とーしばブログ

こんにちは、とーしばブログのとしです。オーストラリア、ニュージーランド、カナダの3カ国でのワーホリの体験談、フィリピン、マレーシアでの留学経験。読書や勉強で得た知識や考えやニュージーランドでの投資についてブログで発信しています。

リムロックホテルでハウスキーピングの仕事が始まった/バンフに来て1か月目

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バンフで新しい仕事(リムロックでの仕事)が始まった初日

こんにちは、今回は追記も含めてリムロックホテルで働いた体験談です。

バンフのリムロックでの仕事1日目(2019年1月)は、簡単なお仕事内容の説明やスタッフ寮がついてるので それの説明などでした。 

 

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町からリムロックホテルまで行く

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僕はセイムサン・バンフに泊まっていたのですが、

朝の8:20に起きて、荷物をパッキングしてチェックアウトしました。バンフ・インというホテルからバスが出ているので、そこからリムロックに行きました。

 

バスに乗ってホテルに着いたら、エントランスまで行ってホテルのドアマンにHRの場所を聞き、HRオフィスでマネージャー(ライリー)に会い、仕事で必要な個人情報を用紙に記入してサインをしました。

 

スタッフルームへ入居

スーツケースや冬用ジャケットはオフィスに置いて、スタッフルームの説明を受けに下の階に行き、ローレン(スタッフルーム担当の女の人)にいろいろ説明を聞きました。陽気なカナダ人の女の人でジョークを言いながらずっと喋ってました。ここでも書類にサインします。

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僕のルームに案内された時には既にベテランのフィリピン人の男の人がいて、僕の部屋は3人部屋でした。部屋の作りや広さはホテルのルームと同じです。

「ホテルのルームに住める」と聞くといいイメージしかありませんが、現実はこんな感じです。

僕が入ってきた時はもう一つベッドがあって、そこには日本人の男の人が入居してきました。

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ベッド3つの長細い部屋でシャワー、トイレがあります。

 

ユニフォームのフィッティング

それからユニフォームのサイズを見て自分のサイズを貰いました。ネームバッジもそこで貰いました。

 

初日は午前中で解散してフリータイム

初日は、午前中が入居の簡単なレクリエーションで昼の12時にはホテルのカフェテリアで食事をして、解散あとはフリータイムです。 

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自分のルームでは、スーツケースの荷物を広げたり、スタッフルームのオフィスで雑巾をもらって机や棚を掃除しました。

このホテルはスタッフルームがゲストから見えないように窓はいつも閉めないといけないってルールがあって、朝でも、昼でも、夜でも、常にルームが薄暗かったですね。

 

 

 

必要なものを 買い物をしたり、 友達や両親にメールで仕事がどうだったか話たりしました。

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バンフにあるティムホートンに行ったり

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BMOでお金を下ろしたりしました。バンフにはBMOCIBCの支店があるので、バンフで働く人はどちらかの銀行を使うといいです。僕は1年無料で小切手をスキャンして換金できる機能付きのBMOをオススメします。

 

ホテルでの夕食

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このホテルでは3食無料です。食費を節約できるのはメリットですね。日替わりメニューでバイキング形式で取れます。

 

 

2日目のトレーニン

2日目は仕事のやり方の説明でした。

朝8:20に起き、8:50に部屋を出ました。このホテルのいいところはエレベーターだけで約3分くらいで出勤できるところです。寒い中を通勤する必要がないのはいいですね。

 

仕事の開始は朝9時からです。髭のシェービングをチェックされて一回部屋に戻って髭をを剃り直しました。このホテルは髭のシェービングなどにルールがあるようです。

 

そのまま20人くらいのミーティングに加わりましたが、特に自己紹介も無かったですね。メンバーは僕を含め何人かアジア人の女の人がいるだけで、他はヨーロッパ人とカナダ人でした。

こう聞くと聞こえはいいですが、僕だけ新人で少しアウェイな感じでしたね。

 

最初は、トレーニングでベッドの作り方やバスルームのタオルの置き方、掃除の仕方などをスーパーバイザーから簡単に教えてもらいました。ルームにバキュームをしたり、足りないタオルを取ってきたり

して、残り時間はチームメンバーをヘルプして 5時くらいに終わりました。

バンフってけっこう空気が乾燥してて仕事の初日は喉が痛かったですね。

タイムカードにサインをして終了です。このホテルは出勤時間、退勤時間をタイムカードと紙のタイムカードの2つに記録します。

前のホテルはタイムカードだけだったので、ここのホテルはやり方が違うなーと思いました。

 

ハウスキーピングで必要な写真を撮る

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ハウスキーピングでは、こんな感じにスマホで写真を撮っておくといいです。とくにシャワールームのアメニティの置き方、タオルの位置、コーヒーやティーバックの種類や個数、位置が分るように写真を撮ります。

