とーしばブログ

こんにちは、とーしばブログのとしです。オーストラリア、ニュージーランド、カナダの3カ国でのワーホリの体験談、フィリピン、マレーシアでの留学経験。読書や勉強で得た知識や考えやニュージーランドでの投資についてブログで発信しています。

日本に帰国する前にオークランドに滞在して思ったこと

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こんにちは、とーしばブログのとしです。

2017年ごろのことなのですが、クイーンズタウンで働いている時にオークランド経由で帰国したことがあります。帰国する便はクイーンズタウンオークランドシンガポール→日本というルートでした。

午後6時にオークランド空港に到着し、午後10時30分まで滞在しました。

 

短い時間でしたがオークランド中心部に行いてみました。空港から市内までバスの費用が片道18ドルの費用がかかりました。
そしてオークランドを歩き回ったところ、中華料理店やインド料理店がたくさんあって夜遅くまで営業していましたね。たまたまかもしれませんが、通りを歩いているとアジア人を多く見かけて欧米圏にいるって感じでは無かったです。

 

たいてい大都市はミックスカルチャーというか様々な国から来た移民が多く住んでいるので、いろいろな人種の人を見かけるのですが、オークランドが小さな町だからか余計にそう感じました。

 

僕がクック諸島に旅行に行った時に知り合ったオークランド在住の中華系移民の友達がいるのですが、アジア圏から移住している人はけっこう多いみたいで、インド、中国からの移民が特に多いです。僕の働いていたホテルもインド系中華系の同僚もゲストも両方多かったです。

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あとはオークランドのサイズ感で感じたのが、僕はオーストラリアワーホリでシドニーに滞在していたのですが、それと比較しているとオークランドってかなりコンパクトな街って感じでしたね。

というより、むしろという感じがしました。Googleマップオークランドの範囲を見ると大きく感じますが、中心部はコンパクトで小さくて他は全て住宅街って感じです。

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ニュージーランドにワーホリに来るなら、オークランドよりも自然が美しいクイーンズタウンだったり、クライストチャーチだったり、ダニーデンなどの南島の都市の方が良いんじゃないかなと思います。ニュージーランドらしさを感じたいならオークランドより他の場所を選んだ方がいいんじゃないかなという感じがしました。

ワーホリで都会生活を求めている人はオーストラリアやカナダの方がいいと思います。オークランドは都会というほどの街ではないですね。

いろいろな意見はあると思いますが、これが率直な感想ですね。

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しかし、オークランドは外国に行く玄関口としての国際空港があったり、北島の良い場所を訪れるために滞在するのは良いと思います。

ただ大学進学を考えている人やIT系などの高度なレベルの仕事で現地就職を考えている人は、オークランドウェリントンの方が仕事はあると思うので一概には言えないです。

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そして短時間の滞在だったので全ては分かりませんが、オークランドのサイズ感だったり、町の雰囲気だったりを見れたので良い経験でした。

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ワーホリ、留学、海外旅行でラゲッジスケールは必須/海外に行くときに持って行って良かったものを紹介

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こんにちは、とーしばブログのとしです。今回は【海外に行くときに持って行って良かったもの】についてです。

僕が留学6ヶ月、ワーホリで5年海外にいて持って行って良かったオススメの物はラゲッジスケールです。スーツケースの重さ測るアレですね。

この写真のラゲッジスケールは、僕がずっと使っている測りです。ワーホリなど海外に渡航する時は必ず持ち歩いています。

よく海外旅行に行く方にもラゲッジスケールはオススメです。

 

スーツケースの測りはデジタル式よりもアナログ式がオススメ

アマゾンでチェックしてみると、デジタル式の測りがほとんどですが、僕はアナログ式の電池がいらないタイプをオススメしています。

これは楽天で売っていた測りですが、こういう電池がいらないタイプがいいと思います。

そして、スーツケースの取手に引っかけて重さを測る【吊り下げ式のスケール】がいいです。

アマゾン楽天以外でも、スーツケースなどを取り扱っているお店にも他の海外旅行グッズと一緒に売ってたりします。

 

 

空港にチェックインする時、スーツケースの重さは超重要でとてもシビア

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まず、空港でチェックインする時に飛行機に預ける荷物の(受託手荷物)手続きをします。

