こんにちは、とーしばブログのとしです。
今回は、自分のツイートがバズった時に感じたことについて。
ツイッターをやっていると、自分がツイートしたことにたくさんの人が反応して、イイねをもらったりリツイートされたり、多くの人に見られてバズったりすることがあります。
僕も、この前初めてバズるということを経験しました。「なぜこのツイートがバズったんだ?」と思いましたが、初めてバズったのでとても嬉しかったですね。
しかし、よくよく考えてみると、誤った情報が拡散されたり、炎上して燃え広がったりなど使い方を間違えると怖いなと思いました。
オリンピックの表彰台についてのツイート
2021年7月、8月のオリンピックで、ある日僕は何も考えずに表彰台についてツイートしました。オリンピックなどリアルタイムで話題になっていることをツイートしたり、世の中の反応を見るのはけっこう楽しいです。
そして本当に何気なく、少し前に3Dプリンターで表彰台を制作した過程についてのテレビ番組を見たのでそのことをツイートしました。
この表彰台ってたしか3Dプリンターフル稼働させて、リサイクルプラスチックで作ってるんだよね。 何かのドキュメンタリーでやってた #東京オリンピック #オリンピック閉会式 pic.twitter.com/8dVpblNVXs
— Toshi トシ (@toshi35606707) 2021年8月8日
⇒なぜかこのツイートだけがバズって、多くの方からイイねやリツイートしてもらいました。
ツイッターの特徴として、多くの人がイイねしたり、リツイートすることで、倍々ゲームのように見る人が増えるんですよね。
誰かがイイねをすると自動的にイイねをした人のフォロワーにもツイートが流れてきます。
イイね、リツイートが増えたことで僕の今までのツイートの何十倍も見られました。
他人にとっては些細なことでも、自分にとってはある意味、一種の成功体験なのですが、ちょっと考えるとツイッターのデメリットのようなものも見えてきます。
3Dプリンターの表彰台についてはテレビで観た程度しか知らなかった
僕が表彰台についてツイートしたのは、ペットボトルなどをリサイクルして、3Dプリンターを使ってオリンピックの表彰台が作られたというのをテレビで見たからなんですね。
そのテレビ番組を見ていた人は僕以外にもいたと思います。なので何も考えずテレビ番組で知ったことをそのままツイートしただけでした。
そもそもこれは、自分だけが知っている特別な情報ではないのにイイねされてバズったんですよね。
そのツイートの内容も、
もしかしたら間違いもあるかもしれませんし、僕は3Dプリンターで表彰台を作った当事者ではないので細かい事は分かりません。
表彰台の画像もネットで拾ってきた画像を何も考えずに貼り付けただけです。
情報としては、かなりいい加減なクオリティーなのに、そんないい加減なツイートがたくさんの人に見られ、多くの人がリツイートといいねをしたことに少し疑問を持ちました。
そもそもツイッター上では、いい加減な情報もかなり溢れかえっています。この前のブログで言ったように怪しい不確かな情報を発信している人たちが、影響力を持っているツイッターに危うさを感じます。
それにツイッターで情報を発信している人のプロフィールが正しいとも限りませんし、言葉の表現を微妙に変えて見栄えを良くすることもできます。
⇒そもそもツイッター上で誰もその人の素性なんて知らないわけです。
その人がツイートした情報が全て正しいとも限りませんし、かなり玉石混合というか、いい加減な情報でも拡散されれば影響力を持って多くの人に見られるんですよね。
ツイッターは使い方次第
しかし、ツイッターは正しく使えば、多くの人たちに良い情報を提供したり、日常の面白い画像だったり自分の作品を発表できる場でもあります。
ファンを増やしたり、ツイッターでいろいろな人と交流することもできます。
ツイッターでつぶやかれたことが、多くの人の共感を呼んで、世の中の考えを可視化してくれることもあります。時には【ツイッターでつぶやかれた一言が歴史を動かす】なんてこともあります。
情報収集ツールとしても有能で、今起きている出来事をリアルタイムで追いかけることもできます。
そして、リアルで繋がれない人ともメールやツイートでやり取りできます。
このようにツイッターはあくまでツールなので、やはりメリットもありデメリットもありますが、やはり使い方次第なのかなと思いますね。知識や考え方、情報に対するリテラシーが高いほど使いこなせるツールだといえます。
ツイッターの炎上は山火事と同じ
ツイッターでの炎上についても自分が全く予想しない形で、リツイートされてコメントされたり、歯止めがきかなくなったりもします。
そして何気ないツイートが多くの人にツイートが見られることで、人々の気分を害してしまうこともあります。
まるで、タバコのポイ捨てが原因で山火事が起こったりするように、小さな火が一瞬で燃え広がり、自分ではどうにもならないような状態になるのがツイッターの怖さだなと思いました。
僕も誰かを傷つけるような過激な発言や不快な発言はしないようには心がけていますが、ときにはそういった過激なツイートをしてしまうかもしれません。
ツイッターを使う時は、なるべくそういったことにも配慮が必要です。それはツイッターが悪いのではなく、使う人次第なところがありますが、使う方を間違えないようにしたいですね。
世の中の考え方がファスト化しているのか?
ファスト思考などに見られるように世の中の考え方が単純しているのかな?と思います。
とくにツイッターではその傾向が強いように思います。
ものの考え方が過激化、単純化、極論化している背景として、変化のスピードが早いと言う他にも、日本では仕事がいつも忙しくてノルマに追われて考える暇がない人が多いということもあるかもしれません。
たしかに夜遅く仕事から帰ってきて、疲れた状態で400、500ページある難しい本を読むのは大変です。
それよりも、ツイッターで流れてくる理解しやすい簡単な情報の方が見やすいですよね?
このように世の中の大半の人は仕事で忙しく、じっくり物事を考える暇がないということも関係しているのかもしれません。
あまりにも仕事ばかりの環境では、むしろ思考停止の原因にもなりうるわけです。
ゆえに分かりやすく、簡単な情報が溢れ返っているのかもしれません。
とりわけフォロワーが多い影響力のあるツイッターを見ていると、
- 何の中身もないようなツイート
- ただの自慢ツイート
- 情報として価値があまり無さそうなツイート
- 努力、意識高いアピールツイート
- 偏った極論ツイート
- 信憑性の怪しいツイート
でも多くの人からイイね、リツイートされているものを見かけます。
そして、たまたま僕のような何気なくツイートした内容でもリツイート、イイねによって拡散されるツイッターは嬉しい反面、危うさも感じました。
やはり楽しい部分もありながら、ツイッターとの付き合い方は、ちょっと注意したほうがいいのかもしれません。