小切手はBMOやCIBCについてるカメラ機能で写真を撮ったら、振り込みができるので、あまり心配しなくて良さそうです。
バンフでワーホリする予定がある人は、BMOかCIBCにすれば便利です。小切手はBMOのアプリでオンラインで換金して振り込みができるので全く心配は入りませんでした。
最後に
このホテルは、レイクルイーズビレッジという、 あまり便利でない場所にあるので、不便はありますが、働きやすそうな場所で、しかもネイティブばかりです。 夏はとくにきれいな場所なのでおススメだと思います。興味のある人はぜひ 参考にしてみてください
僕が働いてみた印象としては 働きやすい環境だと思いました。