 

この時に荷物(スーツケースなど)の重さを測るんですが、このスーツケースの重さが1キロでも違うと超過料金を請求されます。

これが割と高くて5千円だったり1万以上だったり、重量の重さごとに超過料金は増えますし、渡航する場所にもよるんですが、けっこう高いです。

 

そうなると高額な超過料金を支払うか、スーツケースの重さを軽くするために荷物をパッキングし直したり、持っていけない分は家に送り返すということもあります。

飛行機のチェックイン時間ってきっちり決まっているんで、もしギリギリにチェックインしようとしてスーツケースの重量がオーバーしてもたもたしていたらチェックインカウンターが終了したなんてことも起こります。

そうならないためにも必ず必要なのが【スーツケースの測り】なんですよね。

 

とくに何カ国かワーホリに行きたい人や長期での海外留学を考えている人、よく海外旅行に行く人なんかはスーツケースの測りは必需品です。

 

スーツケースの重量はだいたい20キロまで

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飛行機に預け入れるスーツケースの重要は、だいたい20キロ以内など制限があります。たまに25キロとか18キロとか重量制限が航空会社によって違う時がありますが、だいたい20キロが目安ですね。

スーツケースのパッキングは、いかに20キロを超えないようにするかがポイントになってきます。

 

スーツケース測りを使いながら重さを微調整する

スーツケースに荷物を入れる時には、荷物を一通り入れ終わったら測りで重量を測りながら微調整をします。

一つ一つの物は大した事なくても物が多いと重量が重くなる】ということを意識しましょう

 

重量がオーバーする時は機内持ち込みの荷物に重い物を入れていきます。重量がある物を優先して入れるといいです。例えば英語の参考書英和辞書などですね。

あとはスマホパソコンタブレットは必ず機内持ち込みです。液体類(量に制限のあるもの)や刃物などの危険物は機内持ち込みできないので、何が機内持ち込みできるのかを考えてパッキングをします。

重そうなものを優先的に機内持ち込みの荷物に入れていきます。

 

機内持ち込みは小型のスーツケースかリュックサックがオススメ

機内持ち込みは小型のスーツケースを機内持ち込みにしたりリュックサックを使ったりしますね。

僕の場合は、リュックサックにスーツケースに入らない分を詰めて機内持ち込みにしています。

 

僕のオススメのブランドはビクトリノックですね。ビクトリノックスのリュックは少し高いですが、しっかり作られており耐久性もあるのでオススメです。

 

アマゾンで調べてみると、リュックサックが1万5千円くらいするのですが、下手に安いやつを買ってしまうと1年、2年くらいしたら、すぐ破れてダメになるんですよね。

僕自身ビクトリノックスを5年くらい使ってますが、未だに現役で壊れずにしっかり使えてます。

 

 

海外渡航に慣れてくると必要ない物が分かってくる

海外渡航に慣れない時はアレもこれもとついつい物が増えますが、慣れてくると本当に必要な物が分かってきますし、服も必要な数がだんだん分かってきます。

 

それに海外でも現地調達できる物は持っていかずに現地で買います。そうすればかなり物を減らしたりできます。

わりと海外でも日系の食品店や雑貨屋、ダイソーなどの100円ショップがあったりするので慣れてきたら現地調達できるようになります。

 

服は重ね着をしてスーツケースの重量を減らす

服は冬だったら自分で重ね着したりするのもオススメです。渡航した国で気候や気温も違うのでそこを考えて重ね着するといいと思います。

例えばオーストラリアだったら、日本が夏の時はオーストラリアは冬なので重ね着して行くとかですね。カナダも場所によっては日本より冬が1、2ヶ月早いので重ね着は有効ですね。

 

LCCは特にスーツケースの重量に厳しいので注意

特にLCC(Low Cost Carrer ) みたいな格安航空会社は、スーツケースの重さに厳しいですね。

LCCは航空券が安い分、お客さんのスーツケースの超過分や追加オプションでコストを安くした分を補ってると言われているくらいです。

 

 

