とーしばブログ

こんにちは、とーしばブログのとしです。オーストラリア、ニュージーランド、カナダの3カ国でのワーホリの体験談、フィリピン、マレーシアでの留学経験。読書や勉強で得た知識や考えやニュージーランドでの投資についてブログで発信しています。

ベルリンのWG探しで詐欺に遭いかけた話 /Airbnbを使った詐欺の手口とは?【ドイツワーホリ】

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こんにちは、とーしばブログのとしです。

今回はWG探しで詐欺に遭いかけた話をします。

WGの中には、こうした詐欺物件も存在します。


物件を見学せずに入居を決める場合、そしてオーナーがドイツ国外にいる場合は注意が必要です。

こういう場合には、オーナーからレント(家賃)とデポジット(預かり金) を求められても払わない方がいいです。

 

僕がベルリンで遭遇したWG詐欺

僕が家を探している時、なかなか部屋が見つからなくて、かなり苦労しました。

その時にクロイツベルクにある物件から連絡が来ました。


そのオーナーいわく、

娘がベルリン大学で勉強している間に購入したアパートを貸し出しており、現在はAirbnb やWGとして短期または長期で物件を貸し出しており

 


物件のロケーションは、

ベルリンの人気エリア クロイツベルク

合計家賃は、暖房、電気、インターネット/ケーブル、および追加費用を含めて 455 ユーロ

デポジットは 600 ユーロで、退去時に全額返金される。

 

とのことでした。

 

さらにオーナーの自己紹介文が載っており

私の名前は○○です。5○歳で、バルセロナ大学の認可を受けた心理学者であり、臨床心理学を専門としています。

という自己紹介文と共に年配の女性の写真も載ってます。

 

オーナーの自己紹介文とオーナーの顔写真もあり、かなり好条件の物件ですし、そこに決めようと考えてました。

 

ここまでは良かったのですが、最後の一文がかなり怪しい文章で

私は現在ドイツにいないので、操作は代理店によって行われます。

という感じでした。

 

 

Airbnb を使ったWG詐欺の実態

そのオーナーはレントとデポジットの支払いをAirbnb経由で請求してきました。

 

幸いにも僕は、事前にWG詐欺はAirbnb経由での支払いを要求してくるということを知っていました。

 

オーナーがスペインにいること、Airbnbを通じて支払いを請求してきたことで、これは詐欺だと分かりました。

 

これが具体的に僕に送られてきたメールの日本語翻訳です。

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Airbnb という誰でも知っている大企業の名前を使い不自然なくらい安全性を強調していることが分かります。

 

さらに見学できないか尋ねたところAirbnb での支払いと安全性について強調する文書が送られてきました。

 

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↑このようにWG詐欺ではAirbnb 経由の支払い、安全性などを強調しながら前払いを要求しているのが分かりますよね?

 

Airbnb Japan からも詐欺認定された

僕は注意喚起のために、この一件をツイートしました。

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↑そしたらなんと、翌朝Airbnb Japan から返信ツイートがありました。

 

Airbnb Japan のスタッフさんいわく、こうした決済方法は公式のAirbnbもやっていないので、詐欺の可能性が高いとのことでした。

 

 

最後に

ベルリンをはじめ、ドイツは住宅不足を利用したWG詐欺が存在します。

僕が体験したWG詐欺はほんの一例ですが、何かの参考になればと思います。