こんにちは、とーしばブログのとしです。
僕は2017年、2018年と約2年間ニュージーランドのホテルでハウスキーピングとして働いていました。
過去にブログではホテルの仕事についてより詳しく書いているので、そちらも参考にしてみてください。
今回はニュージーランドワーホリで働き始めてから1か月の様子について話したいと思います。
*このホテルの仕事からは3年ほど経っていますが、ブログのために残しておいた過去の日記をもとにブログを書いています。
ワーホリが始まって最初の1週間(ウェリントン)
ニュージーランドワーホリがスタートして、最初の2週間は、ウェリントンにある日本のエージェントに紹介してもらいました。
ウェリントンにあるカフェでエージェントのおばさんに会い資料を読んだり、仕事の説明や書類にサインしました。
費用は500ドルで、Kiwi銀行の口座開設をしたりIR(タックスナンバー)を申請する手続きもサポートがありました。
紹介されたホテルは世界的に有名なホテルだったのですが、4つ星、5つ星ホテルに全く縁がなかったので全くピンと来ませんでした。
クイーンズタウンに到着
クイーンズタウンに到着してブラックシープというバックパッカーに泊まりました。
最初に大変だったのが家探しでした。いざシェアハウスを見つけたのですが、コンラッドというクイーンズタウンでは悪い意味で有名な人物でした。見た目はジェフベゾスに似ていますが全然違います。
運良くシェアハウスのオーナーが変わってシェアハウスは改善されましたが、最初は汚く住みにくかったです。
それからホテルでのハウスキーピングの仕事をスタートさせ、最初の1週間はトレーニングでした。
1か月してかなり慣れましたが、最初はトレーナーが厳しかったりして仕事を辞めようか考えたり他で働くことを考えていました。
いろいろ不満もあってネットでミートファクトリーやキウイファームなどの仕事も探していました。
結局辞めなかったんですが仕事始めは慣れるまでが大変でした。
最初の1週間は目まぐるしく状況が変わったためか入社して3日目で風邪をひき熱で仕事を休んでしまいました。
職場のバーベキューパーティー
ニュージーランドのホテルで仕事を始めてから2週間頃、職場でバーベキューパーティーがありました。このホテルではよく社員同士の親睦を深めるためのパーティーやイベントがあります。そこでドイツ人の女の子と知り合ったのですが、めちゃくちゃ可愛かったんですが、見事に失恋。。
アタックに失敗した挙句、誕生日に変に重くならないように仕事の差し入れ程度にジュースとメッセージカードをあげたんですが、床に放置されていました。後日、その女の子の友達から「私の友達にちょっかい出さないで」と言われる始末。
そのドイツ人の子はもともと、あまり職場で見かけることはあまり無くて入ってから数週間したら仕事を辞めてしまいました。
ハウスキーピングの仕事を覚えるまで
ハウスキーピングの仕事は今回が初めてだったので、最初は慣れるのに苦労しました。2人で仕事をしたのが幸いでしたね。たった1週間ほどのトレーニングでいきなり1人で作業というのはキツかったんじゃ無いかと思います。
インド人やスリランカ人のハウスキーピングメンバーと仕事をしました。 僕が仕事を始めたのが2月かからで仕事が忙しくない時期だったので、4アライバル、4サービスルームとそこまで忙しくないスケジュールで仕事ができました。
見回りに来るスーパーバイザーも優しかったです。アカシにベッドのやり方を注意されたりなどもありましたが、それ以外は順調でした。
【大きなルームの掃除】
このホテルのルームは他と比べかなり大きいので、ベッドとバスルームが二つずつありました。バスルームの掃除ではトイレ、シャワールーム、バスルーム、アメニティ、タオルの交換、洗濯機とドライマシーンの掃除、などやることが多くて最初は早くできませんでした。
一番苦労したのがベッドルームのベッドメイキングですね。慣れるとなんてことも無いんですが、シーツが3枚ありたたむ順番を覚えたり、うまくベッドメイキングをするのを覚えるのが苦労しました。
ハウスキーピングのヘルプ
