とーしばブログ

こんにちは、とーしばブログのとしです。オーストラリア、ニュージーランド、カナダの3カ国でのワーホリの体験談、フィリピン、マレーシアでの留学経験。読書や勉強で得た知識や考えやニュージーランドでの投資についてブログで発信しています。

【2022年度版】ドイツ ワーキング・ホリデービザの申請 ドイツ領事館/ 大使館の来館を予約する方法

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こんにちは、とーしばブログのとしです。

今年ドイツワーホリに行く予定なのでドイツワーホリビザの準備をしています。

今回は大阪にあるドイツ総領事館に来館予約をしたので、その方法について書いていきます。

ドイツに渡航するギリギリに総領事館、大使館に来館予約しようと思っても、既に予約がいっぱいだったりするので、少なくとも1か月〜2、3ヶ月は余裕を持った方が良さそうです。

 

現在はドイツ大使館、総領事館の来館予約が難しくなっている

2023年現在は、ドイツ大使館、ドイツ総領事館の来館と予約が難しくなかなか予約枠が取れないということが起きてるみたいです。予約するには、キャンセルが無いかなど、こまめにチェックするなどが必要かもしれないですね…

 

僕が来館予約をした2022年9月時点ではそこまで苦労することはなかったのですが、最近はかなり状況が変わってるみたいです。

もし、なかなかドイツ領事館、大使館で予約が取れない場合、もうすでに航空券を取って申請に間に合わなかった場合は、ドイツに来てから現地で申請するのもアリなのかな?と思います。

 

ドイツでのAnmeldung の予約もですが、現在は日本にあるドイツ領事館、大使館の予約枠もなかなか空きがないようです。

 

大阪ドイツ領事館の来館を予約する

 

僕は西日本に住んでいるので、大阪にある大使館の来館予約をしました。

【ドイツ ワーホリビザ 申請予約】などで検索すると予約サイトが出てきます。

 

 

①最初に西日本に住んでる方は【大阪のドイツ総領事館】東日本に住んでいる方は【東京のドイツ大使館】を選びます。

↓東京のドイツ大使館での予約はこちらで説明しています。

 

まず、大阪のドイツ総領事館予約を押すと次にこういう画面が出てくるのでContinueを押します。僕は大阪総領事館で申請をしたので、大阪ドイツ総領事館の予約方法を解説していきます。

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②続いてVisa/ビザの画面にあるContinue を選択します。

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↑ページの一番下に▶︎Continue と青文字で小さく書かれているので分かりにくいですが、ここを押します。

 

③続けてこの画面でも下にあるContinue を押します。

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④次にこういう画面が出てくるので枠にあるぐちゃぐちゃになった文字を入力してContinueを押します。

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⑤次に来館予約の画面が出てきます。僕が予約したのが2022年9月の来館予約なのでこういう画面です。

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⑥するとまた同じ画面が出てきます。

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⑦そこから来館予約の画面に移ります。

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⑧そこから名前やメールアドレス、電話番号、パスポート番号などを入力してぐちゃぐちゃのパスワードを入力してSubmitを押してください。

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⑨これで来館予約は完了です。

この時にメールアドレスが間違ってしまっているとメールが届かないので、入力した情報とメールアドレスをよく確認してからSubmitを押してください。

 

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⑩予約が確定するとこういうメールが届くので、来館当日に印刷して持っていきます。

もしかしたらスマホの画面で見せれば良いだけかもしれませんし、わざわざ印刷しておく必要があるか分からないですが、一応準備しておいた方がいいでしょう。

 

 

toshihsto145.hatenablog.com

 

 

 

語学の勉強方法

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こんにちは、とーしばブログのとしです。

今回は、僕が英語を勉強する時の勉強方法について解説します。

 

単語の勉強方法は、書いて覚える派?見て覚える派?

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勉強方法としては、ひたすら単語や文章をノートに書く人と単語や文章を見て覚えるという人もいますが、僕は書く派です。

 

たしかに覚えるまでに時間はかかるのですが、僕としては、やはり繰り返し書いて地道に覚える方が向いています。

中級、上級になれば、ちょっと見たらすぐ覚えれるって人もいるかもしれませんが、最初の最初はスペルや単語を覚えるには、書いて覚えれるのが最適だと思います。

一見、効率が悪いように見えますが、、僕としては書くことで単語が頭に入ってきました。

 

勉強は繰り返しが大切

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人間の脳には、忘却曲線というものがあり、一回覚えただけだと時間と共にだんだんと忘れていくんですね。

なので、地道で地味なのですが、一度ではなく何度も書いて覚えれる作業が大切になってきます。

英語などを勉強していると、よく「3か月、6ヶ月、勉強して英語がペラペラになった!!」とか、「TOEIC900点取った!!」みたいなことを言うインフルエンサーがいたりします。

 

こういう発言ってネット上で注目を集めやすいのですが、現実的には、語学の勉強って、成果が出るまで時間もかかりますし、やはり地道で地味です。

やはり継続が一番大切なポイントです。

毎日の勉強時間は?

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僕は、仕事が終わってから毎日1時間〜2時間ほど勉強するようにしていました。1時間などの時間を決めなくても、ノート1ページ分を毎日練習するとかでもOKです。

受験生とかなら1日12、13時間勉強したりなんてこともできるかもしれませんが、働いてる場合はなかなか時間を取るのが難しいです。

 

残業が多くて自由時間が少ない場合は、シャドーイングみたいに単語を通勤中に聞いて覚えたり、土日などの休み時間を使って勉強していました。

 

書いて覚えてモチベーションを保つ

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そして、書いて覚えるスタイルだと、目に見える形で、単語の練習で使い終わったノートが増えていくのも、勉強のモチベーションになります。

自分が頑張った成果が少しずつ目に見えるとやる気が湧いてきますよね?

