とーしばブログ

こんにちは、とーしばブログのとしです。オーストラリア、ニュージーランド、カナダの3カ国でのワーホリの体験談、フィリピン、マレーシアでの留学経験。読書や勉強で得た知識や考えやニュージーランドでの投資についてブログで発信しています。

子供への英語教育について思うこと/ 英語の勉強は必ずしも必要ではない

こんにちは、とーしばブログのとしです。 今回は子供への英語教育についてです。

僕の意見としては、世の中の教育熱心なママさんには申し訳ないですが、必ずしも子供に英語教育をする必要は無いなと思います。

そのお子さんが英語異文化に興味があるならともかく、いやいや連れて行っても得るものはあまり無いかもしれません。

 

僕がハローワークで英語関係の求人やネットの求人をざっと見たり調べた程度の意見ですが、、

 

英語圏などの海外就職なら、全く別の話ですが、英語が話せるだけで、将来の仕事の幅が広がるかと言われれば、一概に言えないですし、ちょっと微妙なところですよね。

 

東京や大阪、横浜などの大都市で貿易や翻訳、通訳や外資系の仕事をするならともかく、英語力は自分から活かそうとしなければ、活かせる仕事や場所はかなり限定されるのが本当のところです。

 

ぶっちゃけ言ってしまうと、「将来のため」とかって言って英語を勉強しても、やりたいことや目標がないと英語って意味ないんですよね。

強いて言うなら受験の時に役に立つかなって位のレベルです。

それにせっかく身に付けた英語力も自分で意識して使わなければ忘れますしね。

 

本当に英語や海外の文化に興味があるって人はぜひ勉強してほしいのですが、英語=すごい、キラキラしてる、頭がいいは必ずしもそうではないんですよね。

 

【英語】がキラキラしているのは、あくまでイメージ

よく芸能人が英会話教室のCMでペラペラと英語を話す姿がめちゃくちゃカッコいいように思いますが、あくまでそういったキラキラしたイメージは、あくまで売る側のイメージ戦略です。

 

正直、それって英語のキラキラしたイメージに踊らされているだけなんですよね。あくまで商売ですから、英語ができたらすごい!!って演出しているだけなんです。

 

「海外では〜」とか「日本より海外が優れている」論者がネットやSNSでいるんですが、ポジショントークであることも多いですし、海外に住むメリットもあれば、当然デメリットもあるんですよね。

 

英語が出来たらすごい、海外に住むってなんかカッコいいって漠然としたイメージだけだと、どちらも続かない可能性が高いです。

むしろ、聞いてたのと違うってなる可能性が高いです。

 

やはり、英語=すごいという考え方を捨てて、子供の興味があることをさせてあげた方が将来役に立ったりします。

 

それに子供は、興味が無いことを親から半強制的にさせられるのは、かえってストレスやプレッシャーを与えてしまうのではないかと思います。

 

あと、英語が出来たら頭が良いとか、英語=スキルって考え方もよく見るんですが、海外だと英語が出来るのが当たり前で、英語ができる前提で仕事のスキルや経験が問われてくるんで英語が出来ることが無闇にすごいとは限らないです。

 

 

英語を勉強したのは洋楽に興味があったから

僕自身が英語を勉強しようと思ったきっかけは、中学校の3年生の時に洋楽を聴くようになったからです。ただ単に洋楽が好きだっただけなんですよね。

「将来役に立つだろう」とか「年収アップ」とかでは全くあるませんでした。

 

海外の文化や英語を話すことが好きだったからこそ、積極的に勉強してマレーシアにもフィリピンにもオーストラリアにも行こうと思いましたし視野も広がりました。

もしも、親に強制的に英語を勉強させられていたら、すぐダメになってたと思います。

たぶん、親から「英語の勉強をしろ」と言われた時にはやって、親が見ていない場所ややらなくていい時には、好きなテレビゲームをやったりマンガを読む気がします。

英語の勉強が必要無くなった瞬間、英単語も文法も綺麗さっぱり忘れていたと思いますね。

 

子供の習い事は親の価値観とエゴ

英語教育もそうですが、子供の頃にする習い事って、結局は子供の意思よりも[親の価値観の上に成り立っている]と思うんですよね。

子供が英語の勉強をするにしても、親に言われてやっていることも多いと思います。

 

もし、「そんなことない!!」という意見があれば、自分の子供の頃を思い出してみてください。必ず親の価値観やこうしなさいと言われて習い事なんかをやっていたと思います。

 

それで大人になって役立ったことはありますか?

