こんにちは とーしばブログのとしです
今回は【働くこと】について、会社に雇われて働くということを話したいと思います。
今回、ベースにするのが、マルクス【賃労働と資本】です
マルクスといえば【資本論】ですが、僕は【賃労働と資本】がシンプルで分かりやすかったです。
⇒この本を要約すると、会社で働くこととは自分の時間(自分の命)を会社に売って、その対価にお金を得るということです。
余談ですが、カイジに出てくる有名なセリフで
→『お金はの命より重い』という言葉の意味は、お金は、労働者の時間(生きた時間)をお金に変えているからということが納得できますね。
そして、よくビジネス系のYouTubeで 自分の時間を売るな、商品を売れ、、ということをよく聞きますよね?
⇒実は、働く側が時間をお金に変えることって、会社側が儲けれるようになっているんですよ
僕たちは、1時間あたり800円900円で時間を売っていますが、実際には1時間あたりの労働って、それ以上に価値があるんです。
⇒もちろんゼロからビジネスを立ち上げるって全ての人が成功するわけでは無いし、大きな会社は福利厚生や労働者の権利を保証しているとこが多いです。
しかし、サービス残業や派遣やバイトで仕事を回しているなど、働く側が不利益になるとこも多いですよね?
このブログでは時給で働くというのは、どういうことなのか?を解説していきたいと思います。
お金が貯まらないサイクルとは?
バイトに支払われるバイト代の正体とは? それは仕事が終わってから、また元気になって仕事に来てもらう為の費用です。
実は、会社側は働く側が生活していく上で最低限必要なお金をお給料として、支払っているのが給料の正体なんです。
会社側は、働く側が元気に働いてもらうための家や食事の費用を給料として与えているだけなんです。
ということはですよ、、?
日ごろから頑張って貯金をしようとしても、なかなかお金って貯まらないのも納得です
そもそも給料って生活できるための最低限のお金が支払われているのであって、余分に貯金できる仕組みにはなっていないんですから、、
そう考えると、貯金できてる人が少ないのも納得です。貯金することが一般的に難しいのも納得です。ローンなんか組んだらさらに難しいですよね。
今回のコロナの流行で仕事を失って生活できない人がたくさんいました。
それは、働く側の多くの人が、働き続けることでやっと生活を維持できるということを示しているのではないでしょうか?
働いているときは生活の保障がされますがそれがなくなった途端に生活できなくなると言うのは仕事をするために今まで我々が生かされていたということに他なりません。
〔実はお金を稼いでは使うサイクルに陥ってしまうのには理由があったんです〕
ここが大切なところで社会のカラクリの部分であり、社会で誰も教えてくれない部分です。
そして何より、1時間仕事をして働いたことが、時給でもらうお金よりも、より大きな価値を生んでいるんです
労働の価値 》1時間の時給の値段
ラットレースの本当の意味とは?
生活で何か商品を買うとします。それは消費してしまうと消えて無くなってしまうんですね。
そしてさらに働いて生活に必要なお金を稼いで、それはまた次の消費や生活をするためのお金に変えられます。
なのでいつまでたっても資産は増えるどころか、稼いで使う生活の繰り返しとなります。
この働いて得たお金をひたすら消費しては稼ぐサイクルが俗に言うラットレース 【金持ち父さん・貧乏父さん】に出てくる有名な言葉です。
●時間で働くということは、自分の労働力と生活手段を交換していることなんです
このことからわかるように、いざ今回のコロナ不況のようにたくさんの失業者が出てたちまち生活が苦しい人がたくさん出た理由は
⇒仕事で得たお金は、もともと消費して残らないようにできてるからです。