こんにちは とーしばブログのとしです。
今回はキャッスルマウンテンシャレーでの仕事について詳しく見ていきたいと思います。
以前、他のブログ記事でもアコモデーションや給料について書いているのてろ参考にしてみてください。
[スタッフアコモデーションについて]
[給料について]
ハウスキーピングのチーム
働いてるメンバーはハウスキーパーとハウスマンで合計6人ほどです。メンバーの人数は仕事のシーズンや辞めたり、新しく入ってきたメンバーによって変動します。 ハウスキーピングにしてはかなり小さなチームです。
夏はサマーバケーションでトロントやカルガリーの10代の学生が夏限定で働きに来てました。
カナディアンメンバーは気さくで話しやすかったです。大学進学を控えた高校生もいましたが、海外は年齢が全く関係ないので、めちゃくちゃフラットで仲良くなりました。
日本みたいに年上、年下などで変に気を使う必要も無かったですね。
他にもカナダでもオンタリオやケベックから来たチームメンバーが何人かいました。
僕が辞める前には、かなりメンバーとは打ち解けて仲良くなって、パーティーをしたり出かけてましたね。
【ハウスキーピングは2人1組で仕事】
ハウスキーパーは2人1組で仕事をします。人が辞めたりメンバーの入れ替わりもあるので必ず6人ではなく急に少なくなったりします。
仕事自体は他のハウスキーパーと変わりません。チェックアウトルームとステイオーバーをそれぞれ掃除していきます。
チームの組み合わせは毎日変わりますが、自分たちで決めれたり、リーダーが決めたりしてました。
【仕事のユニフォーム】
ユニフォームは初日にマネージャーが無料で支給してくれます。冬用のジャケットも無料で支給してくれます。仕事を辞めた時にオフィスでユニフォームを返却します。
【仕事用ズボン】
ズボンは各自で準備する必要があります。僕はジーパンを使ってました。ズボンも規定は無く、作業しやすいズボンを用意します。スタッフアコモには、ランドリーとドライマシーンがありますが、仕事用のズボンは2足あったら便利です。
【シューズと靴下の色】
このホテルには、仕事用のシューズと靴下の色指定はなかったですが、ハウスキーピングの仕事をするなら黒が無難です。だいたい、どのホテルでも黒の靴下、黒のシューズがいいですね。
ハウスマンの仕事
ハウスマンはゴルフカートに乗ってベッドのリネン、バスタオル、ゴミを集めたりします。ルームの暖炉が使われている場合は灰や燃えカスを掃除して新しい薪を補充します。もちろんハウスキーピングがやる場合もあります。
チップを集めるのも主にハウスマンがしています。ハウスマンはハウスキーピングの仕事の進み具合やチーム全体を見て回ったりリーダー的な役割でした。
リネンやタオルの入ったボックスをチェックアウトルームに置くのもハウスマンの仕事なのでハウスキーパーは持ち歩く必要はありません。写真のような赤いボックスがリネンとタオルのボックスです。
1日の仕事の流れ
朝の仕事開始は9:00です。スタッフアコモが敷地内にあるので、8:50くらいに来れば間に合います。
ショップの受付の裏にあるオフィスでタイムシートにサインして、ホテルのマスターキー、ゴルフカートのキー、トランシーバーを持ってランドリールームに行きます。
このようにオフィスで仕事開始と仕事終わりにシートにサインします。
これが1日のチェックアウトとステイオーバーのルームのリストです。ランドリールームで1日のスケジュールをチームで話し合ってルームを割り振ります。
このようにチームでルームの振り分けをして、ルームナンバーをメモします。チェックアウトルームを掃除し終わるとトランシーバー(Walkie talkie ワキタキ)で、どのルームを掃除し終わったかをフロントオフィスに伝えます。
最初、ワキタキと聞いて何のことか分からなかったのですが、どうやらトランシーバーのことでWalk(歩く)とTalk (話す)を合わせた言葉みたいです。
ランドリールームに道具があるので、掃除道具やいくつか赤いボックスもチェックアウトルーム用に持っていきます。
