こんにちは とーしばブログのトシです
イエローナイフのブラック職場を1か月でなんとか辞めたあと、バンクーバーに数日滞在しました。
カナダのワーホリビザは一か月残っていたのですが、仕事を辞めたあとヨーロッパにワーホリの下見に行きました。
ドイツとオーストリアに2週間ずつ滞在して、ドイツはベルリン、オーストリアはウィーンに滞在しました。
いつかベルリンとウィーンでワーホリ をしたいと考えていたからです。
僕が下見に行った時期はちょうど、ヨーロッパに行った時期が12月でクリスマスシーズンでした。
今までは英語圏のワーホリを経験してきたのですが、将来ドイツ語圏にも挑戦してみたかったので
カナダでワーホリを終えたあとにヨーロッパに渡航しました。
ベルリンに2週間滞在した感想
ベルリンは東西冷戦 第二次世界大戦、第一次世界大戦、ドイツ統一、プロイセン王国の歴史など歴史の宝庫でした。歴史関連で見るものが多かったですね。 歴史に興味がある人にはオススメな街です。
それとクリスマスの本番だけあって、クリスマスシーズンは街中にクリスマスマーケットもたくさんありました。屋台やお土産屋さんがあって食べ物には苦労しませんでした。
あとはドイツワーホリブログの通り物価が安かったり、ホステルも値段はそこそこでした。インターネットは Vodaphone を使いましたが、
ハムやソーセージ、チーズ、パンの種類が多かったり、街中にはアートがいたるところにあったりしました。しかし、食についてはパンやソーセージなどの肉類が多く日本人にはすこし厳しそうな印象を受けました。
逆に悪いところは、ホステルの当たり外れがあったり、ホステルのスタッフの対応で嫌な目にあったりもしました。
あとは12月だったからか、曇りの日が多かったりしました。 ずっと曇りではなく晴天の日もありましたね。 旧東ベルリンはまだまだ貧しく危なさそうなエリアも見られました。
↑(建物に落書きがたくさんあったり東側は少し治安が悪そうな場所も見られました。)
街が今まで滞在した街より大きすぎて見て回るには大変でしたね。
しかしバス、トラム、電車がいたるところに走っていました。スクーターレンタルもいたるところにありました。
そして、皆さんが気になるブログで見た英語で暮らせるのか?という情報は本当だと思いました。
ホステルのスタッフも英語で対応してくれたり、駅でチケットを買う時 英語の表記があったりしました。 結論はベルリンは英語でも暮らせる感じはしましたね
でもせっかくドイツワーホリ をするなら、ドイツ語を勉強していった方がさらにいいかもしれませんね。
念願のヨーロッパ ベルリンに到着
ベルリンデーゲル空港に到着して、バーガーキングで昼食をとりました。
デーゲル空港には、両替所があったり、レストランがあったり、市内行きのバス停があります。
Wifiも使えました。
バスと電車をなんとか乗り継ぎ市内のアレキサンダープラッツに到着しました。 親戚なイギリス在住のインド人の男性に市内までの行き方を助けてもらいました。
ドイツの電車はチケットに乗った時刻を打たないといけないなど、ルールがあることを知りました。
Simカードを買ってネットが使えるまではバスや電車の乗り換えなども苦労しました。
余談ですが、電車に乗っている時にちょうど農家が賃上げのストライキをしており、緑のトラクターが市内全ての道を封鎖していました。 いきなりすごい光景を見てしまいました。
うわさには聞いてましたが、ヨーロッパは頻繁にストライキをしているのでしょうか?
