とーしばブログ

こんにちは、とーしばブログのとしです。オーストラリア、ニュージーランド、カナダの3カ国でのワーホリの体験談、フィリピン、マレーシアでの留学経験。読書や勉強で得た知識や考えやニュージーランドでの投資についてブログで発信しています。

ニュージーランドワーホリで読んだ印象的な小説

こんにちは とーしばブログのトシです

 


ニュージーランドでワーホリしていた最初の1年目にKindle

トーマス・マン魔の山というドイツ文学を読んでいました。

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トーマス・マン魔の山の舞台はスイスダボスですが、その小説の舞台になった場所とニュージーランドワーホリで住んでいたクイーンズタウンの環境が、なんとなく似ていて親近感を持っていました。

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魔の山】はドイツ文学であり、ドイツでも世界的にも有名な小説です。トーマス・マン魔の山の舞台はスイスにあるサナトリウムという療養所で、主人公ハンス・カストルは療養している従兄弟のヨアヒムを訪ねますが、主人公自身もサナトリウムで療養生活を送ることになります。

 

そして、療養所でさまざまな境遇の人と話をして成長していきます。 

 


その療養所では、早くなったり遅くなったりする不思議な時間の流れがあり、主人公が過ごす時間と外の世界との時間の流れに違いがあります。

 


僕がいたクイーンズタウンも日本とは季節が逆で時間の流れに不思議な感覚がありました。

そして、シェアハウスや職場で働く人には、いろいろな国の出身者がいました。

 


そして、クイーンズタウンにも小説に出てくるような山々がありましたし、よく山の斜面にあるシェアハウスで山々を眺めながら、コーヒーを片手に小説を読んでいました。

 

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ハンス・カストルプが冒頭に持っていた蒸気船の写真集のような1900年代の船がクイーンズタウンで現役で運行しています。

 

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いろいろな小説を読んできましたが、クイーンズタウンで読んだ魔の山は僕にのとって印象的な小説です。