このホテルは小さな小屋が点在しているので、ゴルフカートに掃除道具を乗せて掃除するルームに移動して2人1組で掃除していきます。
他のホテルとは違い野外にロッジが点在しているので通常のハウスキーピングのようなトローリーはありません。
ランチ休憩
ランチの休憩は30分です。給料には給料にはカウントされません。
休憩はスタッフアコモのキッチンで料理して各自で食べます。電子レンジもあるので、料理を温めて食べます。
そして、余った休憩時間は自分の部屋で仮眠したりしてました。自分の部屋で仮眠を取ったり休憩できるのが良かったですね。
時間が来たら、自分が掃除していたルームに戻りチームメンバーと仕事を再開します。職場からスタッフアコモまで徒歩 2、3分なので移動がけっこう楽です。 ランチがない時はショップでもサンドイッチなども売ってます。
バンフの大自然の中で仕事をする
このホテルは少し変わっていて外で仕事をします。バンフワーホリでもキャッスルマウンテンなど雄大な自然の中でワーホリできる人は少ないと思います。キャッスルマウンテンで働いた経験はバンフで働いた人とはまた違う経験でした。
なにより、夏に外に出て作業するのは気持ちがいいです。晴れた空とキャッスルマウンテンの眺めが最高です。特に夕方のキャッスルマウンテンが綺麗でした。たまにリスがいたり、鳥がいたり、時々ですが熊も出ます。僕は見たことありませんが、たまーにいるらしいです。
↑手前に見えるのはバーベキューグリルです。たまに掃除をしたりします。奥に見えるのはゲスト用のロッジです。
↑赤いクリアケースにシーツやタオルを入れています。ハウスマンがチェックアウトルームにケースを置いてくれるので、ハウスキーパーは掃除道具だけ持っていったらいいです。
↑これがホテルのショップの建物です。 朝はこのショップに集まってホテルのキーとトランシーバー(Walkie talkieワキタキ)を持ってランドリールームで簡単なミーティングを仕事メンバーでします。スーパーバイザーは半分存在していないような感じなので、ベテランメンバーがミーティングをします。
↑これがオフィスとショップです。ショップは20%ディスカウントでフードを買えます。
このようなコーヒーマシンがあってスタッフはコーヒーが無料です。仕事前にコーヒーを持っていき休憩中や仕事の合間に自由に飲みました。
裏には小さなオフィスで出席と開始時間を書いて、サインインしてから仕事が始まります。アコモデーションはこのショップの裏にもあります。ボス兼マネージャーのエイドリアンのオフィスもショップの裏にあります。
ファイアープレイス(暖炉) いくつか種類があります。ファイアープレイスの掃除もハウスマンがしてくれますが忙しいときや手が回らない時はハウスキーピングがやります。
ファイアープレスのキャンブリー(火をつけるための小枝、木の切れ端)や薪の補助もします。ファイアープレスの掃除は専用の掃除機を使います。
ハウスキーピング用のゴルフカート
このホテルでは、トローリーではなくゴルフカートを使います。このホテルには普通のハウスキーパーみたいにトローリーがありません。(ハウスキーパーで使う道具を乗せて移動するカートですが、ホテルによって呼び方が違うみたいです。 僕はトローリーと呼んでます)
普通ならホテル内を移動するためにトローリーがあるのですが代わりにゴルフカートで移動します。ゴルフカートの運転は車より簡単で車を運転している人ならすぐ慣れます。
そのカートに掃除道具と掃除機、シーツやタオルの入ったケースを乗せて掃除するルームまで移動します。トランシーバーも持っていきます。
カートは2つありますが緑のカートはハウスマンが使います。なのでハウスキーピングチームのうち1チームはカートを使えません。
カートで点在するロッジに向かいます。カートの運転は慣れるとけっこう楽しいです。
ランドリールームでの仕事
これがランドリールームですね。奥にあるのがタオルやリネンを洗うウォッシュマシーンです。手前にある白い大きなマシーンがドライマシーンです。