どうやって勉強のモチベーションを保つのかは人それぞれだと思いますが、僕の場合は、ノートの冊数もモチベーションにつながっています。

 

単語の練習でオススメのボールペン

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単語の練習などで、シャーペンや鉛筆でノートに書く人もいますが、僕がオススメなのがボールペンです。

ボールペンだとすぐインクが出なくなるという人がいますが、いろいろなボールペンを試した結果、僕が一番オススメなのは、ゼブラのジェルボールペンです。 


 

単語の勉強は簡単な単語から始める


英語もそうですが、最初は、簡単な単語から覚え始めました。簡単な単語ほど日常生活や会話で重要になってくるので、しっかり覚えます。

ポイントとして、簡単かつ基本的な単語や動詞をひたすら書いて覚えます。

 

 

トマムでのリゾバを辞めてから振り込まれた額は?【北海道リゾバ体験談】

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こんにちは、とーしばブログのとしです。

僕は2022年5月末と6月初めに北海道トマムにある外資系のリゾートホテルで働いてました。(星野リゾートじゃない方のホテルです)  リゾバ求人でトマム、英語環境とかで調べると出てきます。

しかし、いろいろ問題があって13日目で辞めました。 

トマムのホテルを辞めてから3週間くらい経ちましたが、ようやく給料明細がもらえたので、13日でどれくらい稼げたのか公開しようと思います。

 

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給料額は4日働いて3万2000円で控除額を引いて、2万8904円でした。

 

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給料の額は働いてた日数相応でしたね。
来月も入ってくるんで、最悪のシナリオではなかったので良かったです。
あと来月の給料で心配なのが、寮の清掃費とか退去費用が必要なのか?ですね。

例えば1万円とかになると給料がかなり引かれるので心配です。これは来月まで分からないので、また来月書きます。

なので、まだまだ油断できない状況です。

 

5月末は、6日間滞在しました。研修や簡単な仕事の手伝いだったので、仕事は楽でした。仕事が本格的にヤバい状況になってくるのは辞める前の数日です。

 

食費については1日500円で、6日間滞在したので5日×500円で3000円です。夕方から来た初日も1日分としてカウントされていましたね。

 

 

辞めても前払いができるのか?

リゾバ派遣会社ポンスタッフに派遣先を辞めてから給料の前払いができるのか?聞いてみました。

どうやら仕事を辞めてから前払いはできないとのことでした。

 

派遣先のホテルから振り込まれると言われた

ポンスタッフに給料について問い合わせた時に、給料は派遣先のホテルから支払われるって言われたんですが、ちゃんと派遣会社が支払ってくれるみたいです。

直接雇用でもないのに、リゾバの担当さんから、そう言われたので給与明細を見るまでちょっと不安でした。

 

派遣会社からでも、直接の雇用主からでも、給料をもらう時に気をつけたいのが計算違うことです。これが一番めんどいですからね。

こっちも証拠ないですし、計算ミスで少なくなった時間はただ働きって感じになるんですよね。

 

もしこれが、派遣会社からの雇用なら派遣会社に文句を言えばいいんですが、直接雇用だったら雇用主のホテルと交渉しないといけないんですよね。

 

 

派遣先だったトマムのホテルがブラックだったので、ちゃんと給料が支払われるのか心配でしたが、給料明細を見て問題無さそうなのでホッとしました。

 

リゾバ派遣でポンスタッフを使うのはやめよう

今回、トマムにある某外資系ホテル(クラブメッ○トマム)で働きましたが、契約内容にいろいろ不備があったり、電話でのやり取りでツッコミどころが多かったり、やっぱりポンコツスタッフは、噂通りだなって思いました。

 

リゾバ担当のスタッフさんには、いろいろ相談させてもらったり、お世話になったんですが、リゾバ派遣会社自体は、使えないなという印象を受けましたね。

 

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トマムのとあるホテルでリゾバした体験談 / 北海道でのリゾートバイト 

こんにちは、とーしばブログのとしです。

今回もトマムにリゾバに行った体験談についてです。

 

僕が少しだけ働いていたのが、北海道トマムにある外資系のリゾートホテルです。(星野リゾートじゃない方のホテルです)  リゾバ求人でトマム、英語環境とかで調べると出てきます。

 

ある意味、日本の悪いところと海外の雑なところを合体させたような場所で、お客さんに対してフレンドリーでノリが良いことを売りにしているけど、裏側はブラックで人手不足でした。

 

やはりお客さんとして来るのと、スタッフとして働くのは全くの別物です。

もともと、このホテルのファンで働きに来たという年配のスタッフさんと新入生社員のスタッフさんもそういうことを言っていたのが印象的でした。

 

ファンが多くリピーターも多いのですが、ホテルの裏側を知ると低評価の口コミも納得できました。このホテルのネット上での評価って、星5と星1、2に分かれてて両極端なんですよね。 

 

このブログでは僕が体験して感じたありのままを書いていこうと思います。なので人によっては感じ方が違うので、あくまで話半分で聞いてください。

 

僕が担当していたのはナイトフロントでした。今でもリゾバ求人で募集してますが、はっきり言うと、このホテルの中でも一番ハズレのポジションだと思います。

 

 

ホテルのスタッフは全体的に若い

正社員スタッフもリゾバスタッフも20代〜30代が多く全体的に若かったです。もちろん40代、50代、定年してから働きに来ている人もいました。

 

若い社員は、正社員同士のつながりがあって、良く言えば元気と若さでやってる感じの職場でしたが、リゾバスタッフはその内輪ノリに置いていかれる感じがたまにありました。このホテル自体がフレンドリーさやノリの良さを売りにしているからというのもあるでしょうし。

 

リゾバスタッフは夏と冬のシーズンで一気に入って来て、シーズンが終わると一気に辞める一方で正社員はずっと残るメンバーが多いと思うので、そういう理由もあると思います。

 

もちろん、昼休憩や廊下ですれ違えば、向こうからあいさつしてくれたり、こっちからあいさつするとちゃんと返してくれたり、きっちりしてる人が大半でした。

 

仕事をする時はちゃんと仕事をするという感じでしたね。でもブラックなホテルの勤務にも疑問を持ってたないのか、知らないのか黙々と仕事をこなすという感じでしたね。

 

リゾバ派遣で知り合った人とは、その後も何人かと連絡を取ったりしてますが、あのホテルにもともと勤めてる人たちとは、仲良くもならずそのまま終わったという感じでした。

 

内輪ノリが強い

スタッフ同士でも内輪ノリが強いのですが、常連で来るお客さんと新規で来るお客さんに対するスタッフの対応が違うというクレームもネットの口コミで見ました。それを見て確かにって思いました。

フレンドリーなのは良いと思うのですが、常連客と初めて来たお客さんを区別するのはどうかなと思いますね。スタッフ同士でもお客さんに対しても内輪ノリが強いホテルだなって思います。

 

