こんにちは、とーしばブログのとしです。
クイーンズタウンにいて大変だったのがハウスレントが高かったことでした。
僕がニュージーランドワーホリで2年間過ごしていたクイーンズタウン。クイーンズタウンは近年土地開発が盛んなので土地がどんどん開発されています。
なので、クイーンズタウンは田舎であるにも関わらず土地の値段が高くハウスレントも高かったです。しかも家自体も少ないのでシェアハウス探しは苦労しました。
ニュージーランドは全体的に土地価格が高くなっているので、ワーホリや留学で来るほとんどの人はシェアハウスに住んでいます。
クイーンズタウンの住宅事情
クイーンズタウンの不動産価格をネットで調べると一件数千万円の家がたくさん売り買いされています。
ホテルで働いていた頃の話ですが、毎日、通勤している道を行っていると、空き地にはたくさんのSALE とかSOLDと書かれた札を見かけました。
他にも友達とドライブしてタウンから離れた場所に行くと、新しい家家が並んでいたり、新しいショッピングモールや施設が建てられている光景を頻繁に見ました。
あとは、タウンにあるスーパーやショッピングセンターや不動産でも、高値で売りに出されている新築住宅のパンフレットや広告をよく見かけていました。
土地自体の価格は?
ニュージーランドの土地の値段を考える上で、最近、僕がなるほどなと思うエピソードがありました。
とある事情で家族と実家の土地の値段を調べに役所に行った時の話ですが、土地自体の価格は広い土地でも高くて数万〜数十万程度でした。
クイーンズタウンとは違いますが、僕が住んでいるエリアも近年、田んぼだったエリアが開発されて、どんどん新しい家が立っています。
クイーンズズタウンには、一件数千万円の家がたくさんありますが、土地の元値はそこまで高くないのかもしれません。
ニュージーランドと日本では土地の状況が違うかも知れませんが、数千万で売れる人気エリアでも土地自体には大した値段はついていないことが分かりました。
要は、国が査定して付けた土地の値段を決めるのですが、それ自体は大して高くないみたいなんですよね。
例えるなら、お店で売っている商品にも原価率や材料費などがあるように土地の売買にも原価率のようなものがあるのではないかと思います。
では、どうやって土地の値段が付くか?と言えば、、
その土地に家を建てたい人が多い人気エリアだったら土地の値段が高くなるんですね。やはり世の中は、どんな商品でも需要と供給のバランスで成り立っています。
人気がある土地や住宅の値段が高い理由として、不動産の査定額や相場の価格で住宅と土地の値段が決まったりするんですね。
もともとは誰のものでも無い土地に値段を付けたのは誰か?
そして、本来は誰の土地でも無かったクイーンズタウンの土地の値段が値段が上がって、次々と新しい家が建っていることに疑問を持ちました。
もともとはニュージーランドはマオリ族が住んでいて、イギリス系の移民が入ってきてイギリス領化したという歴史があります。
ニュージーランドに最初に入ってきたヨーロッパ人は、もともと誰のものでも無かった土地に立札を立てて自分のものだと主張するだけで、ほぼタダで貰ってたのかな?と思いました。
それだけクイーンズタウンには手付かずの土地が多い上に、土地の値段が高いので土地の所有についてはどうしているのか?と疑問に思いました。
そして、土地が開発され建物で埋め尽くされれば、クイーンズタウンの自然の美しさが損なわれるのではないか?と心配ですね。
クイーンズタウンに2年滞在していた経験から、僕の予想としては将来的にはクイーンズタウンは富裕層の街になるのかな?と思ったりはしますが、クイーンズタウンはあくまでリゾート地であり、レジャー施設やホテルなどを作るだけにして、美しい景観と自然は残して欲しいところです。
目先の利益のために土地を切り売りして自然を破壊するようなことになれば悲しいですね。
世界的にも土地の価格が上昇してる
こう言うことは現在、世界中で起きていて、ニュージーランドのオークランドやウェリントンもそうですし、カナダのバンクーバー、オーストラリアのシドニーもそんな感じです。 都会はどんどん土地の値段が高騰しています。
これはワーホリにも影響していて、住む場所がけっこう限られてきたりするんですよね。
カナダワーホリでバンクーバーを訪れた時にネットでシェアハウスを探してみたのですが、郊外でもかなりシェアハウスの値段が高かったです。
ワーホリでシドニーにいた時は、4人部屋で125ドルの場所に住んでましたが、かなり狭い部屋でした。
クイーンズタウンはシェアハウスがシドニー並みの値段で町の郊外でも160ドルで3人部屋でしたね。
日本だとリゾバ を調べていて知ったのですが、日本だとニセコが土地が高騰してるみたいです。
一方では、そんな土地の高騰を避けるためにスペイン、バルセロナでは市が土地の価格が高くなりすぎないように管理しているというニュースも聞いたことがあります。