こんにちは とーしばブログのとしです
アメリカを代表する紳士服ブランド ブルックスブラザーズがコロナによる業績悪化で破産したというニュースを見ました。
アメリカの象徴的な老舗ブランドの破産というニュースを見て、服装の変化から時代の変化について考えました。
紳士服がスタンダードで無くなる
紳士服ブランドの老舗 ブルックスブラザーズの破産を知って、仕事に行くのに当たり前だったスーツを着るということが、だんだんとスタンダードで無くなるのかなと思いました。
19世紀、20世紀だったら、紳士服を着たジェントルマン達が街を歩いていたのかもしれませんが、今はそういう時代じゃないのかもしれません。
YouTubeで古い1911年のニューヨークの動画を見てみると分かりやすいですが、ニューヨーク市内を歩くほとんどの男性がスーツ姿で歩いたりしています。男女ともに現代とはかなり違った服装をしています。
日本ではまだまだ、サラリーマンがスーツ姿で仕事をすることが普通ですが、だんだんとスーツ姿で仕事をする時代から、カジュアルなポロシャツや自由な服装で仕事をスタイルに変化しているんじゃないかなと思います。
この映像を観るといかに時代と服装の変化が早いかが分かります。
YouTubeでカジュアルな服装で仕事をするGoogleやアップル、フェイスブックの社員を見たことがあります。
この動画で職場の社員の服装に注目してください。ほとんどの人はポロシャツにジーパンのような、かなりカジュアルな服装で仕事をしています。こういう点を見てもスーツはだんだんと姿を消していってるんだなと思いました。
ホワイトカラーの仕事が変化する
AIやコンピュータの発達、5Gの普及で、中間職やオフィスワークがだんだんと自動化され効率化されてホワイトカラーの仕事はだんだんと姿を消すんじゃないかと思います。
ホワイトカラーのオフィスワークが減っていけば、自然と堅苦しいスーツより、在宅勤務でパソコンでできる仕事やAIの仕事やすぐに置き換えれない肉体労働などのブルーカラーの仕事が残ります。
これも人々がスーツを着なくなる要因かなと思います。
IT系の企業、Googleだったり、アップルだったり、フェイスブックなどで働く人の動画をYouTubeで見ましたが、服装はスーツではなく、ポロシャツやTシャツなどカジュアルなものが多かったです。
スーツを着ているからと言って仕事ができるわけじゃないし、カジュアルな服装だからといって仕事ができないわけではないです。
IT系の仕事がより力が大きくなって影響力を持っていく時代で、わざわざスーツを着るという機会もどんどん減っていくんじゃないかなと思います。
スーツを着る仕事そのものが減る
ブルックスブラザーズの経営破綻でスーツブランドは変化しないといけない環境にあるんだなと思いましたし、ホワイトカラーの仕事そのものが今後は自動化の波で減っていくんだろうなと思いました。
ホワイトカラーの仕事といえば、例えば銀行員です。昔は銀行で手続きをしたりお金を下ろしたり、口座を開いたり、いろいろな手続きを銀行でしないといけませんでした。
オーストラリアやニュージーランドでは、銀行のシステムがかなり進んでおり、お金の振り込みや口座開設、お金を引き出したり預けたり、ほとんど人の手を借りずに、オンラインでの手続きが簡単にできます。
カスタマーセンターに電話するにしても自動音声システムで要件を話すことができますし、今後もどんどん自動化が進んでいくと思います。
そうなれば自然とスーツを着て仕事をするということ自体がだんだんと減っていくんだろうなと思いました。
服装は時代によって変化する
スタンダードな服装って時代や職業によって変化します。18世紀、19世紀の服装と現代の服装が違うように時代ごとにフォーマルな服装や職業や階級に合った服って時代ごとに常に変化しています。
ブルックスブラザーズの破産はある意味、時代の変化により起こった出来事なのではないかと思います。
アメリカを代表するブランドの破産を聞いて、とてもショックでしたが、その背景にはこういった時代の波があるのではないかと思います。