こんにちは とーしばブログのとしです。
今回はスピードラーニングは効果があったのか?ということについて話したいと思います。
スピードラーニングといえば、2021年9月にサービスを終了するというニュースが話題になりました。
英語教材の売り上げ業績の悪化やCDを使った英語教材だけでは厳しかったのかもしれませんね。
そして「聞き流すだけではあまり効果がなかった」という声もネット上でちらほら見かけます。
スピードラーニングについて様々な意見がありますが、僕にとってスピードラーニングは自分の英語力にもその後にも大きな影響を与えてくれました。
スピードラーニングは聞き流しのCDだけに思われがちですが、5分のフリートークやスタッフからの英語の手紙、東京で開催される英語のイベント、イングリッシュカフェなど、いろいろなサービスを提供してくれたんですよね。
*ちなみに僕が話す内容は2011年、2012年頃のことなので今だとPodcastやYouTube、オンライン英会話など英語を安く気軽に勉強できる教材はいくらでもあります。
なので、この時代の変化についていけなかったゆえに今回のように残念ながらサービス終了になったのかもしれませんね。
スピードラーニングで英語を練習した思い出
僕は20111年ごろからスピードラーニングを始めて、毎月に1セットずつCDを購入するプランに加入していました。仕事の通勤中にウォークマンで聞いていました。
当時はプロゴルファー石川遼選手がスピードラーニングのCMに出演していた時代です。
僕自身も石川遼選手がCMの中で英語を流暢に話している姿にとても憧れを持ちました。スピードラーニングのCMを見るたびにワクワクしていましたね。
そして、「自分も英語を流暢に喋れるようになりたい」と思いスピードラーニングを始めました。
高校を卒業する前くらいから親に頼んでスピードラーニングをやり始めて、社会人になってからは自分のお金で購入していました。
僕は当時、ウォークマンにCDを入れて通勤するときに必ずCDを聴いていました。毎日、同じCDを繰り返し聴いてフレーズを口に出して発音して練習していました。
当時は同じCDを毎日毎日、何回、何十回も聴いたので、今でも英会話の内容を覚えているくらいです。
スピードラーニングで覚えたフレーズはその後の英語留学やワーホリにも役立ちました。
モチベーションを保つ工夫がされている
スピードラーニングに加入する時に最初に送られてくるCDとサンプルだけでもかなりワクワクしましたね。
社長のメッセージが書かれた手紙やサンプルCDだけでも自分の夢が膨らみました。
CDを購入したらもらえる冊子に書かれた内容も自分のモチベーションになりました。内容は英語が喋れるようになった人たちのインタビューや外国人スタッフが書いたコラムなどです。
英語でのワンフレーズや映画でのフレーズ、アメリカでの文化を紹介した冊子は、自分の英語に対するモチベーションにも大きく影響しました。
スピードラーニングには、こういった工夫がたくさんされているので、モチベーションを保つのにとても良かったです。
もともと英語は好きだったのですが、ただ単にCDが送られてくるだけでは続かなかったかもしれません。
こういったアフターサービスも良かったですね。むしろCDよりもこういった英語の勉強を後押ししてくれるサービスが良かった点です。
後になってから、それが留学やワーホリにもつながったので、スピードラーニングを始めたのは、自分にとって人生を左右する結果になりました。
外国人スタッフとの5分間のフリートーク
スピードラーニングはオプションで外国人スタッフと英語で毎月2回ずつ5分のフリートークができます。このサービスは毎月2回無料で使えます。
最初は緊張しましたが、自分にとっては英語で話せる貴重な5分だけなので、全力で集中して会話をしていました。
次はどんなことを話そうとか、こう言えれば良かったのにと思ったり、英語で話すイメージトレーニングをしていました。
仕事の合間にも、よく英語で電話する時に使う自分の自己紹介や話すこと等をシュミレーションもしていましたね。
そして話した内容は、相手の話した英語が理解できたかを確認するために あとで必ずフリートークで話した外国人スタッフの名前と話した内容をメモをしていました。
そして、次に電話で会話する時は、必ずその人の名前を覚えていることを言ってました。
そうすれば次回からかなり会話が弾むんですね。東京の赤坂で開かれたクリスマスパーティーでも何人かお会いしました。
そして今でもこのメモは自分が英語を学んだ初心を忘れないためにとっています。
英語で電話の練習をしたことが、ワーホリにめちゃくちゃ役に立った
毎回、スピードラーニングの英語のフリートークで英語を使って話すので、ワーホリに行った時に、英語での面接のインタビューや英語でカスタマーサービスをやり取りする時などにかなり役に立ちました。
スピードラーニングで英語で電話をする免疫ができたので、ワーホリでも特に英語で電話のやり取りすることには全く困らなかったです。