ベルリンの街がとても広い
ベルリンは今までワーホリで住んでいた都市(シドニー、メルボルン、オークランド、バンクーバー、トロント )よりはるかに大きかったです。
もちろん 今までワーホリ に行った国よりも歴史が長く見る場所もたくさんあるました。
今までワーホリで住んでいた都市は歩いて街の端から歩いていけるのですが、ベルリンは歩くには厳しすぎました。。。
徒歩でベルリンを歩いてみたのですが、足は痛くなるし、余裕で1時間 2時間はかかりました。
そのかわり街にはバスや電車が縦横無尽に通っていたので、移動には苦労しませんでした。
自転車で移動していた人も多かったです。ワーホリで滞在するときには、自転車を購入した方がいいかもしれません。
それ以外にもスクーターも貸し出しがいろんな場所にありました。
あとは電車は、改札口がないので難なく無賃乗車ができるのが、ちょっとどうかなと思いました。
ベルリンは歴史の宝庫なので、街のさまざまな場所に遺跡や博物館、美術館、跡地、記念碑、モニュメントなどがいたるところにありました。 効率よく見て回るには交通機関を使った方が良さそうです
かつて東西に分かれていた街
ベルリンはかつて冷戦時代に東西に分かれていたので、ベルリンの壁があったり、東西で貧しいエリア、発展したエリアが分かれていた影響で旧ソ連の東側は少し治安が悪そうに思いました。
しかも、ほんの30年ほど前まで東西に分かれていたんですよね。。
↑冷戦当時のベルリンの壁。 その名残はベルリンのいたるところに見られました。
↑現在のアート化したベルリンの壁
↑ほとんどのお土産屋さんにはベルリンの壁を解体したときのカケラがたくさん売られてます
ベルリンの壁のほとんどは取り壊されていましたが、一部はアートになっていたり、展示されてました。 ベルリンの壁の一部がお土産としていたるところで売られていました。 でも見た目はただのコンクリートの塊でしたけどね
お値段はだいたい小さいものでも800円くらいしました。
アレキサンダープラッツでソ連っぽい絵があったり、街のど真ん中に廃棄があったり、東ベルリンの自動車 お土産屋さんにトラバントが飾ってあったりしました。
貧しそうなエリアもところどころあり
建物の壁やドアなどにスプレーで落書きがあったり、ゴミが散乱していたり東側はまだまだ貧しい印象を受けました。
ベルリンは家賃が安いといいますが、住むエリアは安いという理由だけでなく、治安も含めて選んだ方がいいですね
住むエリアが貧しいとトラブルに巻き込まれる可能性も高くなるので、安すぎるのもオススメしませんね。 下見やリサーチはしっかりした方が良さそうです。逆に西側は高級住宅があったり、昔ながらの街並みもありました。
かつてナチスの本拠地だった街
ベルリンは東西冷戦の舞台だっただけでなく、ナチスの本拠地だった歴史があります。 なので街のいたるところにナチス関連の跡地や博物館、記念館やモニュメントがあります。
ヒトラーが自殺した地下壕跡や秘密警察の跡地に作られた戦争犯罪記念館や郊外には、ナチスの初期からあった強制収容所もあります。
そして、ナチスのユダヤ人迫害の歴史を伝えるモニュメントなど、負の歴史と向き合う街という印象も受けました。
しかし展示の説明はドイツ語と英語の表記がほとんどでした。戦争の歴史を理解するにはある程度 知識があった方がいいかもしれませんね
ベルリンに来たら戦争関連の展示がたくさんありますね
ドイツにワーホリをする時は、歴史についてある程度、知っておくとドイツについての理解が深まるかもしれません。 ワーホリでは、短期の旅行とは違い国について深く知ることができます。
今はNetflixやHulu Amazon Prime などを活用して、戦争や歴史関連の映画が観れるので、戦争や冷戦の歴史を予習したりするのも手です
僕はYouTubeで東西冷戦のドキュメンタリーを観たり、Netflixで戦争関連の映画を観ました。
ヨーロッパのホステルで気をつけること
ワーホリの下見でヨーロッパに滞在した時は、一泊20~30ユーロの予算でホステルに滞在しました。
オーストラリアやニュージーランド、カナダで泊まったホステルとヨーロッパのホステルはいくつか違った特徴がありました。
僕の素直な感想から言えば、その英語圏三カ国の方がホステルの選択肢も多く節約しながら旅ができ、滞在しやすかったです。
逆にヨーロッパのホステルは選ぶのに注意が必要そうだと思いました。
いくつか注意点とよかった点を上げていきたいと思います。
❌キッチンが無い または小さい
ヨーロッパのホステルで気づいたんですが、キッチンがない場所やあっても小さなキッチンしかないので注意が必要です。
カナダやオーストラリアでワーホリをしてる頃はキッチンで昼食 夕食を作ってましたが、ヨーロッパのホステルはキッチンがない場所もかなりあるのでホステル選びは注意が必要です。
◎朝食がガッツリ
これは気をつけることとは違いますが、朝食が他と比べかなりガッツリありました。
ホステルではオプションで朝食が付いていたり、無かったり 値段がわりと高かったり、無料で一食だけ付いてたりなどでした。
昼を食べなくても良いくらいあったのでこの点は良かったですね
❌シャワーの作りがしょぼい
これは悪い点で シャワーがかなりいい加減な作りのところがあったりして、ヨーロッパではシャワーを浴びるのを大して重視してないのかなと思うくらいでした。
逆にオーストラリア、ニュージーランド、カナダのホステルはしっかりしてたなと思います。
ひどいところは言い方は悪いかもしれないですが、どこかの発展途上国のシャワーか中国製のシャワーみたいなクオリティでした。シャワーのクオリティもホステルを選ぶ上で気をつけた方が良さそうです。
仕事は? シェアハウスは?