いい意味では、お客さんにフレンドリーに接して、他のホテルにはないホスピタリティがあっていいなと思うのですが、そのノリに置いていかれてるお客さんもいると思うので、ちょっとどうかな?と思いますね。

ホテルのスタッフって、あくまでホテルで働くスタッフであり、お客さんにサービスを提供する立場です。なのでスタッフとお客さんって適度な距離感があるんですよね。お客さんはあくまでお客さんであって友達ではないです。

このホテルでは、お客さんとの距離感の近さやフレンドリーさを売りにしている点は良いのですが、時にそれがやり過ぎだったり、お客さんへの対応で気を抜いてしまったことがクレームになっていると思いました。

 

ホテルでの研修はちゃんとしていた

このホテルは初日の研修がちゃんとしてて、ホテルの企業理念やヒストリーについて、研修で説明してくれる人は日本人だったので、英語での説明と日本語での説明の両方をしてくれました。

そのあと、簡単な自己紹介とディベートがありましたが、それも英語でした。英語環境を求めて

いる人にとっては、かなり良い環境なのですが、仕事が始まってから、英語が分からないと苦労する同期もいました。

僕はワーホリで似たような環境で働いていたので、特に不自由はしませんでしたが、人によっては英語オンリーの環境で働くのは大変かも知れません。

そもそも、このホテル自体がスタッフのフォローがほぼ無くグダグダなので、来ることはオススメしないですね。

 

 

避難訓練の時に感じた違和感

最初にこのホテルに対して違和感を感じたのが、火災避難訓練でした。僕ははナイトフロントだったで、僕と同期のリゾバスタッフと1週間前に新しく入ってきた新入社員の3人でフロントデスクでの対応をしました。ちなみに全員日本人です。

 

火災避難訓練は2日間ありました。避難訓練は、まず火災報知器が鳴って、自分たちレセプションがホテルの どの場所で火災が起きたのか?をホテルの総支配人に英語でレセプションの電話を使って伝えます。

そして、怪我人がいてお客さんから連絡があれば、それにも対応します。それも英語で対処して、ワーホリ経験者が見ても、このホテルでの英語の対応は難しいですね。

例えばconsciousness(意識がはっきりしているか?) などの難しい単語が出てきたり、聞くことも細かいです。ここは聞く質問をむしろ、ややこしくしてる印象で単語がいちいち難しかったです。

こういう緊急時の状況で使うにしては分かりにくいし普通の日本人だと厳しいなと思いました。

 

正直なところ[どこで?][誰が倒れてるか?]だけをとりあえず聞けば良いだけだと思うんですよね。このホテルって全体的に危なっかしくツッコミどころしかありませんでした。

 

しかも、怪我人がいるか?いないか?、重症か?軽傷か?骨折してるか?など場合によって、連絡するマネージャーが違うんですよね…   おかしくないですか?(笑)

 

本来なら総支配人(ジェネラルマネージャー)に伝えるより、まず自分の部署の上司に報告して指示を待つべきだと思うんですよ。レセプションに連絡してくるのは、お客さんだけでスタッフは直でマネージャーに連絡した方がいいです。

 

その方が早いですし、マネージャーの方がその現場を分かってると思うんですよね。

 

しかもホテルの都合上、リゾバスタッフが1年に2回も入れ替わるんですよ? フロントデスクで電話対応をするにしても必ずベテランがいた方がいいです。

 

このような状況なので、いつか大きな事故が絶対に起こると思いました。それに大きな事故が起きた時にうまく対応できないと思いました。

 

もしも夜中に緊急連絡が来た場合リゾバの新人が対処できるのか?

一番酷かったのが、僕が働いていたナイトフロントです。ナイトフロントは完全に新人リゾバスタッフに任せっきりでした。避難訓練の時にも思ったのですが、いざ緊急連絡があったら、新人だけでなく対処できるでしょうか?

 

リゾバではいろんな人が来ますし人の入れ替わりもあります。こんなグダグダなホテルなので、すぐ辞める人も多いでしょう。それを新人で右も左も分からない人に任せっきりで、ナイトフロントは1人か2人で対応します。

 

もしも、入って1週間の新人が1人しかいなくて、その新人さんが緊急連絡に気がつかなくて、お客さんが心臓発作で倒れたとしたらどうですか?

事故が起きたあとに、その新人さんを責めるのは簡単ですが、その状況を作ったのはホテル側の責任です。改善しない限り、また同じ事故が起こるでしょう。

 

このホテルは、人件費削減してるのか人手が足りてなくて、新人に仕事が任される割合が多いなって印象です。

とりあえず、危機管理がザルってところが一番の問題です。コストカットしたらそれだけ事故が起きた時のリスクが大きいんですよね。

 

覚えることが多すぎるのにマニュアルが無い

最初めちゃくちゃ説明、説明でメモするのが大変でした。最後にはメモのページが足りなくなったくらいです。

 

今回、このホテルで思ったのが、仕事の覚え方でメモって無駄だなって思いました。メモすると仕事してる感じがするっていうのも独特な日本の文化だなって感じました。

そもそもの話、メモしながら、聞きながらで1回で全て理解できるわけないんですよね。

それに、数ヶ月で入れ替わる人にメモを取らせるのが、効率悪くて頭悪すぎですね。

 

最初から必要な情報が分かりやすくまとめてある冊子を配って説明すればいいのになって思いました。これだけシーズンのオン・オフで人が一気に入れ替わるのにですよ? 下手したら少数の正社員と大多数は右も左も分からない新人だらけです。

それを少数の正社員が自分のやることもいっぱいいっぱいでできますか?と言われたら無理だと思いますね。それに忙しくて、正社員の人はけっこうイライラしてたり、教える余裕が無さそうで、新人さんは置いてけぼりになるシチュエーションを自分も経験しましたし、周りでもそういう話をよく聞きます。

 

それにマニュアルを用意してないのが不可解で、メモなんかするよりもよっぽど分かりやすいですし、分からない場所は、マニュアル見ながら説明してもらった方が分かりやすいです。あとで分からないことも自分で復習できますし。

それを新人に任せっきりであとはよろしくって感じです。明らかに新人に丸投げです。これじゃ事故が起きるなというのが率直な感想でした。その犠牲になるのは、まずお客さん、そして責任を取るのは右も左も分からない新人リゾバスタッフと正社員です。

