とーしばブログ

こんにちは、とーしばブログのとしです。オーストラリア、ニュージーランド、カナダの3カ国でのワーホリの体験談、フィリピン、マレーシアでの留学経験。読書や勉強で得た知識や考えやニュージーランドでの投資についてブログで発信しています。

部活ってやる意味あるの?

こんにちは、とーしばブログのとしです

 

僕は高校生の時に部活を3年間やってました。部活はラグビー部でした。

当時は、部活って必ずやるものだと思い強そうな部活を選びましたが、先生や先輩との人間関係がけっこう大変だった思い出があります。

 

 

僕は部活でキツかったり辛かった思い出の方が多くて、高校卒業から10年くらい経ちますが 今でもたまに悪夢という形で部活が夢に出てきます。

それに厳しかった部活で失った自信を取り戻すにもしばらく時間がかかりました。

 

高校生に戻って同じことをもう一度やるかと言われたら、やらないだろなと思います。

部活を通して厳しく理不尽な環境でも耐えれる精神はちょっとは鍛えれたかもしれません。

 

それでも理不尽なことに耐えて人生が上手くいけばいいですが、精神を病んで自信を失っている日本人多すぎです。海外に行って分かったのですが、この状態ってかなり異常です。

 

部活って本当に役に立ってるの?

親や先生が口を揃えて

部活って礼儀を学んだり、社会に出るために役立つことを学べると言いますよね?

 

僕は今までそう思ってて中学と高校に部活をやってましたが、今考えるとたいして役に立っている気がしません。

 

逆に高校生がアルバイトをしても社会について学べて社会経験にもなるしお金まで貰えます。

社会について学びたいなら高校生がバイトをして月々5万6万くらい稼げるとしたら、よっぽどお得なんじゃないかなと思います。

 

部活ではいくら自分の時間を削って頑張ってもお金はもらえないですからね?

それでもインターハイ出場とか、全国大会予選 全国大会のために

勉強だけでも大変なのに授業が終わってから時間を毎日3~4時間と土曜日と日曜日も練習して時間を費やします。

 

学生生活で部活が占める割合ってけっこうな比率です。

 

好きなことならまだしも、練習が嫌だなとか、ミスしないかな?とか、今日は先輩に怒られないかな?とか嫌なことを考えながら練習をしてませんか?昔の僕は正にそれでした。

 

そんな気持ちでやって、しかも仕事みたいにお金はもらえない、部活でイヤイヤながら貴重な時間を使って得れることってなんだろうって思います。

 

自分の場合は 好きでやってた英語の方が何倍も役立ってます。英語を身につけて、僕はオーストラリアやニュージーランド、カナダでワーホリで働いてました。

海外で働けば辛いことに無理やり耐えて仕事をしなくても、日本よりも高い給料をもらえました

部活で辛いことに耐える訓練をする必要が本当にあるのかなと疑問に思います。

 

部活は大して将来に役立たない

 

あれだけ貴重な時間を割いて毎日のように練習していた部活でしたが今の自分にどれだけ役立ってるのかピンときません。

仕事と同じく部活は終わるまでが大変で練習が終わってからの開放感がいつも楽しかったです。

部活が終わってから少しでも上達しようとかいう気はほとんど無く、今でもあの時の部活に対する思い入れはありません。

今になって考えると部活って何かの役に立ったのかな??って思います。

部活で毎日のように先輩から怒られて練習する必要あったのかな?と疑問です。

 

仕事で理不尽なことに耐えて定年退職まで勤め上げれるまで頑張る時代は終わりました

定年まで一つの企業に勤めれるか疑問ですし、会社自体も倒産せずにずっと残っている可能性は低いです。

いい加減、部活で理不尽なことに耐える。嫌だけど真面目に毎日練習に行くなんて止めましょう。

今の時代は好きなことや得意なことを伸ばした方がよっぽど自分を助けてくれます。

 

理不尽な環境にいたら辞めて逃げればいいんです。

日本では逃げることは悪いこととされています。しかし真面目に部活を続けて精神を病んだ方がもっと大変です。

海外で働いて気づきましたが理不尽できついことに耐えなくても何とかなります。

 

