こんにちは、今回はAmazon倉庫(DC)で働いてみた体験談について。
僕は以前、ドイツワーホリでAmazon倉庫で働いたことがあります。
今回は、地元にある Amazon倉庫(DS)で少しだけ働いたので、体験談を話したいと思います。
ランスタッドに派遣登録
まず、Amazon倉庫バイトでは、派遣会社はランスタッドという派遣会社を使いました。
ランスタッドという派遣会社は、ほとんど聞いたことが無かったのですが、オランダに本社がある外資系の派遣会社です。
indeedで応募してすぐ連絡があり2週間後に働くことが決まりました。
応募したのは、22:00〜7:00の夜勤バイトです。
時給は1688円でした。(1ヶ月 期間限定)
通常は、夜勤の時給は1532円です。
募集していた作業内容は、、
Amazon倉庫(DS)
週2日~週4日
<お仕事の内容>
・バーコードをスキャン
・段ボールにラベルを貼る
・仕分け
・台車へ積む など
※10kg~15kg程度の荷物を取り扱う場面もあり
とのことでした。
↑ウェブサイトだとこんな感じの募集です。
派遣会社に登録、即日採用
ランスタッドの派遣登録は、メールのURLから履歴書の登録、派遣から働けるか?の確認電話がありました。
登録してから、7件ほどメールが来て、契約内容の確認やマイナンバー登録、銀行口座登録などがあります。
直接、派遣会社に行って登録したり、履歴書について詳しく確認されることもなったです。
よくある事前の職場見学とかもなく、いつから働けるか?週にどれくらい働けるか確認され、即日採用でした。
たぶん人がすぐ辞めるからなのかな?って思いましたね。
ランスタッドの派遣会社の対応は良くも悪くも事務的で淡々とした感じでした。
働く日数は選べない
僕は週5で働きたいと派遣会社に伝えたのですが、Amazon倉庫のシフトは、他の人との兼ね合いで必ずしも週5で働けるわけではないようです。
Amazon倉庫は月曜日〜日曜日まで稼働してるようなので、1カ月分の希望シフトが選べる表が派遣から送られてきます。
その中で働けない曜日や日にちを選び、それをもとに予定が組まれていました。
Amazon倉庫バイト初日
初日は21:45分までに集合、駐車場の場所が分かりにくいのと建物の入り口が分かりにくくて少し迷ってしまいました。
ランスタッドに来たことを連絡します。仕事開始日の前日にもランスタッドから確認連絡がありました。
バックれず当日ちゃんと来るか?をチェックされてる感じがしました
もしかしたら、それだけ来なくなる人がいるのかも知れないですね。
僕と同じく新人研修を受けたのは9人で半分がバングラデシュやミャンマーの留学生で、僕を含めて3人が日本人でした。
職場は、全体的に留学生が多く日本人は若い人や中年くらいの人がいました。
服装は私服でOKで、運動会とかにあるような黄色のゼッケンにネームタグ、カードキーでした。靴は安全靴が支給されます。
ベルリンのアマゾンの時もそうですが、アマゾンは研修日に安全靴のサイズ選びをします。
イエローベスト
Amazon倉庫バイトで働くとこのようなイエローベストが支給されます。
プラス、このようなキーカードももらえます。このキーカードは、Amazon倉庫内に入る時やタイムカードを押す時、休憩時間にもタイムカードを押さないといけないので、その時にも使います。
けっこうタイムカードや端末などを通じて時間が全て管理されているのがアマゾンの特徴です。
仕事で使うスマホのような端末を使用するときにも使います。
休憩時間について
休憩は1:00〜2:00までで1時間ありましたが5分前にタイムカードを押さないといけないので、実質50分とか55分です。
倉庫内は広いので、作業場所から休憩室まで5くらい歩きます。
弁当を持っていきましたが、PayPayで支払う社食もあるようです。
Amazon倉庫の休憩室
今回、自分が行ったAmazon倉庫の休憩室はかなり新しかったです。
しかも駐車場、入り口のすぐ近くに休憩室、更衣室、ロッカーがあります。仕事も会社の作業着ではなく私服にベストを着るだけなので着替えの時間はほぼ無かったです。
写真撮影は、NGなので写真は撮れませんが、長机があり、そこに座りますが、長机と席が少ないので、他の人と隣り合って、向かい合いで座らないといけないのが少しストレスですね。
それが嫌な人は車で休憩できたりもするようです。
けっこう建物内の特徴はそれぞれのAmazon倉庫で変わりそうです。
さらに僕が行った倉庫はニンテンドースイッチがあったりして自由に使えるみたいでした。たまにニンテンドースイッチで遊んでる人を見かけます。
自動販売機の飲み物が無料
さらに紙コップの自動販売の飲み物が無料で飲み放題です。コーヒーだけでなくカフェオレ、ココア、フルーツオレ、紅茶、コーラ、ソルティライチ、炭酸水なんかもありました。ホット、アイスどちらもあり夏場、冬場も快適に使えそうです。
タイムカードを押す時刻が細かい
Amazon倉庫バイトでは、タイムカードを押す時刻が細かく決まっていました。
夜勤の場合は、21:55〜タイムカードを押します。職場に来て着替えてロッカーに荷物を置いて仕事をする前に押す感じですね。それからミーティング、仕事という感じです。
だいたいの人は21:45〜21:50くらいに来て着替えてタイムカードを押してる感じでした。
帰りは7:00〜7:05の間にタイムカードを押すことになります。
タイムカードを押したら出勤、休憩の確認用のチェックシートを記入します。
出勤、休憩には、タイムカードを押して、タイムシートを書かないといけないです。
慣れもあるでしょうけど、こうした細々した決まりが面倒と感じることもあるかも知れませんね。
初日の研修
初日の研修は主に場所の説明だったり、安全やルールの講習ビデオを見ていました。
外資系の企業だけあって、ビデオは外国人が説明していたり(明らかに翻訳したような喋り方、AIのような話し方)でアマゾン倉庫での仕事やその素晴らしさ、社会貢献、アマゾンを通じて成長、仲間との信頼などを説明するアマゾンのイデオロギーというか、アマゾン倉庫バイトの大変さとは裏腹な美化されたような感じのビデオを観ました。
前回のベルリンのアマゾン倉庫での仕事でも感じたことですが、誇大なこと、社会貢献、成長、信頼、職場環境の良さの歯がゆいような不自然なまでのアピールなどがアマゾンの特徴だなと思います。
作業途中にトイレに行けるのか?