明らかに事故が起きた時に大変な環境だなと思いました。まるで北海道の某観光船の事故みたいに大きな事故が起こっても、全く不思議ではないホテルでした。

あの観光船もたまたま事故が起きたというよりも、普段から事故が起きやすい状態だったり、事故が起きても上手く対処できない状態で放置されてて、そこへ悪い状況がいくつか重なって事故が起きたんだと思います。

 

ナイトフロントの仕事量が多すぎ、しかも新人に丸投げ

ナイトフロントの仕事では、前日、前々日のお客さんのために冊子や鍵を準備して、コロナの書類も名前を全て打ち込みします。

パソコン系の仕事とフロントの掛け持ちでやることがめちゃくちゃ多くて覚えること多かったです。

 

しかも、ナイトフロントでいるのは、僕ともう1人の新人のリゾバスタッフだけです。何かトラブルがあっても対処できないことが多かったです。
それに夜中に何かあっても教えてもらってないことばかりで分からないことだらけでした。ちゃんと教えてくれる人が1人いましたが、それでも大半の人は忙しくて新人に教える暇がない感じでした。

 

そして、このホテルの売りが早朝の雲海テラスです。なのでお客さんは、早朝5時にはフロントにやって来ます。それから雲海テラスの時間やアクティビティの開始時間、アクティビティの内容、バスの時刻、部屋についての質問事項やリクエストなどの質問や対応も朝早くからやります。

 

あまりに忙しくて夜勤なのに目が冴えてましたし、時間が過ぎるのが一瞬で早くしなきゃってプレッシャーもあります。しかも翌日にできてない仕事はfacebookのグループラインで指摘されてほぼ公開処刑状態でした。

 

なのにクラブメットは本当に1人いないと仕事回らないくらうギリギリの人数で仕事してました。

人が足りてないから、すぐ辞めないでってポンスタッフから言われたのが矛盾しか感じませんでしたね。

 

ホテルのレビューでクレームをいくつか見かける

ゲストに対してはノリが全て的なところがありました。

裏側は、人手足りてなくて、僕らみたいな人で補ってる感じですね。

それでこのホテルなんですが、お客さんでファンやリピーターが多いんですが、ちょくちょくスタッフの対応の仕方でクレームは見ますね。

も裏側を知ったらその理由がハッキリと分かった気がします。
たかだか1、2ヶ月の、ど新人スタッフがいっぱいで上手く管理や教育できてなかったらそうなるなと、、

とりあえず僕の部署の仕事は、オーバータスクというか、メモすること多くて、毎回、メモ帳がぐちゃぐちゃになってます。(しかも教える人がイキった感じの年下正社員で、その人の態度も原因で辞めました。)

 

しかも、この今いる仕事が自分ともう1人リゾバの同期しかいないんですよ?

自分辞めたら、もう1人の人が仕事しないといけなくなるけど、このホテル人手足りてないなって本当に思いますね。

それに、もう1人、2人スタッフいたら違ったんですけど人は入ってこないみたいでした。しかも辞める時に派遣会社とはかなり揉めました。仕事を辞められては困ると渋られましたが、強行突破で辞めました。明らかに異常な状態で、1人辞めたら仕事が回らないって典型的なブラック企業なので。

 

 

英会話教室ではなく、あくまでホテルはホテル

このホテルが、ちょっとイタイなと感じることは、お客さんにもまず英語での対応を求めることですね。英語オンリーの環境を求めて泊まりに来る人もいますが、単純にトマムに滞在して、アクティビティーをしたり、トマムの雲海を楽しむために来ている人もいます。

 

英語圏のホテルであれば、日本人観光客も英語を話せないと不便ですが、日本なので英語環境であってもお客さんに対して、英語→日本語でフォローだと思うんですよね。

 

このホテルに来た人が、英語で苦労してるのをネットの感想や口コミで知ると、このホテルってちょっとイタイなって感じました。なんというか、働きに来るリゾバスタッフにもお客さんに対しても英語ができる前提みたいな印象を受けるんですよね。

 

 

英語ができないなら、スタッフもそれなりにカタコトでも良いから日本語を話せるようにならないとダメだよなって感じます。日本語を話す努力はして欲しいです。

 

それか、つねに外国人スタッフがお客さんに対応していたとしても、日本人スタッフが英語が分からないお客さんに対応できるように目を配るなどの配慮は必要かなと思いました。

しかし、全体的にスタッフの人数が足りてないことと、コロナ前は海外のお客さんをメインのターゲットにしていたホテルということもあって、ネットの口コミでは、英語で不便してる人もちらほら見かけましたし、クレームの内容にも納得しました。

 

ビュッフェの食事が海外基準

ネット上の口コミを見ると食事について、ほとんどのコメントでは満足度が高かったのですが、一方でクレームもちらほら見かけます。

例えば、お客さんの口コミでステーキの肉が硬い、食事がコストコレベルという意見を見ました。確かに海外にかなり寄せてるホテルなので、食事も海外向けの食事です。

ホテルオープン前は、僕もリゾバスタッフと正社員と同様にビュッフェでお客さんが食べる食事を食べていましたが、ステーキの肉が硬かったです。

 

僕は海外の肉の硬さに慣れてましたし、分厚くて硬いステーキ肉はナイフで細かく切ればちゃんと食べれるということを知っていたので問題無かったですが、日本の柔らかい和牛ステーキに慣れているお客さんの大半は海外の硬くて分厚い肉に悪戦苦闘したんじゃないかと思います。

日本のステーキみたいに切られて出てくるのではなく、分厚い肉の塊がそのまま出てくるので、対処に困ります。

そういうちょっとしたとこは日本に合わせた料理で良くないか?というのも感じましたね。

 

正社員は夜遅くまで働いている

正社員の人は朝9:00〜23時くらい働いてる人もいますね。

正社員は、朝はオフィスや普通の仕事。夜はパフォーマンスやイベントで働いていて、朝9:00~夜11:00 深夜1時まで仕事してました。

残業は付かなくて、タイムカード押してから仕事することもありました。残業付けないように注意はされましたね。それとリゾバスタッフは寮費無料なのに、正社員は寮費が月3万円もかかるみたいです。

 

とある正社員には「残業代も出ないし大変だから迷惑かけないでね」って言われました。その人が教育係で一番ブラック体質が身についているような社員の人で、こういう人がブラック企業をよりブラックにしてるんだと思いました。

 

もちろん、いい人もいましたが、みんな余裕が無い状態で、分からないことも聞きにくい状況で、一回言われたら覚えないといけない雰囲気でした。

残業代は出ないのに超・長時残業でしかも寮費まで取られるってヤバすぎです。それをおかしいと思わずに働いてるスタッフもかなり麻痺ってます。このホテルの搾取度は五つ星でしたね。。

 

ここに来て初めてのサビ残

このホテルに来て初めてサビ残したけど、ただ単に人がいなさすぎるのと、自分達みたいな新人じゃ、まだまだ即戦力にならないだけだったので、しょうがないと思うんだけど。3時間くらいのサビ残で自分達が帰っても正社員は夜遅くまで働いてました。外資でも、やっぱり日本は日本ですね。

 

サビ残って誰も疑問に思わないのかもしれないけど、よくよく考えたら変ですよね?