 

部活をやらないといけない空気

 

学校には何かしら部活をやるのが当たり前という暗黙のルールがあります。

本当に部活で練習して将来スポーツで食べていきたいならまだしも、それはごく一部の人の話

学校でよく漫画家や俳優や歌手などごく一部の人が成功する世界については良くないっていうのに部活に関しては、部活をしろという空気感があるのも疑問です

今思えば 学校でスポーツしたいなら小学校の休み時間くらいのノリで楽しむくらいで良かったんだろうなって思います。

そこまで強くなることや大会に出ることを目指さなくて、そこそこやっていけばいんじゃない?って思います。

 

部活は一度入ると辞められない

これは僕の世代や学校がそうだったからかも知れませんが、一度入部したら部活って辞めにくいです。

 

会社だったら辞めたら嫌な上司や先輩と二度と顔合わせすることは無いんですが、部活はそうはいきません。学校って狭い世界なので、辞めても嫌な顧問の先生や先輩に会う可能性が高いです。

 

部活そのものが一度入ったら辞めれない仕組みになってます

辞めたら負け 部活を辞めるのは逃げっていう価値観や空気も普通にありますし、自分も学生時代はそう思ってました。

 

嫌なことから逃げるのは負けってマインドも部活や学校で育てられると思います

部活にもよりますが、一度入部したら基本的には三年で引退するまで辞めれないです。

部活をしていた頃は辞める選択肢は考えてなかったし、理不尽なことに耐えることが正しいと思ってました。

部活の優先順位って勉強より高かったです。 本来なら勉強の方がメインなのに部活になるべく出れるように、補修や居残りにならないように頑張ってました。

なるべく早く補修を終わらせて部活にないといけませんでした。

補修と居残りになって終わったら 必ず先生に遅れた理由を説明して、すいませんでしたと一言言ってました。

本当なら勉強の方が優先順位が高いのに 部活に遅れてみんなに申し訳ないという気持ちで 先輩にも怒られるかもしれないと感じるのもおかしな話だなと思います。

 

部活優先で部活に来ないといろいろ先輩や先生に言われますよね?

休み返上で部活に励む 風邪以外の理由では休まない。サボるなんてもってのほかです

インターハイや全国大会に出場するために頑張って練習してる学生の様子がよくテレビとかで出ます。その人達は必死に頑張ってるのかもしれませんが、今の自分からしたらよくやるよなって思います。

 

ニュースで先生が生徒をいじめたり暴言を吐いたり、上下関係が厳しい部活でのいじめがニュースになったりしますが、強い部活であればあるほど勝たないといけないプレッシャーが強いんですよね

そこまでして勝たないといけないのか?って思います。

 

部活で自信を無くす

部活って下手したら練習や人間関係がキツくて、鬱になったり うまく出来ずに先生や先輩に怒られてばっかりで自信を無くしたりします

 

僕も高校時代は怒られてばっかりで 怒られないために真面目に練習してました。

それでも何かしらのミスはするんで、ぼぼ毎日怒られて全く自信は無かったです。

 

 

僕も高校時代は特に部活で理不尽な目にあったりしましたが、当時は僕もなんの疑問も持ってませんでした。逆にできない自分が悪いんだと思ってました。

海外に出てから英語圏なら敬語もないし、上司は気さくでしたし 厳しい上下関係が無くても普通に仕事はできました。

嫌ななことがあったとしても僕が働いていた職場は意見を言いやすかったです。

改善できることは改善もしてくれました。

 

海外にでて思ったのはキツい仕事や割に合わない仕事なら辞めればいいだけです。

なるべく早く辞めて次に行った方が嫌な環境に耐えるよりもよっぽどいいです。

部活で辞めるのは逃げで悪いことって考え方を身につける そっちの方が危ないです

 

 

部活で理不尽なことに耐える

 

部活の厳しい上下関係、 厳しい部活ほど徹底してますよね?

