こんにちは とーしばブログのとしです。
僕は2014年9月〜11月までの3ヶ月間マレーシアで英語留学をしていました。
もしフィリピンとマレーシアで英語を学んでいなかったら、その後のワーホリは良くない意味でかなり違ったものとなっていたと思います。
そして、オーストラリアやニュージーランド、カナダにワーホリに行くのなら下手に現地の語学学校で高い授業料を払うより、フィリピンやマレーシアで格安で英語を勉強するのがオススメですね。
今回は僕が英語留学をしていたELCマレーシアを紹介していきたいと思います。
ELCマレーシア オーストラリアに本拠地がある語学学校
ELC(English Language Company) は、もともとシドニーに本拠地を置く語学学校です。ELCマレーシア(クアラルンプール校)は2012年に開校しました。この学校の大きな特徴は、マレーシアにありながらシドニー校クオリティの授業が格安で受けれることです。マレーシアにいながらオーストラリアのクオリティの授業が受けれて、イギリスの英語を習うことができます。
マレーシアも少しずつ物価が上昇していますが、それでも授業料が欧米の約3分の1、生活コストは欧米の約5分の1です。僕は2014年に留学したので多少物価が高くなっているかもしれません。
逆にオーストラリアをはじめ英語圏は物価や生活コストがめちゃくちゃ高いです。下手に高い物価で高い授業料を払うよりマレーシアで格安で留学する方がオススメです。
オーストラリアと同じカリキュラムをイギリス人講師が教えてくれる
ELCマレーシアで授業を教えてくれるのは、イギリス人の先生が多いです。授業で教えてくれる英語はイギリス英語が中心です。これはオーストラリアやニュージーランドにワーホリするときに有利です。何人かは英語圏以外の先生もいましたが、教えてもらう英語はイギリス英語でした。
ワーホリで人気のオーストラリアやニュージーランドは、イギリス英語が中心の国なのでイギリス英語の表現や単語を知っているとかなり役に立ちます。
スピーキングやライティング、英文法などをレベル別に別れてELCの教科書を使い勉強します。
ロケーションはクアラルンプールの中心地ブキビンタン
ELCマレーシアはクアラルンプールの中心地[ブキビンタン]にあります。ブキビンタンは市内の中心地でとても便利はロケーションです。このエリアはマレーシアの中でもビジネス・観光の中心地ともなっています。英語を勉強しながら急成長する東南アジアの状況を見ることができます。
しかもイスラム系の留学生も多いので、他の留学先とはまた違った体験ができます。
【学校周辺の環境】
学校の周辺にはレストランや屋台などが立ち並ぶ通りがあります。、放課後はショッピングやエンターテインメントも充実しています。ショッピングモールや高級デパート、多国籍なレストランがたくさんあります。 特にアラブ系のレストランが多いです。日本ではなかなか馴染みの薄いですが、かなり美味しいです。
学校の近くには、マクドナルド、スターバックス、マレーシアは中華系の人も多いので中華料理店などもあります。
クアラルンプール市内は深夜までにぎわっておりレストランは夜遅くまで営業しています。
【バスやモノレールなどの交通手段】
クアラルンプールは交通網も発達しています。
周辺にはモノレールの駅があります。徒歩5分のところにあるBukit Bintangモノレール駅には高級ショッピングモールLot 10が隣接しています。 周辺にはタクシーも利用できます。
*バス市内を走っており、一部のエリアは無料で乗ることができます。
【ゴールデン・トライアングル】
ELCのあるブキビンタン地区は、ゴールデン・トライアングルと呼ばれるエリアがあります。ツインタワーとして有名なペトロナス・ツインタワーや、世界有数の高さのKLタワーがあります。
【クアラルンプールはエアーアジアの本拠地】
LCCのエアーアジアの本拠地でもあるので、格安でいろいろなアジアの国を旅行できます。クアラルンプールは東南アジアの中心部に位置しており、とても便利な場所なので、格安で旅行できるのが魅力ですね。
クアラルンプールの治安
クアラルンプールの治安は日本ほどでは無いですが問題無いと思います。僕自身も1人で出歩いもほとんど危険はありませんでした。もちろん全く危険はないと言い切れませんが、比較的治安が良いと言えます。
僕はフィリピンのセブにも滞在したことがありますが、セブの方が治安が悪いです。それと比べるとクアラルンプールは夜でも過ごしやすい場所でしたね。
水道水は飲めるのか?
残念ながら僕がクアラルンプールにいた2014年頃は、水道水は飲めませんでした。今でも水道水は飲めないと思うので、基本的にはスーパーで飲料水を買うことになります。
あとコンドミニアムのルームメイトは、水道水を沸騰させて殺菌して飲んでたみたいなので、一度沸かして冷やしたものを飲むと良いかもしれません。
豊富なカリキュラムと授業内容
授業のカリキュラムは、一般英会話、大学進学コース、IELTS対策コース、大学進学のためのコースなどさまざまなコースが用意されています。 マレーシアの名門大学への進学・提携サポートもあります。
【コース含まれるもの】
- 教科書代
- 毎週のテスト
- 卒業証明書
↑中級レベルの教科書
↑ELCの卒業証明書
【クラス分けテスト】
入学テストがあるので、テストの成績によりクラスが分けられます。毎週レベル別にテストをしており、テストで合格すれば早く上のクラスに行くこともできます。もちろん教科書の内容が進んでいくとクラスが上がって行きます。クラスが上がるごとに教科書が変わるので新しく教科書代がかかります。
クラスのレベルは
- Elementary(初級クラス)
- Pre-intermediate(初中級クラス)
- Intermediate(中級クラス)
- Upper Intermediate(中上級クラス)
- Advanced(上級クラス)
に分かれています。
【週の授業の時間】
週15時間、25時間、20時間+マンツー5時間の3タイプがあります。
【スケジュール】
- 9:00~11:00 授業開始
- 11:00~11:30 30分休憩
- 11:30~12:30 授業
↑午前中に2クラスあります。
- 12:30~1:30 昼休憩(1時間)
昼休憩は近くのレストランで昼食が食べれます。学校周辺はたくさんレストランがあります。昼のランチの費用は安いところだと200〜300円 少し高いと500〜1000円とさまざまです。
- 1:30~2:30 スペシャル・フォーカス・モジュールクラス
- 2:30~2:45 休憩
*エクストラ・クラスに参加しない場合はここで終了になります
- 2:45~3:45 エクストラ・クラス(自由参加)
エクストラクラスは自由参加です。英語の映画を見たり、文法や英会話をやったり、近くのカフェでディスカッションをしたりします。
*最近はオンライン英語プログラムもあるみたいです。
1クラスの人数は?
