とーしばブログ

こんにちは、とーしばブログのとしです。オーストラリア、ニュージーランド、カナダの3カ国でのワーホリの体験談、フィリピン、マレーシアでの留学経験。読書や勉強で得た知識や考えやニュージーランドでの投資についてブログで発信しています。

大学は必要?という議論 大卒を資格として考えると分かりやすくなる

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こんにちは とーしばブログのとしです。

今回は学歴についての話をしたいと思います。よく学歴は必要ないとか、学歴は大切とかいう議論がありますが、

⇒大卒という学歴は【資格】のようなものだと考えると分かりやすいと思います。

 

僕の意見ですが、大学は勉強する場所というより大卒という資格を取るための場所という方がしっくりきます。企業に入社しやすくするための資格と考えると大学を卒業するのは大切だなと思います。

 

以前、僕の意見としては、勉強するだけなら自分でできるし、4年間の時間と数百万というお金をかけていくべき場所じゃないと思っていました。何より卒業したら教育ローンの返済をずっと返済していかないといけないということがリスクだと感じていました。

 

 

よくYouTubeとかでインフルエンサーが「大学は卒業しても意味がない」といいますが、やはり高卒より大卒の方が就職には有利です。就職面接でもかなりの確率で大卒資格が求められることも多いんですよね。

学歴不問の仕事だと肉体労働系の仕事や工場などの仕事が多いです。

 

世の中の人には、僕も含めて高卒までしか卒業していない人も大勢いるので、そういう人達にとっては、「大学は無駄」というセリフは、心に刺さる言葉なのですが、あくまで大卒の人達が言ってる意見も多いのでポジショントークだと思っていいでしょう。

 

やはり綺麗事を言っても世の中、大卒という資格を持っているか、いないかで就職できる求人の枠にも明らかに違いがあります。

 

 

〈大学は無駄〉は半分は嘘

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最近よく言われる大学には行く必要がないという言葉ですが、自分で起業したりフリーランスでやっていく分には、資格としての大卒はいらないかなと思います。

もちろん成功して高収入になればいいですが、下手をすると会社にいるより低所得になる可能性はあります。こういう負の側面はあまり言われません。

 

なので、大多数の人はどこかしらの会社で働きますし、自分で会社を起業したりフリーランスでやっていける人は多くはないと思います。

 

大卒という資格を持ってるかどうかで就職できる仕事の枠が違うんですから、大学はたとえFランと言われる大学でも卒業しておいた方がいいのかなと思います。

 

たしかに大学を卒業して社会人になってからは、どの大学を卒業したかを気にする人はいませんし、実力と卒業した大学は違うと言いますが、大卒と高卒では明らかに就職の幅が違うんですね。

 

(もちろん大学の中でも東京にある一流大学を卒業していれば、さらに就職の幅が広がりますし、地方の大学だと大卒でも就職が難しい企業もあると思います。)

 

勉強だけなら自分でできるものの、、

 

大学に限らず資格の勉強も勉強だけなら誰でもできます。例えば、一級建築士司法書士に関わる勉強だけなら自分で出来ますし、知識は自分でやった分だけ身につきます。

しかし、試験に合格して正式に【資格】として持っているか?いないか?では大きく違います。

 

 

大学もそれと同じで大学を卒業しているか?いないか?では扱いが大きく違います。 

大学に行っているか?いないか?で雇ってくれる企業の幅も違いますし、大卒という資格を持っていないと就職でも違いが出てくるんですよね。

 

大学へ行く意味のとらえ方で意見は変わってくる

 

大学を勉強する場所か? 資格として大卒を取得する場所か?で考えると大学は必要なのかという意見は変わってきます。

よくビジネス系インフルエンサーYouTubeなどで話すのが、勉強する場所としての大学です。何よりここに注意した方がいいでしょう。

もちろん勉強する場所としてならわざわざ高い学費を払わなくても、その気になれば自分で勉強できます。

 

ビジネス系インフルエンサー多くが大学を勉強する場所として意見を言っており、「学費が高くてほとんど勉強していないから無駄」と答える人が多いんですよね。そこに多くの人が勘違いをさせられているのですが、

 

大学は、大卒という資格としての役割の方が大きいんですね。だから「大学は無駄」という言葉を鵜呑みにしてしまうと、かえって自分の選択の幅を狭めてしまうので注意が必要です。

 

大学は学費が高いだけに下手に何も考えずに奨学金(借金)を抱えてしまうと痛い目に遭うかもしれませんが、無理のない範囲で大学は卒業すべきというのが僕の意見です。

 

一流大学は希少性があるから価値がある

 

そして、先ほどは高卒と大卒の違いを話ましたが、 大学の中でも一流大学とその他の大学と何が違うかと言えば、一流大学は権威性希少性の違いだと思います。

 

たしかに最近ではMoocs やオンラインの無料授業で、誰でも一流大学の講義を聴いて勉強できる時代になっていますが、だからといって誰にでもやたらと卒業証書をもらえるかは全く別問題です。

 

勉強は誰でもその気になればできますが、希少性と大卒の価値を保つということから考えると一流大学は誰でも卒業できるわけではありません。

 

お金(お札)を例にすると分かりやすいと思いますが、お札が大量に発行されるとインフレーションが起こってお札一枚一枚の価値は下がります。

それと同じで、世の中に一流大学卒業者が増えすぎると、その卒業証書の一つ一つの価値が下がってきます。

 

だから勉強はたしかに平等でも、資格という面から見たら、一流大卒とそれ以外とは明らかに差があるんですね。

 

世の中によくある、大学を勉強する場所という議論から離れて、【資格】と考えてみると、今まで分かりにくかった部分がいろいろとクリアになってくるんじゃないでしょうか?

 

だから、事務職や特定の仕事など大卒資格が必要な職種を考えている人は大学に行くことを考えた方がいいと思います。