店で商品を盗むと捕まるのに。会社が社員や従業員から労働力と時間をタダで受け取るのは違法じゃないんですから。厳密に言えば違法だけど、みんな疑問に思わず受け入れてる感じがブラックだなって思いました。

 

いつも夜遅くまで働いてるマレーシアの上司に残業時間付けれるか?を聞いたけど無理らしくて。みんな疑問に思わないんだろうか?と疑問でした。

本当、それがルールだからって感じでみんな自然に受け入れてましたね。

正社員は働く時間が多すぎるのに、残業代がほぼゼロって、さすがに厳しいですね。働く気は起きないです。

リゾバの派遣としては、残業代きっちり付けてもいいんだと思うんですが、どうやら派遣先のホテルによっては、暗黙の了解というか残業代つけるのはダメらしいです。これも入ってから知りました。

全然条件違うじゃん!!って思いましたね。たぶんリゾバあるあるなんでしょうけど。

 

高級ホテルの裏側

ホテルのルームの部屋の値段が一泊 5万とか10万とかなのですが、大半が入って1、2週間の右も左も分からないど新人でホテルを回してるんですよね…

ルームの値段高いのにそこまでして人件費削って利益出したいかな?って疑問でした。

ルームの値段が10万、20万くらいする高級ホテルでも、実際の裏側は、、スタッフのみんながみんなプロではなくて、教育もろくにされてない、ぶっつけ本番で仕事丸投げ状態の新人リゾバスタッフが仕事を回してるのもヤバいです。

 

給料日が月末締め 翌月払い

Pスタッフの給料が5月末までの給料が6月末に入ってくるらしいんですが、5月末はほとんど働いてないので、そこまで給料を見込めないんですよね。 

6月の給料が7月末に入ってくるらしいんですが、正直「最初の給料までの道のり長すぎじゃね??」と思いました。

 

給料の入ってくる遅さも致命的なので、金欠の時にうっかりブラックなホテルにリゾバに来てしまったら終わりです。

 

どうやらネットで調べると、給料には翌月払いというのがあるらしく。その月に働いた給料が翌月末に入ってくることもあるらしいのですが、派遣会社に問い合わせると、途中で辞めてしまうと、前払い制度は使うないようです。

 

ホテルの仕事をバックれる

このような状態の職場で、さすがに仕事をして1週間そこそこくらいで半分憂状態になりました。

ポンスタッフには仕事を辞めたいって言ったのてすが、「次の人が決まるまで続けてください」の一点張り、あまりに聞き入れてもらえないので、同じくリゾバで同期の人と一緒にナイトフロントの夜勤明けにこっそりバックれました。 

 

 

トマムのとあるホテルでリゾバした体験談①

こんにちは、とーしばブログのとしです。

今回はトマムにリゾバに行った体験談です。

 

僕が少しだけ働いていたのが、北海道トマムにある某外資系のリゾートホテルです。このホテルの1番の特徴は100%英語で仕事をすることだったので興味がありました。

リゾバ求人でトマム、英語環境とかで調べると出てきます。

 

留学、ワーホリの準備期間として、仕事で英語を使えて、お給料ももらえるので、これからワーホリに行く人にとって一石二鳥なのでは?と思って行ったのですが、行ってみるとホテルはブラックで、しかもグダグダ、13日くらいで辞めてしまいました。

 

ホテルで働くにあたって登録した派遣会社は

僕が登録したリゾートバイトの派遣会社は、Pスタッフという会社でした。

 

聞いたところによると、Pスタッフはリゾバ派遣会社の中でもトラブルが多い会社みたいです。僕も派遣先でいろいろ問題があって途中で辞めました。

(しかも、トマムのホテルを辞めたあとに紹介されたニセコにあるホテルも行かなかったのですが、ブラックだと評判の旅館でした。)

 

とりわけPスタッフは、リゾバで派遣先のホテルに着いてから、聞いてたのと違うということがよくあるみたいなのですが、本当にそうでした。

派遣先でトラブルがあった時は、遠慮なく派遣会社に電話してそのことを伝えた方がいいです。

僕が行った派遣先も事前に聞いた内容と実際の内容に違いがあり、派遣会社と話し合いました。

 

 

基本的にネットに載せてある求人内容も、あくまで働く人を集めるのが目的なので、どの業界でも派遣会社っていい事しか言わないですし、聞かないと答えてくれないので、トラブルを避けるためにも、事前の確認はしっかりした方がいいです。

実際に[人間関係良好][満了者多数][人気案件]って書いてても、実態は、すぐ人が辞める問題だらけの職場がけっこうあります。

 

 

 

北海道へのリゾバにかかった赴任旅費とリゾバの落とし穴

トマムでのリゾートバイトは、航空券を取ると片道だけでも1万5千円くらいしました。プラスで自宅から空港に行くまでの電車代やバス代もかかるので、往復だと5万、6万くらいしましたね。

なので働いた分はほぼ交通費に消えました。。

 

⇒沖縄や北海道など、赴任旅費の負担が大きいところほど慎重に選んだ方がいいです。

 

もし赴任先のホテルが超絶ブラックだったり、クセの強いパワハラ上司がいたり、食事が不味くて最悪だったり、住む場所がボロボロの不潔な寮だったとしても、派遣の仕事を辞めたら赴任旅費は出してもらえないんですよね。

 

赴任旅費支給というのは、あくまで最後まで期間満了できれば]の話であり、ここら辺は派遣で働く人が不利にできてます。

 

