とーしばブログ

こんにちは、とーしばブログのとしです。オーストラリア、ニュージーランド、カナダの3カ国でのワーホリの体験談、フィリピン、マレーシアでの留学経験。読書や勉強で得た知識や考えやニュージーランドでの投資についてブログで発信しています。

僕たち世代の悩み

こんにちは とーしばブログのトシです。

 

僕の弟が、もうすぐ26歳になるのですが、この前の夕食に会話をしていて、「もうすぐ26歳になるし、もっとちゃんとした大人にならなければいけないな」と言っていました。

 


僕自身も今年で28歳なのですが、同じようなことをしょっちゅう考えたりします。

僕自身も立派な大人になることや自分の夢と目標を叶えて成功したいということを常に考えています。

しかし、現実的に考えると僕たちの世代(10代、20代~30代) と言うのは、大人と子供の境界線があまりに曖昧すぎるような気がします。

 

 

今の若い世代は、、 一般的に言うところのちゃんとした大人になるには、あまりにハードモードで個人格差がある世代のように思います。

 

僕たちの親の世代は車と家をローンで買って、そして結婚して、家族を養い子供を大学まで行かせる。

そして、正社員として企業で定年退職まで働いて、退職金をもらうというのが立派な大人でした。

 

僕たちより上の世代は、大人の定義がある意味 はっきりしていて、今より立派な大人になれる可能性が高かったような気がします。

 


ところが僕たちの世代は、歳だけ取っておじさん、おばさんになっても、子供の頃に考えていたような立派な大人になれるのかなんて誰にもわかりません。

下手すると彼氏、彼女ができない、相手を見つけて結婚をすることすらできないかもしれない。

ネットの世界では、30代まで童貞でいると魔法使いになれると言いますが、リアルに誰にでも起こる可能性も高いです。

 

そして、いつの間にかだけ取ってしまった、、ということがかなり現実味のある世代でもあります。

また僕たちの世代で同窓会が開催されなくなった背景には、こうした残酷な大人格差があるからだったりします。


マイホームを買うなんて夢のまた夢で、車も新車ではなく中古車はいいところかもしれません。

企業で正社員になろうと思って頑張っても、結局は派遣だったりバイトの仕事を繰り返すだけの人生ということも普通に起こります。

 

ネガティブなことを言ってしまいましたが、僕たちが子供の時に考えていた大人になれるのは難しくて、今ではあまりに立派な大人になるハードルが高すぎるような気がします。

 

 

そして、海外に数年暮らしていて改めて痛感したのは日本は年齢意識がものすごく強い国であるということです。

それゆえ年齢によって、どうあるべきか?の枠組み意識が強い国です。

 

しかし現実は、僕たちの世代では、もはや大人になると言うことが曖昧で、大人になれた人、なれない歳だけを取った人の格差が激しい世代でもあります。


年だけは取って、いつの間にか、心は子供のおじさん、おばさんにはなるけど、果たして自分たちが考えていた大人なれるのか?という不安があるのが、まさに自分たちの世代の悩みなのじゃないかと思います。

 

これって僕たちの世代の人間であれば、必ず1度は考えることではないでしょうか?

これが日本の若い世代の現実なんだなと今回の会話で思いました。