ハウスキーピングは朝のミーティングで配られる予定表をもとに仕事をします。 しかしルームによっては、終わり時間がバラバラで、例えば使い方が汚すぎてアライバルルームで2時間かかるルームとかもあります。
逆に1日しか使って無くてほとんど掃除するところが無くて30分くらいで終わるところもあります。
なので仕事の作業量が多くて終わるまでに時間がかかったり、少なくてすぐ済むチームなどばらつきがあるので、早く終わったチームは遅いチームのヘルプに行きます。
僕もヘルプに行ったりしましたし、逆にヘルプに来てもらったこともあります。
ヘルプが来ると2人で作業していたのが、もう2人来て合計4人で作業したり、他のチームに残りのサービスルームをやってもらい、自分達はアライバルルームをやるってこともありました。
最初の2週間の給料
働き始めて2週間目、最初にニュージーランドで受け取った額は手取りで
900ドルでした
2週間で900ドルなので1週間だと450ドル、週5で働いた計算だと1日90ドルくらいです。
オーストラリアほど稼げませんが、それでも悪くない額だと思います。 残業の有無で変わってきますが、平均して900〜1000ドルくらい貰えました。プラスでチップが28ドルがあったので、2人で分けて14ドルのほどチップがもらえる日もありました。
オーストラリアではこの額が手取りで1週間で貰えるのですが、ニュージーランドも無駄な出費を抑えれば貯金ができます。
毎年最低賃金が上がっている国なので、僕がいた2017、2018年よりも稼げると思います。
ホテルの研修
ホテルで働いてちょうど1か月した頃に研修があって午前9時〜午後3時までのスケジュールで参加人数は僕を含めて新しく入ったメンバーが10人ほどでした。ハウスキーピング以外の部署の人もいて色んな国の人がいましたね。
オリエンテーションは初日にもあったのですが、改めてホテルの歴史や理念について勉強する機会がありました。あとは簡単なアクティビティもありました。
ホテルの研修で驚いたこと
研修中に驚いたのが「なぜ?ホテルに入社したのか?」という質問について話した時に「ワーホリの旅行資金を貯めたいから」とか「お金のため」とあっさり答える人がいたことでした。
これくらい素直に答えれる場の雰囲気に良い意味でびっくりしましたね。
日本だったら、会社の説明会の場では、相手の望むような回答をしないといけません。
例えば、「会社の仕事に魅力を感じ、やりがいのある仕事だと思ったから」など、本音は言わずに空気を読んで、その場にふさわしいことを言わないといけないんですよね。
つまり新入社員が会社第一に考えるように最初から教育されるんですね。
なので、ニュージーランドのホテルでのオリエンテーションでの質問の答えに驚きました。
朝のミーティング
朝のミーティングでも1か月に一回、マネージャーやスーパーバイザーがホテルの理念や考え方やポリシーについて説明する日があります。言わずと知れた大企業なので、そこらへんは特に力を入れているのかもしれません。
このホテルは5つ星の高級ホテルで僕自身、このホテルには全く縁のない生活をしていました。
なので、働く前は全くこのホテルについては知りませんでしたね。
このホテルの系列でどんなホテルがあるか?という質問で危うくリ○ツカールトンと答えかけて焦ったのはいい思い出です。
それくらい僕はホテルのブランドについて知識は皆無でした。
マニュアルハンドリング
このマニュアルハンドリングも半年に一回は必ずありました。マニュアルハンドリングとはつまり従業員が安全に作業をするための安全講習です。所用時間はだいたい1時間くらいでした。
講習の内容は、ハウスキーピングで腰痛にならないように注意すること、ハウスキーピングで取り扱うケミカル(洗剤)を誤飲したり、混ぜたり、目に入った時の対処法、それを防ぐにはどうしたらいいか?などでした。
僕も入社して2ヵ月くらいして講習にハウスキーピングメンバーと参加しました。 場所はホテルのゲスト用のミーティングルームでした。
このミーティングルームは主にゲストのパーティーだったり、スタッフの研修で使います。