とーしばブログ

こんにちは、とーしばブログのとしです。オーストラリア、ニュージーランド、カナダの3カ国でのワーホリの体験談、フィリピン、マレーシアでの留学経験。読書や勉強で得た知識や考えやニュージーランドでの投資についてブログで発信しています。

ワーホリ帰国後の就職について/ ワーホリ期間は就職にマイナスになるのか?

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こんにちは、とーしばブログのとしです。

今回は、ワーホリ帰国後の就職についてです。ワーホリから帰国後にワーホリの経験は就職するときに不利になるのか?という疑問に答えていきたいと思います。

僕自身、オーストラリア、ニュージーランド、カナダでワーホリしていたので、何かの参考になればと思います。

 

ワーキングホリデーはあくまでビザの名前

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まず始めにワーキングホリデーは、あくまでビザの名前です。つまり現地での1年間の滞在許可証です。なので1年間、海外で何をしていたか?の方が重要になります。

 

何かしらワーホリ期間に仕事の職歴を作ったり、何か目的を持って行動していたことが面接で話せると大丈夫だと思います。

 

例えば、ホテルでも、レストランでもファームでも、ファクトリーでも、そこでどんな仕事をしていたのか?を答えられるようにしましょう。

例えば、ジャパレスで働いていたとしても、具体的にどんな仕事内容だったのかを履歴書にしっかり書いて、面接で答えればOKです。

 

日本では、仕事を短期で辞めるのは、あまり好まれないので、半年〜1年くらいのまとまった期間働いた方が面接の時に答えやすいと思います。

どうしても、ビザの関係で半年〜1年で仕事を辞めない国もあるので、辞めた理由としては、ビザの関係で仕事を辞めないといけなかったことを答えるといいと思います。

 

面接のときに【ホリデー】という言葉にマイナスイメージを持たれることも、、

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やはり、企業の面接官にはワーキング・ホリデーの【ホリデー】という言葉にネガティブな印象を持つ人もいます。

日本社会では、どうしてもホリデー(休日)という言葉だけで「海外で、ふらふら1年間遊んでいただけ」という変な先入観を持つ人もいます。

 

ネットでワーホリ後の就職について調べても、「ワーキングホリデーは空白期間」と言っているサイトもあります。

やはり、一部の人にとっては、ワーキングホリデーにマイナスなイメージを持った人はいます。

日本では、「転職を繰り返したりせず」「働いていない空白期間を作らず」「一つの会社で長く働く」ことが良いこと、という考え方がまだまだ残っています。

 

もし、面接で、ワーキングホリデーに偏ったマイナスイメージを持たれている場合は、もしかしたら、その企業がもともと相性が合わない可能性があるので、あまり深く考えず、次に行った方がいいと思います。 

 

仕事を辞めてワーホリに行った理由を考えておく

見落とされがちなこととして、ワーキングホリデーに行った理由やワーホリ前の仕事を辞めた理由について考えておくことが大切です。

大学や高校を卒業してから、ワーホリに行く人もいますが、ある程度、社会人として仕事の経験を積んでから、ワーホリに行く人もいます。

 

ワーホリに行った理由として、「日本社会に疲れたから」とか、「会社がブラックだったから」「日本で働きたくなかったから」という人もいると思いますが、やはり面接では、仕事を辞めてワーホリに行ったポジティブな理由があるといいですね。

例えば、「海外経験をしてみたかった」とか「視野を広げたかった」とか「海外の文化に興味があったから」など、少しでもポジティブな理由を言えるといいですね。

 

英語を活かせる仕事自体に限りがある

これは、僕が日本に帰国してから気が付いたことなのですが、日本には、英語のスキルを活かせる仕事自体に限りがあります。

toshihsto145.hatenablog.com

東京や大阪など大都市だったら、英語力が活かせる求人がたくさんあるかもしれませんが、地方だとどうしても限りがあるんですね。

そして、日本では、【英語力】=【スキルアップ】【収入アップ】と持ち上げられすぎている感があります。しかし、実際に求人を探してみると、英語のスキルを活かせる仕事って地方だと限られますし、求人数もそこまで多くありません。

 

英語ができるからと言って、他の求人よりも、ものすごく給料が高いかと言われれば、かなり疑問です。ハローワークとかをチェックしても正社員枠の求人とかだと他よりも若干高いかな?という程度です。

そして、英語というスキルにお金を払うか?というのは企業にもよります。特にホテルなどホスピタリティ系の仕事だと英語を話せても時給がそこそこだったりします。

 

なので、必ずしも【英語力】→[収入アップ][スキルアップ][英語力を活かして働ける]ではないんですね。

 

ワーホリから帰ったら良くも悪くも元に戻る

ほとんどの人が感じていることだと思いますが、ワーホリから帰ってみたら、良くも悪くも今まで日本にいた頃と変わらない生活がスタートします。

もちろん、海外にいたことで視野が広くなったり、海外のいろいろな国の友達ができたり、海外について詳しくなったりということがありますが、帰国後は、ワーホリの時はあったはずの万能感が消えて、今までの生活に戻ってしまうんですよね。

 

意外とワーホリで英語も高いレベルで、ローカルでバリバリ働いて海外の方が合ってた!!という人の方が帰国したあとに悩んだり、葛藤したり、日本社会にうまく馴染めないということが起こりやすいのかもしれません。

 

本当で英語力を活かしたいなら

本気で英語力を活かして何かをしたいと考えるなら、日本にいるより、むしろ英語圏で就職することを考えた方がいいかも知れません。

英語圏だけでも、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、アイルランドでもワーホリができるので、日本で就職せずに他の国でワーホリをするというのも手です。

 

わりと数カ国ワーホリループをしたり、学生ビザに切り替えて長期滞在したり、運良くワークビザをゲットしたりという人もいるので、海外の方が合ってたという人はこういう選択肢もアリだと思います。

 

ワーホリで必ずしも英語力が伸びるわけではない

そして、人にもよりますがワーホリに1年、2年行っても、劇的に英語力が伸びる訳ではありません。

僕自身、カナダワーホリの時に10年くらい海外に滞在しているのに、いつまでも英語力が低いままの日本人を見たことがあります。ワーホリで英語力が上がるかは、かなり人によります。

 

英語力よりも職歴を重視した方がいい

ワーホリ帰国後は、英語力を[伸ばした]または、[伸ばせなかった]だけにフォーカスしがちですが、英語力を伸ばせたから、ワーホリは成功、失敗ではなく、現地で働いてきた職歴について面接でしっかり話せるように、対策するといいのではないかと思います。