こんにちは、とーしばブログのとしです。
この前 ある本を読んでいて、時代の変化って20年30年でけっこうガラっと変わるなと思ったことがあります。
今は花形といわれたり、流行りの仕事や企業でも何十年かするとすぐに廃れてしまうんだなと思いました。それだけ時代の変化って早いんだなと思いました。
30年前の日本企業
あるグラフで企業の時価総額ランキングを見ました。30年前(平成元年)ではランキングのほとんどが日本の企業でした。日本の企業とアメリカの企業がランキングのほとんどを占めていたんですね
ちょうどバブル時代で日本の企業がアメリカのロックフェラーセンターを買収したり、ゴッホのひまわりの絵を何億で買い取ったり、日本が世界を席巻していたJapan as No.1の時代です。
その頃ってよく銀行に勤めることがエリートの証と言われていましたが、世界時価総額ランキングの表を見て納得しました。
ほとんどの上位企業が日本の金融系の企業だったんですよね。本当に日本はバブル時代はイケイケだったんだろうなと思いました。
現在の時価総額ランキング
そして現在ですが、なんと日本の企業はトヨタしか残ってませんでした。そのトヨタですらランキング上位から外れていました。もちろん日本の銀行なんて見る影もありません。
変わりにアメリカと中国のIT系の会社が上位にランクインしていて、アメリカの企業自体もランキングが変化していました。
一昔前までは、エリートの職業と言われた銀行員ですが、30年も経てば見る影も無くなってます。
しかし人間の意識ってなかなか変わらなくって、相変わらず銀行員とか大手商社が勝ち組とかって思っている人も多いかもしれません。
時代と人間の感覚とはけっこうなズレがあって、本当に変化って早いなと思いました。
最後に
これだけ時代の変化や移り変わりが早いだけに、周りがそうするからとか、親や親戚や学校の先生がそうしろと言うからとかって、周りに流されるのはやっぱり危険だなと思いました。
自分が好きなことや得意なことに時間を使ったり、日々新しい情報を常に探してアンテナを張るくらいじゃないとすぐ時代の変化の波に飲み込まれるんだなと思いました。