わりとカスタマーサービスで英語を使ってやりとりしたり、電話での仕事の面接や職場のスーパーバイザーと英語でやりとりするのは結構大変なんですね。
相手の英語を電話越しに聞くというのはかなり難易度が高いです。
その練習が、すでにスピードラーニングのフリートークで出来たのでめちゃくちゃ役に立ちました。
スピードラーニング主催のクリスマスパーティーに参加
東京で開催されるスピードラーニング主催のパーティーにもよく参加していました。
年に何回かスピードラーニング主催のパーティーがあり、クリスマスパーティーには2回ほど参加しました。
1回目は2012年のクリスマスパーティーに参加して、場所はローリーズ・ザ・プライムリブ赤坂という高級レストランで、2回目は2013年でクリスマスパーティーの会場はクルーズ・クルーズ・ザ・銀座という高級レストランでした。費用はどちらも13800円と決して安くはないですが参加して良かったですね。
パーティーの時間は2時間半でたくさんの人がパーティーに参加していました。パーティーでは外国人スタッフに積極的に話しかけ、グループ会話にも積極的に参加して話をしました。
パーティーでは、フリートーク話したスタッフの人たちもいるので、実際に会えた時のその喜びは忘れられません。
パーティーでは、スピードラーニングで練習したフレーズを使ったりしました。
東京にもほとんど行ったことが無かったので見るもの全てが新鮮でした。クリスマスの時期で街も華やかな雰囲気でしたね。
スタッフが英語で手紙をくれる
スピードラーニングがとりわけ良かった点は、外国人スタッフの人たちが、英語の手紙をくれることです。手紙の英語の内容を理解するのも英語を勉強する良いモチベーションでした。
自分が手紙を相手に書く時には、英語で文章を書き、分からない単語は調べながら手紙を書いたのもすごく楽しかったです。
名前の前にDearと付けることや、手紙の終わりにSincerely (敬具)と書くこともこのスタッフからの手紙で覚えました。
簡単な内容の手紙ですが、当時の自分からしたら外国人スタッフから英語で書かれた手紙が届いたということが嬉しくて感動しました。今までそんな手紙をもらったことが無かったんですよね。
スピードラーニングは教材だけでなく、実際に海外の人たちとの接点をたくさん持つことができ、英語の勉強の最高のモチベーションでした。
今でこそ、オンライン英会話や海外の人たちと知り会えるアプリやミートアップでパーティーなどを探せます。他にも英会話カフェなどいろいろなサービスがありますが、当時はほとんどそういうものを知りませんでしたね。
イングリッシュ・カフェ川越
スピードラーニングが英語カフェを経営しているのですが、そのカフェにもたまに行ってました。
名前はイングリッシュ・カフェ川越といって埼玉の川越市にありましたが今はありません。
場所は東京だったので、ほんとに年に何回かしか行けなかったのですが、そこでも外国人スタッフと英語で話をすることができました。
イングリッシュカフェ川越に行くときは必ずお土産を持っていましたね。ちょっとしたことですが、それが英語の会話のきっかけになったりしました。
スピードラーニングの内容とは?
スピードラーニングで話す内容は、アメリカのことが中心です。アメリカの歴史やアメリカの生活、文化や旅行等をもとにした会話がたくさん出てきます。
ハロウィンやクリスマス、サンクスギビングデー、アメリカの独立記念日、夏休みのアメリカの学校の過ごし方、ニューヨークやワシントンDC、南部アメリカ、オレゴン、アトランタ、カリフォルニアなどのトピックも出てきました。
特にスピードラーニングの中でもニューヨークでの話題が多かったです。
スピードラーニングの内容はその後の会話にも役立った
スピードラーニングで知った内容は、その後もワーホリでアメリカの人と話すときに役に立ちました。
バンフのホステルで知り合ったニューヨークのカップル、ニュージーランドワーホリでシェアハウスに住んでいたアメリカのハウスメイトと会話するときに役に立ちました。
相手の国の文化や歴史などを知っている事はとても重要なことです。留学やワーホリでいろいろな人たちと会う中でもそれを痛感しました。実際に僕たちが知っている国は、世界にある国のほんの一部です。
ほとんどは、その国の文化や歴史そして、名前すら知らない場所もたくさんあります。そういうことをちょっと知っているだけでも、相手との会話はかなり違ってきます。
そして知らない国ことを知ることもとても大切です。
最後に
英語勉強する上で重要な事は、日々の積み重ねでありその勉強を楽しむと言うことです。
確かにすぐに効果が出たり、ちょっと英語のCDを聞き流すだけだと効果が表れにくいのですが、目的だったり英語が話せたらやってみたいことを明確にして継続することが大切なんですよね。
そして何より、モチベーションが大切で英語の勉強で、海外の人と会話したりなどスピードラーニングでは楽しんで英語を勉強できる工夫がされていた気がします。
僕がスピードラーニングを始めたのは8年ほど前のことになりますが、今でも自分の英語力やその後にとても影響を及ぼした出来事でした。