短期ワーホリ、留学ならデジタル式でOK

もし、1年程度のワーホリや短期での留学ならデジタル式の測りでもOKだと思います。電池も一回替えておけば行きと帰りのフライトでも十分使えます。

しかし、海外旅行にたまに行く人や国内でも飛行機を使う人はデジタルでは無く、電池が必要ないアナログ式の方がオススメです。

理由は電池だと使いたい時に電池切れしていたり、そのたびに電池を買わないといけないことですね。

 

 

長期と複数国のワーホリ、留学ならアナログ式がオススメ

逆に長期だったり、複数国のワーホリ、留学ならアナログ式がオススメです。理由としてはいつでも電池切れを気にせずに測りを使い続けれるからです。

 

仮に電池式だと、いざスーツケースや荷物の重量を測りたい時に電池が無いということも起こります。

もしフライトまで時間が無い時にスーツケースの重さを測れなかったら大変です。

僕はアナログ式を使っていますが、アナログ式でも重さを測るのに全く不便ではありませんでした。

 

僕の経験上、長期だったり複数国のワーホリだと、飛行機に乗る機会も多いと思うのでいつでも荷物の重さを測れるようにしておいた方がいいです。

 

予備の電池とデジタル式を持ち歩くのも手

ただし、アマゾンや楽天を探してもアナログ式測りはあまり見かけません。なのでデジタル式測りと電池を余分に持っていくというのも手です。

 

電池なんて重量もほとんど無いですし、そこまでかさばるものでも無いので予備を電池を持っていき電池が切れてもすぐに取り替えれるようにしておくのもアリです。

ただしリチウムイオン電池など電池系は機内持ち込みなので忘れないようにしましょう。

 

アナログ式かデジタル式かは個人の好み

とはいえ、重量制限を超えないようにスーツケースの重さを測れればいいので、スーツケースの測りはアナログ式でもデジタルどっちでもいいと思います。

僕が長期でワーホリ、留学で使っていたのがアナログ式のスーツケース測りで便利でオススメというだけなので、どっちを使うかは好みですね。

 

 

ASB投資 2021年8月、9月の運用状況/ Kiwi Saverの開設、解約

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こんにちは、とーしばブログのとしです。

今回は、2021年8月、9月の運用状況についてです。

 

増え方は緩やかで増えたり、一時的に319ドルくらいまで減ったりしながら380ドルくらいまで増えていっている状況です。 

 

しかし、その後、278ドルまで一時的に下がり323ドルまで上がりました。

と思いきや288ドルに戻りました。8、9月は利子がそこまで伸びませんでしたね。

 

Kiwi Saverを開設、解約

8月にKiwiSaverも開設したのですが、KiwiBankの投資ファンドと勘違いしていました。よくよく調べてみるとニュージーランド在住者向けの積み立て年金だと気づいて急遽解約しました。

 

toshihsto145.hatenablog.com

toshihsto145.hatenablog.com

 

しかし、せっかくKiwi WeatlhでKiwiSaver のアカウントを開設して、さらに日本語でのKiwiSaver についての情報もあまり見当たらなかったので、何かの役に立つと思い体験談と英語のサイトで調べた内容をブログにまとめています。

現在は、解約して運用はしていないので運用してどれくらいの利子がつくのかは分かりません。

 

返金申請に少し手間取ったものの無事IRから返金がありました。

 

Kiwi Bankにログインできないトラブルが発生

ニュージーランドでニュースになっていたのですが、Kiwi bank にログインできなかったり、エラーが出たり、KiwiBankは一週間くらいサーバーが停止していました。

僕はニュージーランドにいないので銀行を使う機会はあまりなかったのですが、普段から生活でKiwi Bankを使っている人は大変だろうなと思いました。

KiwiBankはニュージーランド国内で使うなら、便利なのですが帰国してからも使い続けるには不便な点が多いです。

ワーホリ後も継続して銀行を使いたいならASBの方がオススメですね。

 

Kiwi Saverが日本の年金より優れている点

今回、勉強になった点はKiwiSaverについてですね。

 

ニュージーランドの年金について簡単に要約すると】

加入していると、政府から一部補助金が出たり、家の購入の補助金が出たり、KiwiSaverのお金を引き出せたりするので、かなり汎用性が高くて便利です。かなり優秀な年金システムではないでしょうか?

