こんにちは、とーしばブログのとしです。 今回はニュージーランドワーホリの時、ハウスキーピングで大変だったことについてです。
僕は2017年、2018年の2年間クイーンズタウンの5つ星ホテルで働いていました。とくに大変だったのが、中国人とインド人のゲストが滞在するルームの掃除でした。ホテルでの仕事は充実していた反面、大変なこともありました。
中国人、インド人ゲストは裕福な人が多く泊まるゲストが中国人かインド人ということがよくありました。(逆に日本人ゲストはたまに来るくらいで1日、2日の滞在が多かったですね。しかもほぼ使われてない部屋が多かったです。)
でも、ハウスキーピングスタッフ側からすると彼らの部屋を担当すると2倍くらい時間がかかります。
あまりに汚れているときは、スーパーバイザーに連絡してヘルプで他のチームに来てもらって掃除することもよくありましたね。
中国人とインド人ゲストのルーム
ニュージーランドの5つ星ホテルで2年間働いてきて、いろんなゲストのチェックアウトルームとサービスルーム(ステイオーバー)の掃除をしてきましたが、中国人とインド人ゲストのルームがダントツで汚い率が高かったです。
そして、僕が主に働いていたホテルには、キッチンがあったので、普通にルームを掃除する2倍の時間がかかっていました。
ゲストとハウスキーピングスタッフは直接顔を合わせることは少ないのですが、この2カ国のゲストがは、部屋の使い方や匂いで特徴があるのですぐ分かりましたね。。
ハウスキーピングスタッフとしては、使われていない綺麗な部屋の方が掃除するのが楽で歓迎されますが、逆に部屋の使い方が汚いと敬遠されます。
通常は、サービスルーム(ステイオーバー)が15分、30〜40分でアライバルルーム(チェックアウトルーム)が1時間ほどで終わるのですが、中国人、インド人ゲストのルームを掃除する時は、アライバルルームが1時間半〜2時間くらいかかってました。
ハウスキーピングは時間との闘いなので、できればルームは綺麗に使って欲しいところですが、この2カ国のゲストのルームの掃除は大変でした。
・キッチンの使い方が汚い
中国人もインド人ゲストも両方部屋の使い方が汚い人が多いのと、キッチンにある料理道具や皿やスプーン、フォークを全て使ってる人が多かったです。
ハウスキーピングの中でキッチンがわりと時間がかかります。ここを使っているかいないか?で部屋を掃除して終わる時間がかなり違いました。
・油汚れで洗い物に時間がかかる
インド料理も中国料理も大量に油を使うせいか、油汚れでドロドロになってるってことはよくありました。 油汚れは掃除するのに手間もかかるんですよね。
特に油を使った料理をしたあとに、ゲストは片付けをしない人が多かったので、そのままキッチンの流しに皿やフライパンを置きっぱなしというのも、よくありました。
サービスルームなのにゲストの使った食器を洗ってて、けっこう時間がかかったということがわりとありました。
そして、仮にゲストが食器を洗ってくれてても、洗い残しやグラスは、ハウスキーピングスタッフが次に滞在するゲストのために、指紋や汚れがないように拭き取らないといけないので、これも全てチェックしていました。
・キッチンのシンクに食べかけが詰まる
キッチンに大量の洗ってない食器や調理器具があってさらに、食べかすでシンクが詰まってるということも多かったです。シンクには食べかすや詰まったゴミを取るフィルターがついていました。
・部屋から料理臭が取れない
特に中国人かインド人ゲストが使ったあとは、汚れがひどかったり、料理の匂いが部屋から取れなくて大変でした。部屋に匂いが染み付いてる時は、オゾンマシーンといって空気を綺麗にして部屋の匂いを取る空気洗浄機を使ってました。
・湯沸かしポットにお茶っ葉が、、
中国人ゲストで、時々あったのが、湯沸かしポットにお茶っ葉を入れて沸かしているゲストです。こういうゲストもたまにいました。なので中国人ゲストが泊まった部屋は湯沸かしポットの中も確認してました。
・床に大量のひまわりのタネの殻が、、
これもたまにですが、床に大量のひまわりのタネの食べかすが、落ちていたのも中国人ゲストあるあるでした。ゴミが床に散らかっていたりすることがよくありました。
・床にびしょ濡れのタオル
これは他のゲストでもあったのですが、中国人ゲストが多かったですね。バスルームの床に大量のびしょ濡れタオルがあったりしました。
・ゴミの量が半端ない、、
中国人とインド人ゲストのチェックアウトルームを掃除すると、とんでもない量のお菓子や飲み物だったり、食べ残し、ブランド物の空き箱やファーグバーガーの紙袋などを置いていくことがありました。
なので、大きなゴミ袋が2、3個必要だったこともありました。ゴミ袋はホテルの一階のゴミ置き場に持って行ってました。
・ティーとコーヒーを全て持ち去るゲスト
ホテルのルームにあるティーとコーヒー類は、確かにゲストのために置いてあるのですが、全てごっそり持ち帰る中国人ゲストも多かったですね。ゲストからリクエストが有れば余分にコーヒーやティーは補充するのですが、中国人ゲストは、全て持ち帰ってしまう人もちらほらいましたね。
・炊飯器や調理器具を持参する
これはハウスキーピングをしてて困ったこととは違いますが、中国人ゲストで自分で炊飯器や調理器具を持参するゲストもわりといました。
・中国語で話しかけてくるおばちゃん
これは、ルームの掃除とは関係ないですが、中国人ゲストで、中国語で話しかけてくるおばちゃんがよくいました。
ゲストのリクエストでルームに何かを持って行ったり、テレビやエアコン、暖炉が壊れていたり、使い方を教えてあげるなど、ゲストのリクエストに答えることがあるのですが、中国語しか喋れない年配の中国人のおばちゃん相手に四苦八苦したことがあります。
そういう時は頑張って、Google翻訳を駆使して話をしたり、中国語ができるマレーシアや中国人の同僚に頼んで中国人ゲストと話してもらってました。
中国人、インド人ゲストで良いことも
なかには、中国人、インド人ゲストで良いこともありました。彼らはルームで料理をすることが多いので、インドや中華系の調味料や食材を残してくれます。しかも手付かずの食材も多いです。
特に中国系のカップラーメンや調味料、野菜を残してくれるのはありがたかったです。
たしかに中国人、インド人ゲストの部屋の掃除は大変でしたが、大量に使える食材を残してくれることも多かったので、かなり助かっていました。
僕が働いていたクイーンズタウンのホテルは自由にチェックアウトルームの食材を持ち帰れたので、ハウスキーピングのスタッフ同士で分けていました。