こんにちは、
前回と前々回に引き続きメルカリについて話したいと思います。所ジャパンという番組でメルカリについて特集していました。
最近、メルカリはCMでよく見るようになりましたし、僕の身の回りでもメルカリをやる人が増えました。僕自身もメルカリで売買しています。
ではなぜ、メルカリがここまで流行るのでしょうか?
メルカリが日本で流行る理由
【メルカリの特徴として】
売る側は【不用品を販売することでお金になる】
↓↑
買う側は【欲しいものを安く手に入れることができる】 ということがメルカリの特徴です。
⇒ですが、これは必ずしも良いことではなく日本が貧しくなってしまったことの表れであるように思います。
そんなことないだろ!って思う人もいるかも知れませんが、あくまで僕の考察です。
メルカリは日本の経済事情を表している
メルカリが登場する以前から、ヤフオクなど不用品を販売するサイトというのは存在しました。
しかし僕の憶測ですが、メルカリが流行っている背景には日本がそれだけ貧しくなったということの裏返しだと思います。
【売る側は】
不用になった自分の身の回りの物や使わない貰い物を売って、少しでもお金の足しにしたいという事情があります。そして少しでも高く売りたいと考えています。
【買う側は】
できるだけお得に安く買いたいと考えています。すでにメルカリで出品されている物の値段って安いにもかかわらず、100円、200円単位で値切り交渉してくる人も多いです。
そんな値段の差で大した変化もないはずなのですが、値段交渉で値下げしなければ買わない人というのもよくいます。
では、なぜそうなるのか?というとお金に苦労している人が増えたからだと思います。
逆に景気がいい時代だったら?
⇒逆に景気が良かった時の日本を想像してみてください。
もし日本がバブル時代の時のように景気が良い時だったらどうですか? 経済成長も給料も右肩上がりでボーナスも当たり前のようにもらえる時代です。
そんな時代だった言い方は悪いですが、小銭稼ぎのために、ちまちま不用品販売なんてしないですよね? 買う側も安いからって中古品なんて買わなくてもみんな新品の方がいいに決まってます。
もちろん僕もメルカリをやってるんで悪く言うつもりはありませんが、好景気の時を想像してみると、メルカリが今の時代に流行る理由が見えてきます。
メルカリで一番儲けているのは誰?
よく雑誌とかで、メルカリの不用品販売でラクラク稼げるとか、メルカリの賢い売り方などの特集をやっていますよね?
でも、メルカリで一番売り上げを得ているのは一体誰なのでしょうか??
実は、一番儲けているのはメルカリで売買をする出品者ではなくメルカリなんですよね
調べて見たところ、、
2013年7月に「メルカリ」のアプリダウンロード数はすでに1億DLを突破しており、年間取引高は2900億円です
2020年7月のメルカリの時価総額は、なんと6,571億円です
メルカリが日本で勢いのある企業の一つであることも頷けますね。
ここから見てもわかるように、メルカリで取引する人は、あくまで手数料払っている顧客にすぎません。
本当に利益を上げているのは、メルカリ本社そのものであることがわかりますね。
メルカリのCMをよく見る理由
ではなぜ、メルカリは雑誌で特集してたり、有名な芸能人を使ってCMをやったり、所ジャパンなどのテレビ番組で特集をしたりして宣伝するのでしょうか?
⇒それは実はメルカリでの取引の数が多ければ多いほど、メルカリに手数料が入ってくるからなんですね。
*手数料は10%で、取引件数が多いと、それだけメルカリの利益も増えていく仕組みです。
メルカリの出品する側だと出品しなければお金は入ってきませんよね?
ところが、メルカリ自体は取引ごとに手数料が10%入ってくる仕組みなんですよね。
取引の件数が多ければ多いほどメルカリはどんどん儲かっていく仕組みなんです。
メルカリ側の意図としては、少しでも出品者や購入者を増やしたいという意図があり、テレビでおしゃれなCMをしていたり雑誌でメルカリの特集をしたりして、メルカリでラクラクお金をゲットできる印象を持たせたいのだと思います。
こういった背景から、所ジャパンのテレビ番組でも、芸能人のお宅でメルカリ出品をやってみたという特集があったのではないかと思います。