Facebook で昔の嫌な先輩を探索したら、年齢がたったの一年しか違わないんですよ(笑)

たかだか1年違うだけでも、部活では立場が圧倒的に違いますし、先輩は何をしてもいいっていう部活の理不尽さに笑いますし、正直アホらしくなります。

 

強いチームほど 上下関係も厳しいし、それだけ社会に出て会社で働くときも服従精神も強くなると思います。

 

ある意味それが社会人になるための訓練なのかもしれません。理不尽な環境にも耐えて働く人間を育成するシステムとして上手くできてます。

 

先生や先輩に理不尽なことを言われたりされたりすることも耐える。 そんな感じでやってきた部活ほど、就職でも有利ですよね?

 

就職アピールで強い部活で県大会 全国大会優勝とか、そういう部活ってだいたい 上下関係 礼儀がめちゃくちゃ厳しいです。

 

全国大会優勝したってプロでスポーツで食っていくなんて人は実際どれくらいいるんでしょうか? 

からしたら、結局はなんでも言うことを聞いて逆らわないマインドを作るための手段のように思います。

 

部活で毎日 練習して全国大会出場 優勝とかって目的に見えて実は手段です。

全国大会に出場とかも 要は労働者マインド育成の手段みたいなもんだなと思います。

 

 

試合のために休みや自由時間を返上して、じゃあ引退して学校を卒業してから、そのスポーツをやるわけじゃない

 

あとはなにが残るかって、、 もちろん【会社で働くマインド】が残るんじゃないかなと思います

 

部活によると思いますが、少し調子が悪くても無理してでも部活にくる。 私生活や勉強より部活優先、  朝練や土日練習は当たり前、部活の練習で毎日汗を流す。

 

結果、それがそのまま仕事に出社する考えに繋がるんじゃないかと思います

 

先生と先輩には礼儀正しく

先生 先輩に必ず大きな声で挨拶して、敬語を使う。顧問の先生の言うことは絶対。先輩の言うことは絶対正しいみたいな感じです。

先生や先輩にあいさつをしないってのは相当やばいしあり得ないことです。 

仮に先輩にあいさつをしてなかったら後で大変なことになります。

 

顧問の先生と部活先輩には絶対に逆らわないマインドの出来上がり。

 

でも今思えば 1歳とか2歳だけ違うだけなのに やたらと偉そうな先輩とかって本当に偉いんでしょうか?

昔は部活の先輩って、ものすごい絶対的な存在だと思ってました。

 

これも年功序列とかいうわけわからん制度のための訓練ですね。

仕事ができるとかではなく、日本は基本的に組織に長年いる人が偉いから みんなその人の言うことに従うしかないっていうマインドも危ないと思います。

 

部活の環境はそのままブラック企業にも通じる

なかなかブラック企業を辞めれないのもある意味当然だと思います。 だって中学校 高校からこんな部活みたいな環境で、そういったマインドが作られていくんですから

一度、学生の頃に染み付いた考え方からは、なかなか抜け出すのは大変だと思います。

 

学校という狭い世界で全てが完結しますから、なかなか外の情報も入ってきにくい。

だから理不尽なことも正しいと思えてきます。

 

だからブラック企業に当たっても、たしかに部活でそういうマインドが作られてたら 

たしかに過労死するか鬱になるまで会社で働く人も出てくるだろうなと思いました

 

 

鬱になるまで働く人も、会社で理不尽なことを言われても黙って従うみたいな人もいると思いますね。

 

理不尽なことに耐えて上に言われた通りに仕事をするロボット状態で耐えれるならいいかもしれませんが、鬱になって体が動かなくなったり、何年も引きこもりニート状態になったりして、やっぱり人間が耐えれるには限界があるんだなと思いました。

 

部活は辛かったら辞めてもいいんじゃ無いかなと思いますし、最初から無理にやる必要ないよなって思います。違和感を抱えたまま続けても得るものがあまり無いなと感じます。

 

部活って一度入ると辞めるのがめちゃくちゃ大変なので、部活の意味や将来に役立つかを考えて入ったらいいんじゃないかと思います。

 

そもそも学校の部活を強制する空気やシステム自体が問題だったり、労働者育成システムの一部だからって意味も大きいと思いますね。