むしろ、習い事のせいでやったことがトラウマになったのではないでしょうか?

習い事の時間が終わった時の開放感は無かったですか? 

習い事なんて今では綺麗さっぱり忘れていないでしょうか?

 

[習い事]って一見、子供の役に立ちそうに思いますが、結局は親の自己満足だと思うんですよね。

 

その子供が頑張って英語の勉強を毎日しているのを見て親自身が満足をしてしまってる状態です。

それでは、子供が大人になったときに英語に対するトラウマを植え付けて終わります。

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まずは子供が興味があることをやらせてあげることが、子供の教育にとって1番大切なのではないかと思います。それが必ずしも英語である必要は全くないです。


ほとんどの英語教育と言うのは、、

形を変えた【水泳教育】【ピアノ教育】に過ぎないのかなと思いました。

 

受験のための英語教育

あとはよくあるのが進学のための英語の勉強です。英語を学ぶ本来の意味や楽しさよりも受験のために小さいうちから英語を勉強させようという傾向が強くなっている気がします。

 

もともと勉強できる子供ももちろんいますが、多くは元気いっぱいで遊びたい時期に椅子に座ってずっと勉強をするのが苦痛という子供も多いのではないかと思います。

 

とある英語教室の記事を見ていて、

小学生、中学生の生徒が、
・英検準1級で都内有名私立大学に推薦入学できた


・英検2級で高校入試の内申書に大きく加点された


・英検2級、高校の英語の授業に困らない


・大学入学後初めてのTOEICで740点取れた

 

【そのために小学校のうちに英検3級。今からスタートできることがあります】

✔︎英検って小学生でも受けられるの?

✔︎たった3ヶ月で合格って本当ですか?

✔︎英検3級ってどれくらいのレベル?

✔︎どうして小学生で英検3級なの?

✔︎我が家はもう中学生だから遅い?

✔︎TOEICってなに?

こういう疑問に応えます。

 

という高校・大学受験や就職のために、小学生の早いうちから英語教育をするという内容の記事がありました。

 

やはり、英語本来の可能性よりも、子供の英語教育って受験や学歴が勉強の目的なんだなと改めて思います。

 

たぶん、こういう記事が対象にしているのは勉強する子供本人ではなく、親ですよね?「英語学習も小さいうちから戦略的に進めるべき」という英語教室の意図というかマーケティング戦略だと思います。

 

資本主義社会なので英語教室でも、[どんどん売り上げを上げていく]とか[会員数を伸ばす]ということが目的になったりするので仕方ないと思うのですが、今の小学生も大変だなぁと思います。

 

そのうちプログラミングなんかも似たように「早いうちからからプログラミング!!」的な教室とかも出てくるんだろうなと思いました。

 

海外に家族で移住するとかなら分かりますが、日本に住んでいて日本語で生活して、果たして無理して勉強した英語が果たして人生にどの程度役に立つのかは疑問です。

 

子供にきっかけを作って見守るくらいでいい

英語を教えることよりも、むしろ英語の楽しさを教えたり、きっかけを与えるくらいでいいと思います。それでも、すぐに結果が出るわけではありません。

英語にしても勉強というよりも、英語の音楽聴いたり、英語の音楽や他国の文化に触れさせてきっかけ作りをするくらいでいいと思いますね。

 

そして、子供に肯定感を与えることも重要です。子供は何かをやっているときに自分が褒められたりやったことに対して何か満足感を得られるだけでも成長があります。

 


そして、子供時代のトラウマや何か叱られたこと失敗して怒られたことなどは大人になってもそれが影響する事はあります。肯定感を高めた方が子供を伸ばしていくなかで重要です。

やはり世の中には自己肯定感が低い人は多いです。子供の頃からずっと叱られ続けるとどうしても自信を失います。

 

英語教育なんて必ずしも役には立たないです。。英語ではなくむしろ子供の興味あるもあることを伸ばしていくことの方が将来役に立ちます。

 

実は子供は言葉には表せなくても、その時代の変化を感じ取ります。例えば、子供がYouTuberになりたいと言うならYouTubeで親子で一緒に動画配信をしたりする方が子供の役に立つと思います。

 

やはり子供がしようと思ったことを親がサポートすることが本当に良い教育のではないかと思いますね。