北海道だと、トマムニセコ洞爺湖、知床、サホロ、礼文島などリゾバで働く場所は、田舎の僻地であることが多いです。行くまでの交通費も高くなりますし、行くまでの時間もかかります。

 

このように北海道のリゾート地だと、航空券だけでなく、プラスで空港行きのバスや新幹線に乗ったり目的地に行くまでの費用がかかります。なので、他の場所に行ってリゾバをするよりもお金がかかるんですよね。今回のリゾバで僕はこれで失敗しました。

 

PCR検査を受ける

プラスで、僕の住んでる地域でPCRを受けたら費用が4000円だったのでした。この派遣会社は実費で受けないといけませんでした。県によっては無料で受けれるところもあるみたいです。

PCR検査の時間は3、4分ほどで、オンラインで予約して、検査結果も、受けたその日にメールで伝えてくれたので、ホテルの人事部にPCR検査の結果をメールで送ることになりました。

 

PCR検査費用4千円を節約するために、リゾバの担当スタッフの人に自分でPCRキットを買ってPCR検査をしてもいいか問い合わせたのですが、最初は大丈夫と言われ、あとからトマムの派遣先の担当の人の話で、ちゃんとした場所で受けないといけないということを知り、自前で買ったPCRキットのお金が無駄になりました。

派遣会社によってはPCR検査費用を負担してくれたり、実費だったり違うみたいです。

そして、PCRについて担当の人と現地担当の人の話が違っていたので、派遣先については、現地担当の人に問い合わせた方がいいみたいです。

 

ホテル赴任初日

朝、5:00に大阪行きのバスに乗り、関空LCCのピーチに乗って新千歳空港空港へ。それから電車でトマム駅に着いたのが16時でした。そこから専用の車で派遣先のホテルに行きます。

 

派遣先に到着すると、マレーシア人のスタッフの人に部屋に案内され、スーツケースや荷物を置きました。それから簡単な説明を受けて、部屋に戻り荷物を片付けました。

 

18:30に夕食を食べたのですが、6月4日まではホテルがオープンしていないので、お客さんが使うバイキング会場で食事が出来ました。食事はホテルの案内をしてくれたマレーシアのスタッフの人としました。

僕自身、マレーシアで語学留学をしていたので、クアラルンプールのことやマレーシアのことを話ました。リゾバ赴任初日は簡単な説明と夕食を食べて解散でした。

 

寮の部屋ついて

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このホテルの寮は、ホテルの中にありリゾバ派遣会社に見せてもらったような感じの部屋でした。ただ写真では分からなかったのですが、部屋の感じが完全に海外のアパートの一室のような部屋でした。部屋の壁やカーペットとかもきれいでしたね。

このホテルはスタッフ用の部屋については、ほぼ問題はありませんでした。
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スタッフ用の部屋は風呂とトイレが共同で2人で使います。

部屋のドアを入るとトイレと風呂が一緒になっていて、少し奥に進むと、二つの部屋に分かれています。

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もともと、大きな部屋を壁で区切ったような感じですね。

 

シーズン終了後、しばらく部屋が使われていなかったこともあり、部屋に入ったら海外の匂いがしたので、ホテルの人に頼んで特殊な鍵で窓を開けました。

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窓は、スタッフに頼めば開けれるようなので換気はできるようです。エアコンも付いていますが、夏にならないと使えないようです。

部屋にはテレビが付いていて普通に見れます。冷蔵庫も小さいタイプですが、問題なく使えてますね。

部屋にはゴミ箱もありました。

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部屋にはロッカーもあり、ハンガーもあったので、自分でも持ってきましたが、必要なかったですね。全ての部屋にあるとは限らないので一応は持ってきた方がいいかも知れません。

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部屋には、ロッカーの他にも部屋に入るとすぐ横に収納スペースがあるので、スーツケースなどを置くといいと思います。

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部屋から出て廊下がこんな感じです。寮の部屋はカード型のルームキーで開けます。

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同じ階には洗濯機と乾燥機が何台かあり無料で使えました。100円など小銭が必要なタイプではなかったですね。

 

寮のWifi について

ホテルと寮にはフリーWifi が付いてますが、少し遅いのでポケットWifiを持っていくといいと思いました。

僕は楽天モバイルを使っているのですが、トマムでも問題なく使えました。むしろ楽天モバイルwifiの方が寮のWifiより早かったので、寮のWifiの速度が遅いときは楽天モバイルのポケットWifiを使っていました。

トマムは他の町に行くにも交通費が高く、コロナ対策で門限があり外出できる時間も行ける場所も限られています。さらに周りに何も無い場所なので、ネット環境が不便だとストレスになるので楽天モバイルのポケットwifiを併用していて正解でした。

 

もちろんポケットWifiだと費用がかかるので、少し速度が遅くても大丈夫って人は寮のWifiだけを使うといいと思います。

具体的な寮のWifiの遅さでいうと、YouTubeのサムネの写真を表示するのが遅かったり、インスタやネットのウェブサイトなど写真系のデータを表示するのが少し遅いように感じます。

 

 

トマムでの服装について

僕が赴任してきたのが5月末でしたが上着が必要なくらい肌寒かったですね。7月、8月でもで雨の日や早朝、夜中など寒い日があるので、トマムだけでなく北海道では夏でも長袖や上着が必須です。

 

 

ビリギャルはお金持ちだった?/ 海外旅行の航空券ニューヨーク行き片道50万円ツイートから見るお金持ちと一般人の金銭感覚の違い

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こんにちは、最近とあるツイートを見て感じたことについて書いていきたいと思います。

それが、

「ニューヨーク行きの飛行機をついに予約した。片道2人で50万円(ANAエコノミー)。普段もこれくらいしますか?」というツイートですね。

 

最初にこの記事で結論を言ってしまうと「海外の航空券を買う金銭感覚にも一般人とお金持ちで差が出るよね」「ビリギャルってお金持ちだったのか?」いうだけの話なのですが、、

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まず基本的には、Skyscanner 使えば、LCCで安い航空券を探せます。

 

Sky Scanner は、予約する航空券の予約サイトで、たまに地雷があったり気をつけないといけない場合があるのですが、簡単にお手ごろな価格の航空券を探せる便利なサイトです。

 

予約する時期を選んだりすれば、安い値段で、いろいろ選択肢はあります。「普段でもこれくらいしますか?」と聞くあたり、パッと見で、お金持ちなのか、あまり海外に行ったことない人なのかな?と思いました。