 

英語のサイトで調べてみると、ニュージーランドの年金Kiwi Saverについていろいろ分かって良かったですね。

 

加入は18歳~65歳からで、家を建てる、経済的困窮、病気などの緊急の場合は途中で積み立て金が引き出せます。

 

積み立て投資型の年金なので、積み立てた額より貰える額が少ないということはありません。

 

投資だからといって、リーマンショックのように怪しい債券に投資していない限りは、積み立てた年金がゼロになることは可能性として低いですし、むしろ倍もらえる可能性の方が高いです。

 

確かに日本政府も年金について改革しているみたいですが、やはりニュージーランドの年金の方が信頼できますね。

参考にする時に注意した方がいい海外情報 / とあるアメリカ就職ブログのハードル高すぎてあまり参考にならない件

こんにちは、とーしばブログのとしです。

今回はすごいけど、あまり参考にはならない【海外就職系ブロガーについて僕が思うことを語っていきたいと思います。

(この記事の内容は、その人への誹謗中傷が目的ではありません。個人的に僕がワーホリ3カ国を経験して思ったことなので、もし不快に思う場合はこの先を読み進めない方がいいかも知れません)

 

 

今回紹介する人も、他の海外系インフルエンサー同様、フォロワーも多いですし、影響力がある人だと思いますが、ちょっとどうかなと思うポイントを解説していきたいと思います。

 

【ものすごくハードルの高いこと】をさらっと言ってしまうところがクセモノ

 

この人の売り文句としては、[日本生まれ日本育ちでもアメリカのアマゾンで働ける!]ということなのだと思いますが、実は【ものすごくハードルの高いこと】をさらっと言っているんですよね。

 

ツイッターをチェックしてみるとAmazon本社面接攻略方法]という記事がツイッターの固定で貼られており、アメリカで就職する方法]というセールスポイントがクセモノです。

 

分かる人にはすぐ分かると思いますが[アメリカで、しかも本社アマゾンで働く]ということがほとんどの人にとっては無理ゲーに近いです。ここらへんは、英語ができる・できないの問題とは全くの別問題なんですよね。

(ちなみにイギリスもワーホリ以外の方法で現地就職して働くのも同様です。)



例えるなら、【誰でもゼロから始めてプロ野球選手、オリンピック選手になる方法!!】というのを大真面目に解説している感じでしょうか? それを一部有料でnote販売やセミナー、コンサルタントをしてる感じです。

正直なところ、海外での面接は慣れですし、ネットで調べたらレジュメの書き方や面接の受け答え方なんて無料で知れます。

 

善意でやっているにしても、【優秀な人だからできた要素】が強いことをNoteなどで有料で販売しているのは、ちょっとどうかなと思いますね。

そもそもNote自体がブログの延長みたいなモノなので、有料で買うかな?という内容もネット上に多く見かけます。

優秀すぎて一般の人には再現性が無い、またはかなりハードルが高い情報は、そのまま鵜呑みにしないように気をつけないといけません。

でもアマゾンの内部事情を知ったりできる読み物としては面白いと思います。

 

アメリカに本気で住んで就職したいなら現地人と結婚するかJ1ビザの方がまだ現実的

 

このアマゾン就職ブロガーの人が取得していたアメリカの「H-1Bビザ」にしても【高度な専門知識を要する職業に就くためのビザ(就労ビザ)で、学士以上の学位保持者が対象】というかなりレベルが高いので「H1Bを取得すればアメリカで働けます。」的な謳い文句も鵜呑みにはしない方がいいかなと思います。

 

もし本気でアメリカに住んで働いてみたいと思うのであれば、現地で結婚相手を見つけるほうがまだ現実味があります。

 

アメリカ人の彼氏、彼女を見つける方法』とか、『アメリカ人の異性と知り合える場所』などについての情報ですね。

他にも、J1ビザで1年、2年限定で現地で働くとか、米国三越が主催するディズニーインターンシップの方がまだ再現性があり現実味がありますね。

 

(それでもJ1については、仕事によっては経験を積んだ上で日系企業での就職になるので全くハードルが低いわけでもありません。)

 

あとは[アメリカにある日系企業の駐在員になる]ルートくらいではないでしょうか?もちろん駐在員として海外に行ける会社に入社したり、上司から駐在員に抜擢されないと行けません。

