とーしばブログ

こんにちは、とーしばブログのとしです。オーストラリア、ニュージーランド、カナダの3カ国でのワーホリの体験談、フィリピン、マレーシアでの留学経験。読書や勉強で得た知識や考えやニュージーランドでの投資についてブログで発信しています。

遺伝した才能が人生を左右する/能力格差について思うこと

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こんにちは、とーしばブログのとしです。

今回は、遺伝した才能が人生を左右するということについてふと考えたのでまとめます。

これは、僕が体験したことを元に考えたことなので、話半分で聞いてください。全てが全てそうとは限らないので。

 

こういった世の中ってこうだろうなって考えた話もこうやってブログにします。

 

松は手間とお金がかかるお金持ちの木

現在は実家に住んでいるので、うちの庭にある松の剪定を手伝いました。

松を剪定していて分かったのですが、松っていう木はけっこう手間と労力がかかります。職人さんに頼むと1日につき、 1人3万円だそうです。さらに作業の片付け代もかかってきます。

↓参考記事

松の剪定は素人には難しい!?松の剪定を業者に依頼する料金相場を紹介 - すまいのほっとライン

 

松ってああ見えて、けっこう手間と労力とお金がかかるんですね。

庭に立派な松がある家は、お金持ちっていうイメージは、あながち間違いでは無いなと思いました。

逆に松の木を完全に放置している家も時々見かけますが、やはり維持費が大変なんだろうなと思いますね。

 

庭木職人の祖父からの遺伝

そして、父に少し剪定のやり方を教えてもらって松の剪定をしました。そこまで詳しくやり方を教わったわけじゃないのに、自然と直感的にやり方がわかりました。

 

そしてなぜだか、集中して松の剪定をすることができたんですよ。初めてにしてはかなり上手にできたんじゃないかと思います。

 

実は僕の祖父は庭木職人でした。祖父は僕が生まれる以前になくなってしまったのですが、誰から教わったわけでもなく僕自身すらすらと松の剪定を覚えました。

 

それでふと、「これが才能が遺伝するという感覚なのでは無いか?」と思ったんですよね。

 

例えば、祖父母や親が、有名な芸能人や芸術家や歌手、作家、起業家だったら、その遺伝子を子供が受け継いで、才能を発揮するというのも不思議では無いなと思いました。

 

 

親から受け継ぐ才能格差

世の中では、「努力の大切さ」だったり、「最後まであきらめないこと」「最後までやり遂げることの素晴らしさ」について学校などで教わりますよね?

 

しかし実際には[親から受け継ぐ才能が人生を決めている]一面があるのかなと思いました。

 

僕が祖父から受け継いだのは【松の剪定】なのかもしれませんが。

芸能人や歌手、芸術家、俳優、作家で成功した人、高い地位にある人は、確かに自身の努力の成果もありますが、一方では親の才能によるものもあるのではないかと思います。

 

例えば、親が有名なスポーツ選手なら、子供もスポーツの才能を受け継いでいる可能性が高いです。

親が歌手だったり芸術家だったり、両親ともになんらかのすごい才能を持っていたら、それがそのまま子供や孫にも受け継がれる可能性が高いのでは無いか?と思います。

 

僕が、松の剪定を直感的にできたように、最初から祖父母や親がものすごい才能を持っていれば、その人は周りの人よりかは、努力せずでも直感的に才能を発揮できるのではないかと思いました。

そもそも、他の人より数倍努力する才能も身につけている可能性があります。

 

しかし、天は二物を与えずでは無なく、実際は3つも4つも与えるというのが、本当のところで、、

 

芸能人や有名人で、容姿端麗、才色兼備みたいな人が存在するのも両親が優秀な才能や容姿に恵まれていたら起こりうると思います。

マイケルサンデル教授の[実力も運のうち 能力主義は正義か?]という本が話題になりましたが、僕としては松の剪定という体験から才能、資産格差をリアルに感じました。

 

才能+お金がさらに拍車をかける

そして、親がお金持ちであれば、子供の才能にそれだけお金をかけることもできます。

お金+才能があれば、世の中に桁外れの結果を出す人がいても不思議ではありません。

つまり親がお金が無い、才能が無い状態だと、それが子供の人生にも影響を与えるということです

 

子供もそのままお金に苦労して、才能や素質を親からそのまま受け継ぐ可能性が高いです。一般的には広く言われないけど、格差を引き起こしている一因なのでは無いかと思いました。

 

またまた、サンデル教授の本の引用になりますが、アメリカの名門大学の学生のほとんどがお金持ちだそうで、それだけ資金力と大学とのコネがあるからこそ優秀な大学に進学かろでき人生を有利に進めることができるみたいです。

巨額の資産と才能を受け継げる人とそうでない人との格差は開いていく一方だと思いました。

ピケティ氏は【資産格差】について述べていますが、同じくらい【才能格差】もかなり根深いんじゃないかと思いますね。

 

才能やお金が無くても親の努力で改善できる

何も自分に才能がないからといって、自分の人生を諦めろ!!と言っているわけではなく、こういったことがあるということを知っているだけでも違うのではないかなと思います。

 

逆に言えば、、、

今の自分がそこまで大した人間じゃなくても、自分の努力やその後次第で、少しでもお金や才能を子供や孫の世代に残せるということです。だから今している努力は決して無駄にはならないということです。

 

❌逆に自分が何もできないのに子供に過剰に期待する親が多いのも事実です。 

 

例えば、親がABCすら分からない状態なのに、子供に英語ができることを過剰に期待しすぎている親がいます。それに対して、わりと的外れだなぁと思う時があります。

 

そして、親の考え方や生き方がそのまま子供に影響を与えるのも事実です。

 

最後に

良くも悪くも子供や孫の世代に格差を生み出しているのは、自分たちの努力や選択や勉強の有無だと思いました。

自分の現状を両親や祖父母のせいにしても仕方がありません。一方、親から受け継ぐ、資産、才能の遺伝子が世の中の格差を作っているのも事実では無いか?と思いました。

このブログを読んで何かの参考にしていただければと思います。

 

そう考えてみると自分を変える努力や勉強が余計に大きな意味があるということです。

自分の勉強や努力は自分の人生だけで無く子供や孫にも受け継がれるものだということです。