仕事でやり方が分からなくなった時はこのように撮った写真を見ながら作業をします。ハウスキーピングは1人で作業することも多いので、アメニティやタオルの位置が分からなくなるんですよね。
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これはリムロックで撮った写真です。4つ星ホテルだけあってルームの内装は綺麗です。しかし、これを1日に8、9ルーム、多い時で10、11ルームくらいのチェックアウトと5、6くらいのステイオーバールームなんでかなりハードです。1週間後にはこれくらいのルームをやりました。

ニュージーランドのホテルでハウスキーピングをやってきましたが、リムロックのハウスキーピングはかなりハードでした。

 

カナディアンのあるチームメンバーに「最初は割り当てられるルームが少ないから良いけど、せいぜい頑張って」的なことを言われましたね。

 

3日目は休み

そして、3日目は、職場に行ってみる スーパーバイザーから今日は休みと言われました。どうやら出勤表に書いていたみたいで、出勤表にちゃんと僕の名前がありました。少しほっとしたような 嬉しいような 感じです。

 

そこで会った ベトナム人とフィリピン人のハウスキーピングか他の部署の人がフレンドリーに話しかけてくれました。

正直 気持ち的にはかなり助かりましたね。仕事の初日は本当にいるだけって感じでしたから。

実のところ、仕事の2日目は誰も全く気にかけてくれないというか、誰も相手にしてくれない感じで チームメンバーはみんな周りはカナダ人でした。それって聞こえはめちゃくちゃいいんですが、、

 

本当に初めてのグループの中にポツンと放り込まれる気持ちでした。

その時は、完全にアウェイな感じ 全く誰も見てないというか 放置状態、、、 自分でやってね。みたいな感じでした。   

それに スーパーバイザーもちょっと様子を見にくるくらいでした。  

 


たしかにハウスキーピングは2年やってるのでバスルームの掃除やベッドメイクのやり方も分かるのですが、 完全に新人でベッドメイクとか全然わからない状態だったら、けっこう精神的にもキツい気がしました。

 

ベッドメイクは全くの初心者だと、やるのは大変でなかなか慣れません。 わりとベッドメイクは難しいんですよね。なので孤独感が強かったかもしれないです。

 


正直、その時は、やっぱりトロントバンクーバーでもう一度、仕事を探そうかなって思ってましたね。仕事をネットで探して、レジュメを送ってみたりもしました。 

 

ワーホリだと1年という期間が限られていて、仕事が合わないと感じれば なるべく早く離れた方がいいです。  

 

新しく新人の日本人が入ってくる  

どうやら僕以外にも日本人の新しい人がもう1人入ってきたようです。その人も僕と同じようにスタッフルーム担当の人に案内してもらってました。そして僕がいたルームに入居してきました。ということは、ルームメイトは、フィリピン人のおじさんと僕と新しい日本人の人の3人です。

 

そして、休みの日の朝に、先にいた先輩日本人のスタッフと話をしました。 その人は3か月目みたいでキッチンの仕事をしていますが、やはり「 最初の慣れるまでは大変」って言ってましたね。

だからあまり気にしない方がいいかもしれませんね。

それからタウンに行って必要な物を買い足しました。延長コードやシャンプー、シェービングクリームなどですね。

帰ってからは、YouTubeを観たり語学の勉強をしたりしてました。

 

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仕事4日目

仕事の4日目は出勤日で8:50にカフェテリアに行き、シリアルを食べました。このホテルは朝食すら準備する必要が無く、牛乳やシリアルが何種類かあります。何人かはグループを作って朝食を食べてて、何人かは1人で食べてる人もいます。

だいたいみんな朝食を食べてる時は和気あいあいというよりも無言ですね。

ハウスキーピングのミーティング前に少し話をしたオーストラリアの2人組がいてキャンベラとメルボルン出身みたいでした。

 

僕もオーストラリアには2年いたので、そのことを話してベジマイトの話で盛り上がりました。

最初の時は、「このホテルのチームメンバーは殺伐としてるな」って思ったのですが、案外スタッフの人と話をすると気軽に話ができましたね。

この日もいきなり仕事ではなく、スーパーバイザーにカフェテリアに連れて行かれて何やら書類にサインをしました。

それから自分のハウスキーピングの予定表をもらって引き続き仕事のトレーニングでした。

 

ストレッチは各自で、オフィスで予定表をもらう

ミーティングが済んで仕事の前にストレッチをするのですが、前のホテルみたいにみんなでするのでは無く、各自でストレッチしてから仕事に行く感じでした。それからオフィスに並んでルームキーと今日の予定表をもらいます。

カギは全ての階で使えるわけでは無く6階なら6階、7階なら7階と各階で専用のカギです。なので階が2つあったらカギを2つもらいます。

それから各階に行きます。ラグ(雑巾)はオフィスにあるのでそれを取ります。

 

 

