こんにちは とーしばブログのトシです。
過去に何回かニュージーランドワーホリについて話しました。
今回は最初は大変だったニュージーランドワーホリについて話したいと思います。
正直いうと、かなり運に恵まれたからニュージーランドワーホリが良かっただけです。たぶんそうじゃなかったらホテルの仕事を数日でばっくれてました。。クイーンズタウンワーホリが上手く行ったのは運の要素がかなり強いです。
ニュージーランドワーホリの最初は大変だった
過去のブログでは、稼げた金額や働いていたホテルのホワイトな待遇を語りましたが、思い返せばスタートは大変でした。
【エージェントを使ってホテルの仕事をゲット】
僕は日本のエージェントに500ドルを払って、銀行の口座開設、仕事の斡旋、IRDナンバーの取得をしてニュージーランドに入国した2週間で仕事をゲットしました。
そして、クイーンタウンにある有名な5つ星ホテルのハウスキーピングの仕事を紹介してもらいました。僕自身は、高級ホテルと全く縁のない暮らしをしていたので、「ふ〜ん、そうなんだ」くらいで聞き流していました。ホテルの名前も当時は全く知りませんでした。
そしていざ、クイーンズタウンに行ったのは良かったんですが!ここで問題が発生します。Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
【クイーンズタウンは住宅不足】
なんとクイーンズタウンは住宅が圧倒的に不足していて、いいシェアハウスが無いっていきなりエージェントから言われました。(´ー` ; )
ホステルに泊まっている数日で急いでシェアハウスを探していたんですが、シェアハウスの値段が高い上に数がめちゃくちゃ少ないんですよね
クイーンズタウンワーホリのデメリット
❌シェアハウスの数が圧倒的に少ない上に家賃が高い(家賃は都会並みに高い)
いくつかのサイトを探してみたり、ネットで全て探せるご時世なのにローカル新聞などでシェアハウスを探しました。
どれも家賃が高かったり、めちゃくちゃ汚かったり、シェアハウスを探すのに苦労しました。職場に赴任するまで時間もなかったので、レントが週150ドル、タウンとホテルの中間エリア、フランクトンにあるシェアハウスに決めて急いで入居しました。
悪名高いオーナーコンラッドのシェアハウス
そして僕がたどり着いたのが、悪名高いオーナーのコンラッドの持っているシェアハウスでした。
見た目だけはジェフベゾスみたいな感じの人なんですが、いざシェアハウスを契約して、レントを払って紹介してもらうとカーペットは汚いし、ソファはボロボロ、シェアハウスの住人もパッとしない感じでした。
しかも、ハウスルールで1週間に必ず1回は割り振られた掃除をしないと違約金が発生すると言われ、ミニマムステイは3カ月でした。
明らかにリビングはボロボロで設備投資は全くしておらず、お金だけ払ってくれたらそれでいいみたいなオーナーでした。
コンラッドはケチでせこい事で有名で、同じ家に住んでいた日本人と最初に知り合ったホテルの日本人の同僚から、コンラッドはヤバイと教えてもらいました。
しかも、その日本人の女の人はコンラッドがやたら日本が好きアピールをしてきて、セクハラされかけたらしいです。
しかもハウスメンバーの素行がかなり悪く、食品や貴重品を盗む人が多かったみたいです。
❌クイーンズタウン でシェアハウスを探す時はコンラッドに要注意
【割り振られた部屋は監獄、しかもめちゃくちゃ臭い】
そして、僕が割り振られた部屋が監獄のような狭さでシェアハウスの住人と2人て。シェアする部屋だったんですが、そのルームの住人の体臭がめちゃくちゃ臭くて、昼は光が入らない、常に真っ暗、まさに刑務所の独房でした。
しかし、運がいいことに3人部屋の広い、見晴らしのいい部屋に変えてもらいました。ルームメイトのインド人2人組も騒音でうるさいというデメリットがありましたが、独房部屋よりはマシでした。
ラッキーだったこと①
独房部屋から見晴らしのいい広い部屋への移動
シェアハウスからスーパーマーケットが遠すぎる
そして、シェアハウスからCountdown Pak'n Save というスーパーマーケットは歩いて40分以上、バスも途中までしかありませんでした。