海外行きの航空券の値段の相場なんてSky scannerで調べたら出てきますからね。

 

[2022年5月、6月 成田→ニューヨーク行き]

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(2022年5月現在)調べたところ、東京の成田空港からニューヨーク行きで片道7、8万ですかね。1週間、2週間後など直近だと10万くらいしますし、関空からニューヨークだと10万円台でした。

一般人の感覚からすれば、7、8万の航空券でもニューヨークに行くのは高いですね。

 

しかし、ANAとかJALみたいな日系のちゃんとした航空会社で、直行便で、なら片道25万は妥当な金額だと思います。それでも一般人には、かなり高いですよね。

 

僕が気になったのが、片道25万のチケットを普段もこれくらいしますか?」と聞いてしまう感覚ですね。正直、片道だけで25万は、かなり高い部類です。ここら辺が海外によく行く身としては、お金持ちと一般人の違いだなって思いました。

 

やっぱり、このツイートで、いくつかコメントや引用リツイートを見ると僻みというか、嫉妬コメントも見ます。

大半の人は片道25万×2なんてお金を出せるほどの経済力を持ってない人が大半ですからね。

往復チケットだと2人で100万ですからね。たかだか移動だけで100万円は一般人の金銭感覚では、ほぼ無理ゲーですよね。。

 

本人たちに全く悪気が無くても、「普段もこれくらいしますか?」という発言に対してイラッとするはいます。

バブル時代、一億総中流の時代とは違い、日本でも職業や住む地域や学歴、その人の勤める企業によって年収が大きく違いますからね。

 

だから[ニューヨーク行き片道2人で50万]は一般人の金銭感覚だと、なかなか出せないんですよ。さらにプラスで移動費、レストランでの食事代、ホテル宿泊費、ツアーの費用を入ると成田→ニューヨークの往復便だけで100万円でプラスアルファで100万くらいに余裕でなりますからね。

 

「ニューヨーク行きの航空券片道2人で50万円 普段もこれくらいしますか?」のツイートで思い出したのがこの本です。

お金持ちと一般人の感覚の違いって、まさしく「航空券50万 普通ですか?」と悪気なく言ってしまうとこだと思いましたね。この本にも、そういう何気ない格差社会のエピソードが載ってます。

 

「ニューヨーク行き航空券2人で50万円 普段もこれくらいしますか?」ツイートをしたのは、、

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そして、この話のオチが「片道50万ツイート」をした人はビリギャルの人でした。ちなみに、この表紙の女の子はビリギャル本人ではなく、石川恋さんというモデルさんみたいです。著者もビリギャル本人ではなく、あくまで指導をした先生の著書で、本の内容の半分は塾の宣伝のためだと思いますね。

 

そこで気になって、ビリギャルについていろいろネットで調べたのですが。。

ビリギャル】の映画だけを観たことがある僕のビリギャルのイメージって[貧しくて勉強が全くできない女の子が、貧乏だけど親が頑張ってお金を出して、塾に通い、ビリギャルも心を入れ替えて、努力して勉強して、慶應義塾大学に行くサクセスストーリー]かと思っていましたが。

 

実際にはそうじゃなくて「もともと偏差値の高い愛知県の名門進学校で、遊びすぎて成績が一時的に落ちていただけの女子高生」でした。

 

愛知県って期間工の仕事でも分かるように、トヨタデンソー、三菱など、日本を代表する自動車関連の大企業が拠点を置く場所で、愛知県の平均年収も他県より圧倒的に高いんですね。下手すると、東京よりもお金持ちの数は多いかもしれません。そう考えると、愛知県自体が年収が高い人が多い地域だということも前提として考える必要があります。

 

そんな場所の中高一貫の名門校の出身で友達と遊んでて、一時的に学力が落ちたけど、他の人より早く1年半前から慶應義塾大学に進学する準備をして、英語の科目を重点的に勉強して、塾代も100万くらいする塾のコースに通ったって知って「なんだ、、この人もともと金持ちで、勉強できる人だったのか」って思いました。

 

 

本当のビリギャルは【僕たちのイメージするビリ】ではなく、むしろ愛知の名門高校の中で成績が下がっていただけのお金持ちの優秀な高校生でした。

 

 

結局、【ビリギャル】の話も美談に見えて、実際にネット上にもよくあるポジショントークですよね。

なのでネットで調べたら、ビリギャルは全然ビリじゃなかったとか、本の表紙の女の子も本人と違う人だし話に語弊があるとか、詐欺とかって意見も見ました。

ビリギャルって、あくまでよくある、ポジショントークで、勉強できないごく普通の子が頑張って成功する的なストーリーは注目されやすいですからね。

 

それを裏付けるようにビリギャルのツイッターのプロフィールにも華麗な学歴と経歴があるのを見てやっぱりそうでしたね。むしろ、そうですよね。それだけ優秀は大学や海外の大学留学までしてるんで、お金がないと厳しいんですよ。

 

だから、ビリギャルの学歴や経歴やビリギャルの裏エピソードを踏まえても「ニューヨーク行きの飛行機をついに予約した。片道2人で50万円(ANAエコノミー)。普段もこれくらいしますか?」ツイートからお金持ちの金銭感覚が透けて見えましたね。

みかんの丘とアブハジア紛争から考えるウクライナ情勢

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こんにちは、今回は、Amazon Primeで、みかんの丘という映画を観た感想です。

この映画は、2013年公開のエストニアジョージアの合作映画で、一般的な戦争映画のように、派手な戦闘シーンはないのですが、みかん農家を営むリトアニア人のお爺さん2人と負傷して助けられたチェチェン人とジョージア人の共同生活をし、そこで交わされる会話から平和について、とても考えさせられる内容になっています。

 

今のウクライナ情勢にも通じるところがあり、オススメの映画です。

[みかんの丘]はAmazon Prime Videoで観れます。

 

みかんの丘とアブハジア紛争

みかんの丘(原題Mandarinebiみかん) は、アブハジア紛争(1992年〜93年) というジョージアアブハジア、その独立を軍事支援をするロシアでの戦争を題材にした映画です。

ソ連崩壊後、旧ソ連だったジョージアソ連から独立しますが、そのジョージアの中にあったアブハジアジョージアから独立しようするという少しややこしい内容です。

 