ドイツの時給が現在9ユーロほどで、仕事もネット上でも英語でいくつか見かけました。
実際に仕事を探したわけではないので、仕事の見つけやすさは分かりませんが、他のドイツの街より
英語でも仕事探しが可能ではないかと思います。
シェアハウスは近年のベルリン人気が高まって、シェアハウスを探すのが大変らしいです。
ヨーロッパの天気は?
よくヨーロッパの冬は天気が悪いっていいますが、 曇りの日もありますが、晴天の日もありました。
どうやら冬はずっとどんよりして曇りというわけでは無さそうです。
よくヨーロッパの冬はどんよりしてて鬱になるっていいますが、ベルリンは そこまで薄暗いこともなかったです。 下見で訪れたウィーンも天気が良い人がありました
↑このように灰色にどんより曇った日もあれば
↑晴々とした天気の良い日もありました
ドイツの食事は?
ドイツにきた感想として食事はイメージ通り パン ソーセージ ハム チーズ じゃがいもって感じでした。 長期滞在するには、日本人には少し厳しそうな印象でした。
食生活に関してはオーストラリアやニュージーランド、カナダの方がアジア人に優しいかなと思います。
スーパーは、パンやハム、ソーセージ、チーズなどが売られているものの大半を占めてました。
良かったところは食料品が全体的に安かったところです。
アジア系の食材は少なめでした。その点アジア人には少し不便じゃないかと思いました。
オーストラリアやニュージーランド、カナダのスーパーでは 米の袋で1Kgとか大きな米の袋がどこのスーパーにも普通にあったんですが、ベルリンとウィーンでは日本人が食べるようなお米を見かけませんでした。 あっても割高で少ない量で売られているくらいでしたね
オーストラリア、カナダ、ニュージーランドのスーパーの方が、アジア系の食材が充実していて
日本人やアジア人に優しいかなと思いました。
❌トイレが有料なので不便
ヨーロッパのトイレは有料と言われますが、うわさ通りトイレは有料です。 トイレの使用料は50セントか1ユーロほど
コインで支払いをするので、常に財布にお金があった方がいいです
現金のみでカードを使える場所が少ないので、ヨーロッパでは現金も持ち歩いた方が良さそうです
今までワーホリをしてきた三ヶ国はほぼカードでよかったのでこの点は不便でした。 トイレのためにいくらかコインを持ち歩かないといけないので、不便だなと思いましたね。
美術館や博物館、ホステルのトイレは無料でした。
トイレに入るのにコインが必要という事もあり、完全なキャッシュレス社会というわけではなさそうです。
❌これはちょっと不便だなと思いました
簡単に電車やバスでヨーロッパ旅行が出来る
ヨーロッパは陸続きで、ベルリンからヨーロッパ旅行が簡単にできます。
シェンゲン協定で国同士も入国手続き無しで移動ができるメリットがあります
バスや電車での移動もわりと安いので、いろいろな都市を旅行できます
ベルリンからポツダムへ
ベルリンからポツダムなら1時間ほど、ライプツィヒも1時間ほど、
チェコのプラハはわりと時間はかかりますが4時間で行くことができます。
僕も日帰りで、ポツダムやプラハに行きましたが、日本からだと仕事の少ない休みで見て周りきれないくらいの場所があります。
ワーホリ制度を使いいろんな場所に旅行できそうです。
最後に
僕はずっとベルリンとウィーンにワーホリで住みたかったんですが、
2019年の12月ごろにドイツワーホリの下見を兼ねて初めてのヨーロッパ旅行をしました。
実際にヨーロッパに行ったことがなく、今まではネット上の情報とイメージだけだったので、リアルなヨーロッパの雰囲気や暮らしを見る上で下見は意義があったと思いました。
余裕があれば、ネットの情報だけでなく事前に旅をして雰囲気を掴んだ方がいいですね
わりと憧れやイメージと現実のギャップとか 自分
やりたいことや自分自身に合う合わないはあるなって思いました。
僕の経験だとカナダワーホリのトロントみたいに いざ行ったらなんか違うってなるかもしれないです
トロントはなんか違うなと思い結果バンフにずっと滞在していました。
今は新型コロナの影響で海外に行けませんが、皆さんもドイツワーホリ に興味がある人は参考にしてみてください