気になるトイレの時間ですが、基本的にはトイレ休憩は0:00の水分補給の5分の小休憩以外はないです。
巡回してる社員に言えば作業を代わってもらってトイレに行けるみたいです。
しかし、あまり緑茶など利尿作用がある飲み物は作業で持ち込まないでくださいと説明があったので、なるべくトイレは行かない方が望ましいみたいです。
わりと倉庫バイトや工場バイトでは午前、午後に一回ずつ10分〜15分の小休憩があったりするんですが、それがないのでキツいと感じるかも知れませんね。
初日は研修と仕事内容の説明のみ
初日は、研修ビデオを見たり、作業用の靴やベスト、名札を渡されたり、作業で使う端末の使い方の説明があったりしました。
さらに倉庫内を歩いて具体的にどんな作業をするか?の説明などがありました。
アマゾンのマスコットキャラクター
これは余談なのですが、アマゾンにはPECCYペッキーというマスコットキャラがいるのですが、ベルリンのAmazonでも日本のAmazonでもこのキャラを見かけました。だいたい倉庫内の掲示板のポスターや張り紙に載ってます。
携帯型の端末の使い方の説明
初日は、携帯型の端末の使い方の説明がありました。ベルリンのアマゾンの時に説明した端末と全く同じ端末です。
端末はZEBRAという端末と
このようなハンディスキャナーの使い方の説明を受けました。
自分の名札にバーコードが付いてるので、そのバーコードを読み取り自分の端末にデータを読み込ませます。
こうすることで、Amazon倉庫で使用しているパソコンに常にデータで送られ仕事状況が管理されています。
なので、その人が何回もミスしていたり作業スピードが遅いとパソコンを通じて正社員のスタッフからチェックが入るようになっているというわけです。
初日の研修では、この端末の使い方やこのスマホのような端末を使って、研修用の簡単なショートアニメ(いかにも外国のアニメみたいなキャラが説明してくれます) や文章を使った説明が端末に表示されます。
↑こんな感じのキャラが出てくるアニメを使ったアマゾンの説明をひたすら観ました。
作業の内容とかが10章くらいに分かれていて、章の最後に理解度チェックテストがあってテストが終わると次に進めます。
この辺になると時刻は午前4時くらいなので非常に眠いです。
アマゾン倉庫内の作業は?
研修を一通り終えて、端末の使い方を練習したりして、アマゾン倉庫内を見学しました。
ここで、アマゾン倉庫内の作業を説明すると、
↑この図のような感じになるのですが、、
アマゾンFC( フルフィルメントセンター)で梱包された荷物を台車に乗せて運びます。
↑それをコンベアに乗せていきA〜Fまでのそれぞれのラインに仕分ける作業をしていました。
その荷物に配送先のバーコードを貼ったり、間違えて別のラインに流れた荷物を回収する作業なんかもありましたが、この作業はだいたいベテランのパートのおばさんや若い女の人が担当していました。この作業はわりと楽です。
こうした比較的に楽な作業は正社員や長期雇用のスタッフやパートのおばちゃんが担当しています。
新人は大変な作業を担当させられる
問題は、ストーという一番大変な作業には自分のような短期バイトや新人が配属されます。女性でもこの作業に割り振られるので、女性でも必ず楽な作業に入れるわけではいようです。
しかもアマゾン プライムデーやブラック フライデーの日は時給は、変わらないのに作業は倍以上に増えます。
詳しくは別の記事で説明するのですが、前回のベルリンのAmazon倉庫バイトより今回の日本でのアマゾン倉庫バイトの方が断然キツかったです。
なので、一日やったら完全にバテてしまって退職しました。