こんにちは とーしばブログのトシです。
今回はカナダワーホリを振り返ってみたいと思います。 失敗もありましたが、振り返ると良くも悪くもいろんな経験をすることができました!
当初は、ニュージーランドで働いていた経験から、かなり楽観していました。逆にそれが災いしてか思い通りにはいかなかったり、悩んだり迷ったりした年でもありました。
カナダワーホリで軽く鬱になった
カナダワーホリでは、仕事が合わなくて辞めたりして迷うことが多かったからか、半年を過ぎたあたりでストレスで軽く鬱になりました。
最初の二つの仕事を辞めて、ウィスラーに移動したり、トロントやモントリオールなどに行きましたが、住みたいという感じでは無かったです。
仕事の多いトロントやバンクーバーでも仕事を探しましたが、ビザの関係で面接を落とされたり、フルタイムで働けなかったりと都会の仕事でも挫折してしまいました。
それで結局、バンフに戻り仕事を探してみたのですが、、、やっぱり仕事の面接に行っても、ネットで評判が良くないような場所が割と多かったり、スタッフ寮の写真を見せてもらっても、写真より汚い寮だったり、どの職場も辞退したりして辞めてしまいました。
その間にもカナダワーホリを続けるべきか?日本に帰国するべきか?かなり迷いました。
バンフで仕事を探す間は、バンフ・インターナショナル・ホステルに滞在していました。しかし仕事を探すのが、長引いたのでホテルの滞在はかなり高額なものになりました。
そういった焦りや自分の至らなさというのも重なって、その当時はかなりストレスになっていました。
なので一時的に精神的にやばい時もありました。
鬱になりかけた自分を助けてくれた人たち
そして、たまたまそのホステルで働いていたバンフのホテルの日本人の元同僚が僕に声をかけてくれました。 僕の様子が気分が落ち込んでた感じだったので心配して声をかけてくれたとの事でした。
その友達自身、日本で働いていた頃に知り合いの何人かがうつ病になって危ない状態だったみたいです。
本当に危ない時は、フラッと高いとこから飛び降りたり、いきなり車の前に飛び出してりして亡くなる人もいるみたいで、鬱になって落ち込んでいるのに急に元気になっていた時が危ないと教えてくれました。 僕は、そこまでひどくはありませんでしたが、もしかしたら危なかったなぁと思いました。
その友達は僕の相談に乗ってくれたり、励ましてくれたり、いろいろ話もしました。その友達がいてくれたお陰でかなり救われました。
そして滞在していたホステルでは、 たくさんの人たちと話たりしてさらに元気を取り戻しました。
オーストリアから来た女の子の2人組、ホテルのハウスキーパーをやっていたフランス人、ニューヨークから旅行に来たカップル、ニュージーランドのハウスメイトや同僚だった日本人の友達と電話で話をしたり、ずっと仲が良かったドイツ在住のウクライナの友達も元気づけてしてくれました。 もちろん両親も心配してて、いつでも帰ってくればいいと言って心配していました。
みんな心配してくれて、ホステルでも多くの人たちと交流していろいろな体験を聞きました。その中で人生の考え方や生き方を学びました。
ホステルで会ったなかでも、
60代 70代のバイクに乗るおじいちゃん達と仲良くなり、年齢に関係なくパワフルに人生を楽しんでる様子がかっこよかったのが印象的でした。
そのバイク乗りのおじいちゃんたちの姿を見ていると、自分の悩みなんて小さいものだなぁと言う気がしてきました。
おじいちゃん達の人生に対するポジティブさ、年齢なんて関係ないというような姿勢は自分も見習わないといけないと思いました。
日本に一時帰国している時、人生を考えるきっかけとしてNHKの番組、100分de 名著で【平家物語 】を見ました。
『物事は常に流転していて 、強い者もいつかは衰退し滅び去る。常に物事は変化する』ということを改めて考えさせられました。
上手く調子がいい時もあれば、どうにもならない時もある。上手くいっている人でさえ壁にぶつかったりすることもあるということを感じました。
そして、自分の意思ではどうにもならない川の流れのようなものが常に自分の人生に流れていて、それを運命と呼ぶんだと思います。
【自分の人生は正に川の流れ】
人生って運命という 川の流れをカヌーで川下りをしている感覚で
川の流れが早い場所、 流れが遅い場所、 濁流のところや岩があって危ない場所、 川が二つに分かれてたり、 滝になってたりして、 うまくカヌーを漕げるところ、 時には濁流に流されてカヌーが転覆するときがあります。
⇒カナダワーホリの挫折を通して、自分の意思だけでは予想通りにいかないものだなって身をもって感じました。
今までうまく川下りができたはずだったのに、、、 いきなり濁流や滝や岩が多い流れに流されているような感覚でもありました。
逆にそれが大きな教訓 学びを与えてくれたように感じます。