とーしばブログ

こんにちは、とーしばブログのとしです。オーストラリア、ニュージーランド、カナダの3カ国でのワーホリの体験談、フィリピン、マレーシアでの留学経験。読書や勉強で得た知識や考えやニュージーランドでの投資についてブログで発信しています。

ニュージーランドのホテルのハウスキーピングについて振り返る

こんにちは、とーしばブログのとしです。

今回は久々にニュージーランドのホテルのハウスキーピングについての話です。 

 

朝はミーティングが済んだら各チームで担当のホテルに行きます。僕の担当するホテルでは2人1組で作業する職場でした。2年目からは3つのホテルのうちのどれかを担当していました。

 

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週初めだったら次の出勤日や休みを確認します。休みは毎週ランダムなので6日ずっと休みがない日もあれば、1日、2日仕事したらまた休みというスケジュールもありました。

今週、来週の休みが連続で重なって三連休なんてこともよくありましたね。

 

仕事も人間関係もストレスがほぼ無かったのもあって、日本でよくあるような日曜日の夕方に仕事のことを考えて憂鬱ということにはなりませんでした。

 

ミーティングとストレッチが終わり、スーパーバイザーから予定表をもらった時にGoneルーム(チェックアウトルーム)があれば、だいたいそこから仕事をスタートさせます。アライバルルームだとだいたい1時間くらい。サービスだと30分くらいで掃除します。

(中国系やインド系のゲストだと掃除が大変で、アライバルルームでも1時間半〜2時間かかることもありました。)

 

朝からGoneルームが無いこともけっこうあって、サービスルームもゲストがまだルームにいたり、寝てたりするので下手にノックして部屋に行くわけには行かないんですよね。

 

朝イチではなくてしばらく経ってからサービスルームはゲストにルームを掃除する時間を聞いたり、部屋に誰もいなかったらサービスルームを掃除していました。

 

運良くゲストがチェックアウトするのを見かけたら、遠くから様子を見守って姿が見えなくなったら、すかさずルームに入って掃除したりもできましたね。

 

自分のチームの予定表でGoneルームが無い時は、他のチームでGoneルームがあるチームに掃除する部屋を交換してもらったりしていました。

 

中には2、3部屋同時にgoneがあったりするチームもあるんですね。逆にこっちのチームで余分にサービスやアライバルルームがあったら仕事が無いチームと交換したり、仕事が無いチームが応援で朝イチにヘルプに来てくれたりしてました。

ハウスキーピングって、朝イチの仕事初めが一番やることが無かったりするんですよね。掃除ができる空いているルームがあるかはゲスト次第ですね。

 

最初だけGoneやサービスがあって、あとは午後からしか掃除できる部屋が無いってこともありました。その時は他のチームのヘルプをしてました。

 

Goneが出たらスーパーバイザーがメールで知らせてくれます。こっちから電話やメールで確認することもあって、Goneが無いか?ヘルプでどこか仕事が無いか?など、スーパーバイザーに聞いたりもしてました。

 

他のチームも全く掃除するルームが無い時は一緒に掃除したりしてましたね。2人一組のチームが2つなんで4人で一つのルームを掃除するなんてこともあって、途中にどっちかのチームでGoneルームが出たらGoneルームがある方はそっちを優先してました。

 

4人くらい集まるとわいわいと賑やかに仕事をしてましたね。掃除する時に音楽もかけれるのでスマホでみんな音楽をかけてました。

 

あの2017、2018年くらいの時はラテン系の曲が流行ってた頃で、コロンビアやチリ、アルゼンチン出身のチームメイトも多かったからか、常にラテン系の曲か流行りの英語の曲がかかってました。

 

そして、本当にGoneルームもサービスルームもない時はストアルーム(トロリーのタオルやアメニティがある部屋)でトロリーのタオルやアメニティを補充したり、ストアルルームで休んでましたね。

 

休んでる時は、同じチームになった九州のホテルの専門学校の研修生で仲がいい人や他の国のチームメイトともいろいろ話をしたりすることもあれば、座って少し仮眠をとってみたり、スマホを見てる時もありました。

ストアルームで休んだり、掃除した後にルームのソファでくつろいだり出来ました。もともと四つ星ホテルなので部屋の眺めがよく、長期滞在、大人数やファミリー向けのルームなので大きなルームでしたね。

 

30分、40分くらい休んで様子見をしてから、またサービスとかアライバルルームが無いかチェックします。

運が良かったら、ゲストがチェックアウトしたルームがあり仕事に取りかかれます。

 

中には全く使われていないルームや少ししか滞在していないルームもあって、そういう時はルームをささっと終わらせてから休憩していましたね。

 

このホテルのハウスキーピングは日によっては休む時間も多くてルームで休んだりできました。

ハウスキーピングといえば常に時間に追われながらやる仕事なのですが、ニュージーランドのこのホテルはそうじゃなかったですね。ランチも好きなタイミングで行ってました。

人が多くて嫌な時はわざと時間をずらして休憩に行ったり、仲のいいチームメンバーが休憩に行くタイミングで休憩に行ったり、忙しくない日は30分の休憩を40、50分休憩できたりもしました。

もちろん常に休んだりということはなくて、早く終わったり、ヘルプも無くてやることが無い時は、ちょくちょく10分くらいの休憩を挟んで仕事できたって意味です。

 

それでも最低限3クレジット(1アライバルで1クレジット、2サービスで1クレジット)くらいはルームの掃除を終わらせてから行ってましたね。

 

働かせているホテル側(企業側)からしたら、仕事の効率が悪く、こんなに休んだり非効率に仕事をされたらいい迷惑なのかもしれませんが、働く側からしたら本当に働きやすかったです。

 

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1か月有給もありましたし、使わなかったらお金に換金してくれるんですよね。たいていは1か月有給を取ったり1ヵ月+無給で1ヵ月の計2ヵ月で休みを取る人も割といました。

 

ここのホテルは、仕事のやり方や進め方を自由に決めて判断できる範囲が広いですし、休んだりしながらできるので、ずっと働き続けて、時間に追われて精神的にもすり切れるということは全く無かったですね。

 

それとは逆にバンフのRim Rockホテルなんかが、その対局に位置するようなホテルで、ギリギリまでスケジュールを詰め詰めに入れられててて、本当に猫の手も借りたいくらい忙しくて休む暇がないくらいでした。本当に効率重視、ホテル側の利益を最大化するみたいな職場でしたね。

 

そして、2年目にニュージーランドのホテルを辞めました。理由としては、当時はカナダワーホリにも行ってみたくて、バンフにも興味があったんですよね。

なのでニュージーランドのホテルは2年だけ仕事をして、次の年はカナダワーホリに行きました。

 

カナダで散々な結果になって失敗したから言えることかもしれませんが、今から考えると3年目もニュージーランドのホテルで仕事をしておけばなーって思います。

 

その後の2020年はご存じのように中国の武漢新型コロナウイルスが発生、世界的なパンデミックで僕がかつて働いていたクイーンズタウンのホテルもハウスキーピングは、数人のスタッフとマネージャー以外は全員解雇されてしまいました。

 

Facebookやインスタを見ると、だいたいのハウスキーピングメンバーは、国に帰ってそれぞれの仕事をしていたり、ニュージーランドの他の場所で仕事をしていたり、ホテルに残ったメンバーも一部いますが、他の部署に移ったりしていますね。

 

 

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