そして職場からも徒歩で40分以上だったので、自転車が無いとかなり厳しい場所でした。それもちょうどシェアハウスの日本人の女の人がクイーンズタウンを離れるらしく、シェアハウスに来て自転車をヘルメット付きでタダでもらいました。
ラッキーだったこと②
日本人の女の人から自転車をもらう
コンラッドからクロエにシェアハウスのオーナーが変わった
コンラッドのシェアハウスから逃げることを考えていましたが、2ヶ月くらいしてクロエという香港人の女の人が新しくシェアハウスのオーナーになりました。
クロエに変わってから、かなりシェアハウスの環境が改善されて、リビングのソファが新しいものに変わったり、家が綺麗になるよう掃除をしてくれるハウスキーピングを定期的に呼んでくれたり、迷惑行為をする問題のあるハウスメイトには注意してくれたり、トイレットペーパー、キッチン用品を買い揃えてくれたり、コンラッドからクロエに変わってかなり家が改善されました。
そしてちょうどシェアハウスの古いメンバーが入れ替わった時期だったので、問題のあるシェアメイトや微妙だったシェアメイトが全員入れ替わりました。
ラッキーだったこと③
コンラッドからクロエにオーナーが変わり、大幅にシェアハウスの待遇が改善されたこと
ラッキーだったこと④
問題があるハウスメンバーと微妙なハウスメンバーが出て行ったこと
ハウスキーピングのトレーナー、ジェイ
そして、ホテルの仕事の初日にホテルの説明を受けて、1週間ほどハウスキーピングのトレーニングを韓国人の女の人ジェイにしてもらいました。
最初はいろいろ雑談とかをしながら仕事をしていたんですが、数日したらいきなりトレーニングが厳しくなりました。
間違えるたびに「は? は? そこ違うでしょ??」って間違えるたびに何回も問い詰められました。
やたら間違えると「は?」って連続で言われるのがキツかったです。
ジェイはやたらとハウスキーピングの初心者に厳しかったです。他の何人かもジェイのトレーニングで同じ目に遭ってます。
ちなみにジェイも最後はいい人で仲良くなったんですが、ジェイのトレーニングが続いていたら辞めてました。今はジェイは辞めたのでホテルにはいません。
ジェイのトレーニングが1週間あってから、マリティーというスリランカ人のおばちゃんとチームになって仕事をしました。そのおばちゃんとずっと仕事を覚えるまで一緒のチームで、丁寧に仕事を教えてくれたので、分からないとこがあっても仕事がしやすかったです。
ラッキーだったこと⑤
ジェイからマリティーにパートナーが変わって仕事がやり易かった
インド版のジャベール警部、アカシ
そしてもう1人、僕の天敵だったのがハウスキーピングのボスでインド人のアカシです。
アカシは、レミゼラブルに出てくるジャンバルジャンを追いかけるジャベール警部、ズートピアの主人公の上司で水牛のボゴ署長のような巨漢でがっしりした大男です。仕事に対しては厳格です。
アカシも僕がベッドメイクでミスしてるとひたすらWhy ? Why? で質問攻めにしてきました。あまり会いたくない人物でした。
最初はいろいろ言われたのですが、仕事を見回っていたのが他のスーパーバイザーで優しかったです。アカシはオフィスの仕事でたまに来るくらいだったのでラッキーでした。
アカシは普通に関わるにはかなり親切でしたが、僕が入って右も左も分からない頃は、ジェイとアカシのダブルパンチで嫌な思いをしたことがありましたが、かなり仕事になれて僕が古株になる頃は、2人ともそこまで悪くない人だったんだと思いました。
⑥ラッキーだったこと
アカシは見回りは時々で主にオフィスで仕事、他のスーパーバイザーは優しかった
ドイツ人の女の子に片想い、失恋
これは大変だったこととは違いますが、ハウスキーピングに新しく入ってドイツ人の女の子が入ってきました。けっこう可愛かったんですが、見事に失恋しました。しかもアタックに失敗した挙句、その子の友達から「私の友達にちょっかい出さないで」と言われる始末。
誕生日に変に重くならないように仕事の差し入れ程度にジュースとメッセージカードをあげたんですが、床に放置されていました。。
最後に
結果的にめちゃくちゃ良かったニュージーランドワーホリでしたが、最初の2、3ヶ月は大変でした。