ベーベル広場にて、午後7時30分から無料で、リヒャルト・ワーグナーの「リエンツィ」序曲とアントン・ブルックナーの「交響曲第7番ホ長調」がありました。
無料ということで、たくさんの人だかりができており、歩行者天国になっていました。
入場料を払わなくても、誰もがクラッシックミュージックを楽しめる夏のイベントというのが、ベルリンにおける芸術文化の粋なところですよね。
しかし、同時にここは1933年5月(約90年前)にナチスによる焚書(焚書を一種のパフォーマンスとして行い、思想弾圧を表明した場所) が行われた場所であり、それから時代を経て、平和になった今では人々がクラシックミュージックを楽しむ場所として解放されているということに不思議な感覚を覚えます。