とーしばブログ

こんにちは、とーしばブログのとしです。オーストラリア、ニュージーランド、カナダの3カ国でのワーホリの体験談、フィリピン、マレーシアでの留学経験。読書や勉強で得た知識や考えやニュージーランドでの投資についてブログで発信しています。

ドイツ語の勉強って意味あるの?そんな疑問に応える

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こんにちは、とーしばブログのとしです。

ドイツ語を勉強している時に気になるのが、「ドイツ語って勉強して意味あるの?」ということだと思います。

僕自身、ドイツ語を勉強するときに、メリットや将来性について考えました。

なので、今回はドイツ語を勉強するメリットやどういう人にオススメなのか?を解説していきたいと思います。

 

 

ドイツ語を話す人の人口

まずは、ドイツ語を話す人の人口ですが、1億3000万人らしいです。主にドイツ、オーストリア、スイス、リヒテンシュタイン公国で主に話されています。

 

世界中で公用語として広く話されている英語との違いは、ドイツ語が話されているのは、ほとんどがヨーロッパの国ということでしょう。

ドイツ語はヨーロッパと中では有力な言語の一つであり、とりわけドイツEUの中でも大きな影響力を持っています。

 

ドイツ哲学、ドイツ文学に興味がある人

ドイツ哲学、ドイツ文学に興味がある人にとっても、ドイツ語を学ぶ意味はあると思います。

 

ドイツ文学や哲学などの本を読んでいたら、ガイスト(精神)、テーゼ(命題)、イデー(観念)、ペルゾナ(人格)、トラウマ(夢、心の傷)、フラーゲ(問い) 、ヴァールハイト(真実、真理)、アウフヘーブング(止揚) など、、

 

難しい単語がたくさん出てきたりしますが、ドイツ語を勉強していると、このような難しい哲学用語や精神心理学の用語も覚えやすいです。

 

他にも、身近なドイツ語だと、アルバイト、ゲレンデ、カルテ、メルヘン、グミなど、日本語になったドイツ語もあります。

 

ドイツ語で本が読めるようになる

よりドイツ語が中級、上級になれば、ドイツ語の原作で読むこともできます。やはり翻訳される前の原典で読むのと、日本語訳で読むのは全く違います。

ドイツ語でゲーテ著「ファウスト」、トーマスマン著「魔の山を読めるようになったら、カッコいいと思いませんか? ドイツ語を学べば、こういう利点もあります。

 

クラッシック音楽の関係の仕事や留学など

ドイツ、オーストリアは、クラッシック音楽の中心地であり、モーツァルトベートーヴェンシューベルトブラームスヨハン・シュトラウスワーグナーなどの偉大な音楽家の出身地です。

 

クラッシックの演奏など音楽留学を目指している人にとってはドイツ語は必要不可欠なのではないかと思います。

 

ドイツ語圏での大学進学

ドイツの大学に進学したい人にとってもドイツ語を勉強する意味は大きいです。しかし、最近ではドイツ語ができなくても、英語で授業を受けれる大学も増えています。

アメリカやイギリスの大学と違い、ドイツをはじめヨーロッパでは、無料または格安で授業を受けることができます。

 

ドイツやオーストリア日系企業の駐在員

ドイツやオーストリアの駐在員などもドイツ語を使う機会が多いのではないかと思います。ドイツのデュッセルドルフ日系企業たくさんあります。

現地の日系企業への就職や駐在員としての仕事を目指している人もドイツ語は必要だと思います。

そして、ドイツといえばフォルクスワーゲンアウディ、ベンツなどの車が有名ですし、日本のように機械部品や機器メーカーも有名です。医療系もドイツ関連が多いですね。

 

 

歴史やミリタリー系に興味がある人

やはり、ドイツといえば第二次世界大戦と深い関係がある国です。戦争や歴史系の映画では、たびたびドイツ語が登場します。ミリタリー系の趣味がドイツ語の勉強のきっかけになったという人もいますよね?

やはり映画などでも、登場人物のドイツ語の会話をそのまま理解できた方が面白いです。最近だとNetflixAmazon Prime 、Huluなどで気軽に映画を観れるので、ドイツ語ができれば映画を観る楽しみが広がります。

 

ドイツ語は日本での就職に役に立つのか?

ドイツ語を勉強している人にとっては、ドイツ語は日本での就職に役に立つのか?ということが気になる人が多いのではないか?と思います。

 

あくまで僕の考えですが、、

⇒翻訳や通訳、貿易、現地の駐在員などドイツ語が活かせる仕事はあるとは思いますが、やはりドイツ語のスキルを活かせる場所というのは、英語よりもさらに少ないと思います。

 

そもそも日本では、外国語が話せたからといって、給料が高くて求人も多いか?と言われれば思ったよりもそうでもないんですよね。

 

外国人に人気の観光地にあるホテルとかだったら、英語などの語学が活かせたりするのですが、それでも給料がそこまで高くないことが多いです。

外国語が話せること】がすごいことのように扱われている割には、理想と現実のギャップが大きいと感じました。

 

日本では[外国語を話せる]ということが美化・神格化されすぎ

僕が英語圏3カ国のワーホリから帰っきて気づいたのが、日本では英語など外国語が話せるということをあまりに神格化、美化しすぎていることです。

日本では、英語などの外国語が話せるということを持ち上げすぎているように感じましたね。

 

そして、

「今の時代、英語くらい話せないと将来不安」

「世界はグローバル化しているから英語が話せないと就職できない」

「これからはグローバルな人材が必要とされる」

みたいな不安を煽るような言葉をよく聞きます。

 

しかし、僕の意見としては、理想現実に大きなギャップがあるように感じました。

僕自身、前に英語の求人をネットやハローワークを使って探しましたが、そこまで求人が給料が高いということはありませんでしたし、求人数もそこまで多くなかったです。

toshihsto145.hatenablog.com

やはり、スキルとして語学力を活かそうと思ったら、語学力プラスで何か仕事のスキルが無いと厳しいと思いました。

英語ですら、そんな感じなので他の言語だと、もっと厳しいのでは?というのが僕の感想です。

なので、語学=スキルアップ、年始アップと考えるのは、やはり現実的には狭き門なのかなと思います。

 

だからといって、ドイツ語などの語学の勉強が意味がない訳ではありません。ドイツ語圏の文化や歴史などに興味があるのであればドイツ語の勉強はオススメです。

 

現地での就職にはドイツ語は必須

日本では、ドイツ語のスキルを活かせる場所に限りがありますが、現地で就職する時には、ドイツ語はむしろ必須です。

⇒現地就職を目指している人こそ、ドイツ語は必要不可欠だと思います。

(プラスで仕事経験だったり、ビザのスポンサーをしてくれる企業が必要です。)

 

ドイツだったら、英語も通じることも多いので、英語で大丈夫なこともありますが、やはりドイツ語圏では、ドイツ語が話せた方が仕事でもチャンスが多いです。

 

ドイツ語圏で将来、就職したいと考えている人にとっては、ドイツ語の勉強は必要不可欠です。

就職して、企業からスポンサービザをもらうにしてもドイツ語能力が高い方が有利です。

 

最後に

日本では、音楽や歴史などの趣味だったり、翻訳、通訳、貿易などドイツ語を活かせる場は限られますが、ドイツやオーストリアなどでワーホリや大学進学、現地企業に就職を考えている人にとってドイツ語を勉強する意義が大きいと思います。