こんにちは、とーしばブログのとしです
今回は、何の予告もなしにベルリンのとあるホテルでタダ働きすることになった体験談です。
ドイツでは、トライアル(お試しに無給で働くこと)というものがあるんですが、半分はトライアルという名目でのただ働きなんですよね…
ベルリンで仕事を探しているとトライアルの誘いがよく来ます。
僕もいくつかのホテルでトライアルして4〜5時間ガッツリ無給で働きました…
もし、本当にここで働きたいという意志がないのであれば、このトライアルはやめといた方がが良いと思います。ネット上でもドイツ語や英語での情報でトライアルはやめとけという掲示板や知恵袋で書いてあるのをちらほら見かけます。
そして僕の場合は、IBIS Budged というアレキサンダープラッツにある1つ星ホテルでトライアルがありましたが、何の説明もなくいきなりトライアルがありました。
↓メールでは「土曜日9時から来てください」と書いてあるだけでした。
面接もなく、何の説明もなく働くことになったのはこのホテルが初めてで、普通なら「トライアルがあるので動きやすい服装で来てください」などの説明があったり、面接があってからトライアルの誘いがあります。
指定された時間から、さらに30分待ってから、いきなり仕事を説明してくれる担当の年配の女の人に連れられて、2階のルームの掃除を担当することになりました。荷物はストアルーム(荷物やハウスキーピングの道具を置く場所)に置いてしまったので、すぐに取りに帰れません。
いきなりハウスキーパーとして働くことになったらのは少しビックリというか「マジか…」という気分でした。
なので、ハウスキーパーの仕事をバックれることを考えたんですよね。最初のチャンスは担当の女の人が道具を取りに行くタイミングだったんですが、少し迷っているうちにその人が帰ってきてバックれに失敗してしまいました。
このような感じのチェックアウトルームを掃除します。1つ星で安いホテルだからか、掃除は簡単でした。その代わり掃除するルームが多かったですね。
やり方を説明してもらったら1人でルームを掃除します。完全に人手として使われてるなって気分でしたが、もちろん給料は全く出ません。
荷物がストアルームにあったので、水を取りに行くとか、トイレに行くと言ってバックれようとしてストアルームの鍵をもらうタイミングを逃して2回ほど失敗して、3回目でやっと自分の着ていたジャケットを道具入れの部屋に入れたいと言って、担当者の人からストアルームの鍵をもらい、その人が仕事をしてる間に急いで仕事をバックれました。
エレベーターを降り、レセプションには「時間なのでもう行きます」と一言伝え、IBISホテルの担当者にメールで「このホテルでは働きたく無いです」とメールで書いて、電話がかかってこないようにスマホを機内モードにしてバックれました。
仕事は9:30から始まり、11:00にバックれたので1時間半タダ働きをすることになりました。
いきなり不意打ちでトライアルをすることになったので、なんだか時間を無駄にした気分でした。
最後に
ドイツでは合法的にトライアルがあるようになっているので、タダ働きになったり、ちょっとグレーな感じなんですよね。
働きたい職場なら良いですが、微妙な場所なら断っていいと思いますし、今回の僕のようにいきなりトライアルをすることになったら、メールで事後報告して遠慮なくバックれていいと思います。