エストニアの名優レンビット・ウルフサクが演じるエストニア人移住者のイブォは、友人のエストニア人、マルゴスとみかん農家をしていました。

そこにジョージアから独立したいアブハジアとそれを阻止したいジョージアとの間で1992年に戦争が始まります。

大多数のエストニア人はアブハジアからエストニアに避難しますが、イブォとマルゴスはみかん農家を変わらずにやっていました。

しかし、2人が営むみかん農家がある場所も戦争がやって来て、ジョージア、ロシア、アブハジアの領土争いに巻き込まれます。

 

平和な暮らしを一瞬で破壊する戦争

戦争とは、そこで暮らす人の生活を全く考えずはじまるんですね。ウクライナでの戦争だって、なんの前触れも無く、平和に暮らしてる人たちの生活を一瞬で破壊しました。

 

ウクライナも、アブハジアジョージアも、もともとは様々な国の人が住む多民族の国です。そこに政府の指導者が入り込んできて、ロシア系住民の保護だったり、アブハジアの独立のためとか、ジョージアの主権を守るためなど、今まで仲良く暮らして来た人たちを戦わせる理由を作ります。

 

日本に住んでいると分かりにくいですが、様々な民族が一つの国に住んでるような国では、戦争が始まれば、隣人としてお互いなんの問題もなく、仲良く暮らしていたとしても、国や民族の区別ができて敵同士になります。 

ここが戦争の怖い所であり、日本に住んでいると分かりにくいですが、中東やアフリカ、アジアなど世界中で、民族や宗教、国境、国の違いから戦争が起き続けています。

 

負傷したチェチェン兵とジョージア兵を助けるイヴォとマルゴス

ある日、マルゴスとイヴォは、戦闘で負傷した2人の兵士を自宅で手当します。1人はアブハジアを支援するチェチェン人兵士アハメド、もう1人はジョージア兵士ニカ。2人はお互い敵同士です。

チェチェンも今でこそ、ウクライナ情勢のニュースを見ていると、ロシア軍のカディロフとカディロフツィーによってチェチェンはロシアだと認識されがちですが、当時はロシアからチェチェンも独立しようという気運がありました。

そういう背景もあってジョージアから独立しようとするアブハジア側を支援する兵士としてチェチェン人が出てきます。

最後のシーンでチェチェン人兵士アハメドがみかん農家にやってきたロシア兵と対立しているシーンの背景にはこうした多民族国家ロシアという背景もあるんですね。

 

同じ家に敵兵がいることを知った2人は、お互いに敵意を持ちますが、イヴォは家の中では戦わせないことを約束させます。

ここから、出身地が異なる4人の共同生活が始まります。

 

みかんの丘予告編


www.youtube.com

 

チェチェン人兵士アハメドジョージア兵士ニカの会話と戦争

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この映画で印象的なのは、負傷した敵国どうしの兵士2人がエストニアという第三者に助けられ、一つの家に暮らすというところです。

 

対立していた2人の会話が、戦争とな何かを考えさせてくれます。

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チェチェン人兵士アハメドチェチェン民族音楽を聴いているシーンでは、アハメドジョージア人のニカにどんな音楽が好きか?と話しますが、ニカはジョージア人の土地もそうか?と言います。

ここで、ジョージアチェチェンの音楽の話から、領土争いの話に変わります。

 

ハメドは「どこの土地か?」と聞けば、ニカは「ここのことだ」と答えます。

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ニカが「今いるところだ」と言うとアハメドは「ここはエストニア(命の恩人であるエストニア人のイヴォの家にある)のイスだ」ここは「アブハジアだ」と答えます。  

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それに対してニカは「勉強しなかったのか?学校で習わなかったのか?学校はあったのか?」「にやけたよそ者がジョージアで何をした?」とアハメドに言います。

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それに対してアハメドは「お前のような悪魔から小さい国を守るんだ」と答えます。

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ニカは「分かってないね。何にもね。歴史がわかるか?」

それに対して、アハメドは「好きなだけおしゃべりしてればいいさ。ここでは安全だもんな」と軽くあしらいます。

このケンカを見かねたイヴォは止めに入ります。お互いの主張を言い合う様子は、ロシア人とウクライナ人の会話にも似ています。

 

そもそも日本のような島国がかなり特殊な環境で、ヨーロッパのように陸続きの国は古くからさまざまな人種や民族の人が住んでいます。

近代になると、国という概念ができ、国境線をめぐり戦争が何度も起きてきました。この映画に出てくるアブハジア戦争のように国を持ちたい民族グループは独立するために戦争をしてきました。それを阻止するための戦争もたくさん起きてきました。

陸続きで様々は国がひしめき合うヨーロッパ(その他の地域でも)では、歴史や民族という言葉は国をまとめるためにも使われてきました。

人は、学校などで歴史を教えることで、自分たちは○○人だという考えを持つようになりました。ひとたび戦争が起こると、その国に住んでいる人たちは国のために戦うことが求められます。

 

 

ケバブバーベキューのシーンでは

ある日イヴォは、二人の仲直りのために外でケバブのバーベキューをすることにします。

家の中ではお互い殺し合いをしないと約束していたアハメドとニカですが、口喧嘩はしても、お互いを殺す気にはなれませんでした。

最初は対立していた2人ですが、イヴォの家で共同生活をしているうちにお互いを認め合うまでになりました。戦争がなく平和であれば、こうして民族や国に関係なく仲良くできるはずだったんですよね。

 

イヴォは、ずっとケンカしてるアハメドとニカの2人に対して「まったく何だ?殺す殺してやるって。そんな権利、誰が与えた?」と問います。

ハメドは「この戦争だ」と答えます。それに対してイヴォは「愚か者」と一喝します。

この会話が、戦争の全てを表してるんじゃないかと思います。他国で人を殺す権利を与えるのが戦争です。もしも、その時まで争いも無く、仲良く暮らしていても、いざ戦争が始まると、両者は敵同士、アハメドとニカのようにお互いを知らなくても、殺し合いをすることになります。

 

そしてお酒で乾杯する時にマルゴスは「命に乾杯」と言うのに対して、イヴォは「死に乾杯」と言います。

いくら介抱して助けた兵士でも、元気になったら、また戦場に戻り、また負傷したり死んだり、誰かを殺したりするという、戦争への不条理に対してそう言ったのだと思いました。