ハウスキーピングの他にチェックアウトやステイオーバーのルームがない場合、仕事が全て終わった時にはランドリールームで、バスタオルやリネンをランドリーマシーンや乾燥機に入れて回したり、 乾燥が終わったタオルやリネンを畳んだりする仕事もします。
大きなホテルの場合はシステム化されて仕事が細分化されてるのでランドリーの仕事は分かれており、ハウスキーパーはランドリーをしません。
しかしこのように小さなホテルではランドリーの仕事もハウスキーパーがやります。
スーパーバイザーらしき人がいないのでメンバー全体で連携で仕事をする
なんとこのホテルのスーパーバイザーらしき人がいません。いないというよりスーパーバイザーの人がちゃんと仕事をしてなくて役割を果たしてる感じでは無かったです。メンバーが入れ替わったらちゃんとした人が取り仕切りると思います。
なのでハウスマンのジェシーが仕事のリーダーでした。でもジェシー自身もハウスマンの仕事をしているので、トランシーバーでオフィスに連絡したり、他のハウスキーピングメンバーと話をしつつ仕事を回していました。 掃除した後のルームのチェックも基本的にはジェシーがしていました。
フロントオフィスとも連携して仕事をしていて、チェックアウトルームがあるとトランシーバーで連絡してくれます。チェックアウトルームが終わったら、フロントにも終わったルームをトランシーバーを使って 伝えます。
このホテルの特徴として、スーパーバイザーがチームをまとめるというよりチーム全体で連携して仕事をします。
キャッスルマウンテンシャレーのマネージャー
ホテルのマネージャーも最初の入社手続きをした後はほぼ関わりがなかったですね。
例えるなら、めったに練習を見にこない部活の顧問の先生みたいなに人でした。
働いた当初は、ルームチェッカーもほぼいないので、ちょっと大丈夫かなって感じでした。ほんとにたまに部活で練習を様子だけ見にくる先生みたいな感じのスーパーバイザーとマネージャーというイメージです。
それでも、たまーに仕事に口出ししてきたりするんで、普段はハウスキーピングの仕事は放置状態なのにって感じでした。結局 あんまり管理できてないのが、悪いんじゃない?って疑問に思うときもありましたね。
逆にメリットとしてハウスキーピングとハウスマンの力量で仕事ができて自由にのびのびと仕事ができたのが良かったですね。
【このホテルの最初の印象】
スーパーバイザーとマネージャーが機能してなかったので、働いていた当初は管理がちゃんとできてない分不足の事態が起こったり、ハウスキーパーがやらかしたら、どう対処するんだろーって思いました。
小さなホテルだからか ハウスキーパーは放置っぽい感じだし、仕事のシステムはちょっといい加減というか ガタガタな印象を受けました。
最初は、ホテルのガタガタの管理状態が心配でしたが、仕事に慣れてきた後半はのんびり仕事ができて、スーパーバイザーもいないような感じで気楽でした。
後半になるとメンバーと仲良く仕事をしたりプライベートでも出かけたりして、苦労を共にするだけあってメンバーとは最後は仲が良かったです。
スタッフミール
基本的にはスタッフミールは無しで自分で 朝昼晩の食事は用意します。スタッフアコモデーションで休憩できるので、レンチンして何か食べたり、カップラーメンやコリアンラーメンを食べたりしてました。 調味料や油はキッチンで共有で使えるので問題ないです。
ホテルのチェックアウトルームのフードももらえますが、 たまにもらえるって レベルなのでそこまで期待できないです。
ほかのホテルみたいにチェックアウトルームからフードをゲットできるみたいなメリットはかなり少ないです。
だいたい1週間に何回か あるかないか あったらかなりラッキーって感じです。
ホテルのショップでも 食べ物を買えます。 働いてるスタッフなら 商品を20%ディスカウントで買えます。ちょっと安く買えます。
パンやサンドイッチ バナナ 、カップラーメン、チョコやアイス ちょっとした惣菜 卵やベーコン ポテトチップスやジュースなどが売ってます。だから来てすぐに買い物に行けなくても すぐには困らないです。
バンフまで買い物はほかのスタッフが買い物に行くときに一緒に連れて行ってもらえます。