新人の日本人スタッフからの一言

その時なんですが、新しく入ってきた同期の日本人のスタッフにいきなり日本語で「もうちょっと協力して!」的なことを言われました。

僕が経験者でわりと仕事ができてたからかも知れませんが、そう言われて以来気まずくなってその人を避けるようになりました。

 

ホテルで働き始めていきなりだったので、仕事を辞めるまでその人の顔を合わせるのはキツかったですね。

 

その後、その人とはバックパッカーで再開しました。この時まではイヤな感じの人だなと思っていたのですが、話をしてみると全然そんな事はなく気さくで良い人でしたね。

あの時、全く喋らず怖い雰囲気を出していたのは、仕事が忙し過ぎたからって言ってました。たしかにリムロックの仕事はイライラして余裕が無いくらい忙しいので確かになって思いました。

 

 

リムロックの一番値段が高いルーム

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その時にスーパーバイザーから一泊で200ドルする豪華なルームを見せてもらいました。まるでお金持ちの家みたいです。テレビとかで見るやつですね。

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このルームはリムロックホテルの最上階にあります。ハウスキーピングをしていて思うのですが、ホテルのグレードとか泊まる部屋って階級格差如実に現れるんですよね。

もしもハウスキーピングをしていなかったら、こんな部屋を見ることは無かったと思いますね。

 

レーニングをしてくれたフィリピン人スーパーバイザー

僕のトレーニングを担当したスーパーバイザーはフィリピン人の女の人でフィリピン留学についてなどの話をしました。このスーパーバイザーは話しやすく、なんでも聞ける感じでした。

 

リムロックにしても、ポストホテルにしても、スーパーバイザーでフィリピン人の女の人がいましたが、イエローナイフのフィリピン人スーパーバイザーがワンマンで最悪だっただけで、あとはいい人が多かったですね。

 

このホテルで初めてのチップ

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仕事4日目で初めてチップをゲットしました。このようにチップの5ドルと手紙が置いてありました。

このホテルでも時々チップがあります。

でもチェックアウトルームはあらかじめスーパーバイザーが見に来るので、その時にチップを取られることがあるって聞きました。

 

仕事5日目

この日は少し頭が痛かったのですが、なんとか仕事を終えました。最初はチェックアウトルームが無かったり、ステイオーバーも人がいて他の人のヘルプをしました。
ようやくチェックアウトが一つ出て、チェックアウトルームをしました。
1月頃だったこともあり外は雪が降ってました。

 

バンフの静電気はヤバい

それから黙々と作業をして、バスルームの掃除からベッドメイクまでを一通りやりました。バンフは空気が乾燥していることもあり、ベッドのリネンを剥がすときにパチパチってなるのがイヤでしたね。

この状態でうっかり手に金属が触れるとバチっとなります。バンフでのハウスキーピングでは、ずっとこれに苦しめられました。

 

レーニング終了、話ができる人が少しだけ増えた

最初の3日、4日くらいでトレーニングは終了で1人で作業することになります。

時々、スーパーバイザーかろ見回りにきたり、やり直しがあったをします。

5日目くらいでだいぶ話す人が増えてきました。

 

最初は殺伐とした職場だなと思っていたのですが、作業を手伝いに行くときや仕事終わりにトロリー(ハウスキーピングの台車)の補充をする時に話すと案外いろいろ話せましたね。

 

DNDNSR

ルームをやっていると時々、DNDNSRという札がドアにかかっています。これは(Don't Disturb )と(No Service Request)いう意味でルームを綺麗にする必要が無いって意味です。

逆にカードがService Request になっていたら、そのルームを優先して掃除します。

ホテルによってはDNDカードを外すのがルームを掃除してっていう意味だったりホテルによって違います。

もし、1日中ルームのドアにDNDNSRがかかっていたら、仕事終わりにオフィスでサービスリクエストカードをもらってルームのドアに掛けたり、ドアの隙間からカードを入れます。

 

1か月働いた感想

最初の1か月は仕事が慣れるまで大変でした。慣れないせいもあり、何回も辞めようとか仕事の求人を見てました。

先輩日本人スタッフと会ったらいろいろ話をしたり、新人の同期の日本人のスタッフとは相変わらず気まずい感じでしたが、1週間もしないうちにその人がルームを変更したので内心助かりました。

 

仕事は定時までに終わらせないといけないって仕事方針のホテルで、毎日時間に追われながら仕事をしていました。

このホテルは本当にスケジュールギリギリまでやって、終わらないとヘルプが来たり途中で帰らされます。ギリギリに終わるのでまともにトロリーの補充をする時間もありませんでした。

 

きっと残業代対策なのかも知れませんが、タイムカードも定時が過ぎないように急かされながらサインアウトします。先輩日本人スタッフによると仕事が遅いと解雇されたりもするらしいです。

 

今思えば大人しくニュージーランドのホテルでワークビザを更新してコロナで仕事かろ無くなって解雇されるギリギリまで働けば良かったなと改めて考えますね。

 

それくらいリムロックホテルでの1か月、2か月は仕事が大変でした。