1クラス人数は10~15人ほどです。 *ビジネス英語コースの場合は10名ほどになります。
気になる日本人生徒の割合は20~40%ほどです。僕の感覚からすると1クラスに2〜3人くらいですね。
全校生徒数は300人です。
中東やイスラム圏からの留学生
マレーシアはイスラム教の国なのでイスラム圏出身の学生が多い印象です。
イスラム圏からは、サウジアラビア、カザフスタン、イエメン、エジプト、シリア、リビア、カザフスタン、スーダン、チュニジアなどかなりイスラム教圏の多国籍な学生が勉強しているのが印象的な学校です。日本ではほぼ出会えないであろう国の人達と交流できるので、とても貴重な経験になります。
あとは、日本、韓国、タイ、マレーシアなどのアジア圏とロシアの学生もいました。
ELCマレーシアの授業開始日
- 一般英語コースは毎週月曜日から入学できます。
- ビジネス英語コースは毎月最初の月曜日です。
- IELTSコースは4週に1回、月曜に入校可能です。
*いずれも授業開始は次の日の火曜日となっています。
マレーシア滞在のビザ
【留学期間が3ヶ月以内の場合】
留学期間が3ヶ月以内の場合はビザを用意する必要はありません。パスポートと往復航空券があれば留学可能です。
【留学期間が3ヶ月以上の場合】
3ヶ月以上、留学する場合は18~35歳の方であれば必要書類を用意する必要があります。
東京のマレーシア大使館でビザを取得し、マレーシア入国後に正式な学生ビザを取得することが可能です。遅くとも出発時期の2ヶ月半ほど前までには準備する必要があります。学生ビザ申請料22,200円です。学生ビザデポジット(留学終了時に返金)44,500円です
毎週、水曜と土曜に行われるアクティビティ
ELCは毎週、水曜と土曜に生徒が参加できるアクティビティをしています。
博物館、美術館巡り、学校内で行われる映画鑑賞、クアラルンプールでの観光などがあります。
観光では、メルデカスクエア、KLCC、セントラルマーケット、バトゥ洞窟、セランゴールでホタル観賞、植物園、チャイナタウン、ポートディクソン・ビーチ、サンウェイ・ラグーンなどに行きます。 ほかにもスポーツアクティビティも開催されています。
他には、トレッキングや、キナバル山登り、シパダン島でのダイビング、ムル国立公園での洞窟探検などもありました。
*一部有料ですが、ほとんどのアクティビティは無料で参加できました。
僕もバトゥ洞窟に行ったり、セランゴールでホタル観賞、ムルデカ・スクウェア、スルタン・アブドゥル・サマドビル、ピンクモスクなどに行きました。 学校内外で友達を作るチャンスです。
学生用のコンドミニアム
ELCは学生用のコンドミニアムを用意しています。1~2人部屋、トイレとバスルームは部屋付きか他の部屋の人と共用です。キッチン、リビングルーム付き、プール、ジム付きコンドミニアムには警備員も滞在しています。
学生アパートデポジット(退去時に返金):30,000円が必要です。
*いくつかコンドミニアムは種類がありますが、2つ紹介したいと思います。
【ティティワンサ】
ティティワンサの学生アパートから学校まではモノレールで15分です。
【ブキビンタン】
ブキビンタンの学生コンドミニアムから学校まで徒歩5~10分の距離です。僕はこのエリアに住んでいました。語学学校までは徒歩で10分くらいのとても燃料な立地です。
ほかには、タラゴン、カーサレジデンシー、クレストレジデンス、KDUキャンパスなどがあるようです。
ピックアップ
マレーシア渡航時には、クアラルンプール空港から学生アパートに向かう際いくつかの交通手段があります。
【空港タクシーを利用する】
目的地までそのまま連れて行ってくれます。
【空港から電車】
乗り換えが必要ですが、でも空港から電車でも移動可能です。
【スタッフによる送迎】
学校スタッフによる空港からの送迎ですね 登録時に空港ピックアップを予約が必要ですが宿泊施設までピックアップしてくれます。
*深夜に到着するフライトもあるので到着時間をしっかり確認しましょう
コンドミニアムと語学学校の費用
あくまで目安ですが、コンドミニアム滞在費と授業料を合わせた費用が、
2週間 15万8000円
3週間 17万7200円
1ヶ月 18万800円
2ヶ月 31万4200円
3ヶ月 44万3500円
4ヶ月 56万8600円
5ヶ月 69万5500円
6ヶ月 82万2400円
となります。ただし選ぶコースや滞在する場所やシングルルームかシェアルームかで費用が変わります。