 

あとは現実的な就職方法として、最初は誰でも入れるポジションから入社して、徐々に職場内で転職していくパターンですね。でもワーホリビザがある国なら有効ですが、アメリカだと厳しいかもしれません。

 

逆に「このアマゾン就職の人がコンサルした面接対策やテクニックでAmazonに入社できた!!」って人やアメリカで就職してワークビザをゲットした」って人がいたら話をぜひ聞いてみたいです。

僕も海外就職には興味があるので。

 

学歴、職歴を見た時点で参考にならないとすぐ分かる

まず、【IT系の学科で東京の大学院を卒業した学歴】【ベンチャーや大手IT企業で仕事の経験を積んでいる】というプロフィールを見た時点で、大半の人はすぐにブラウザを閉じた方がいいと思います。

 

学歴が【東京大学修士課程修了】で科目は【IT系の専攻】この時点で最初からそもそも無理ゲーです。

(正直、そこまでのレベルの学歴、職歴を持っている人が果たして何人くらいいるのでしょうか?)

 

ここら辺まで見て分かる人にはすぐ分かります。というよりほぼ無理ゲーなんですよね。しかもこの人はグリーンカードも持っているとのこと。

東京大学院卒、IT系企業での職歴、そしてグリーンカードですよ??

 

この人は、日本で有名な大学院まで卒業した学歴がある時点で、勉強ができる人だと思いますし、ある程度親がお金をもっていないと厳しいです。

 

ブログでも、海外就職での面接対策アメリカ就職についてメインで詳しく書いていましたが、思わずツッコミを入れてしまいました。『違うそこじゃない!』と。

 

この人は、「面接の準備をしっかりきたからアマゾンの面接に通った」って書いてますが、、天下のアマゾンに就職するのって面接どうこうってレベルじゃないと思うんですよね。

 

 

レジュメとカバーレターの書き方、面接対策なんてググればいくらでも情報がある

英語での海外就職の面接、スカイプでの面接、受け答えなんて正直慣れです。面接対策を読むだけでなく、面接の雰囲気に慣れることや面接で英語で答えられる練習なども必要です。

 

こんな情報を権威付けして売ってるだけでそこまで特別な情報ではありません。

 

カバーレターやレジュメの書き方も無料でググれば出てくる情報ですし、英語で探せる人だったら日本語の倍の情報がゲットできます。

面接はいわば確認作業であり、たいていの場合、面接テクニック以前にレジュメの職歴を見た時点で落とされます。

 

 

この人は面接テクニックについて真面目に語っていますが、面接対策以前の問題で、アメリカに滞在して働けるビザアマゾン本社に勤めれるレベルの職歴が無いと相手にすらされません。

 

 

それに海外の面接対策レベルの情報であれば、ワーホリ界隈のブログやワーホリ留学エージェントですら知っていますし、英語圏であれば、どの国もそこまで変わりはありません。

有料で手に入れるほどのありがたい情報でもないんですよね。

 

正直なところ、だれでもネットで無料で手に入りそうな情報を権威肩書きで売っているように思います。

 

noteが1つ800円、900円位の値段です。僕が思うにお金を出して買うほどの内容でもありません。「へーそうなんだ、なるほど!」くらいでブログを読むくらいがちょうどいいと思いますね。

 

面接官は小手先の面接テクニックなんて見ていない

では、なぜこの人はAmazon本社に内定したのか?

それは、日本で外資コンサル、国内ITベンチャー、そして駐在員としてアメリカにやって来てたという経歴を持っていたからだと思います。あとは就活をしたタイミングではないでしょうか?つまり、ちょうど、アマゾンでのポストが空いていたという事ですね。

 

つまりは、アマゾンの面接官は、この人の仕事経験を見たのです。決して小手先の面接対策や面接の受け答えではありません。

 

面接は、アマゾンにふさわしいキャリアを持っている人を見定める手段だと思いますし、キャリアの確認として、「これくらいのキャリアを持っているならこんな質問も答えられるよね?」ということなんだと思います。だからこそ採用されたんだと思いますね。

 

それにそれだけの経験を積んでいれば、当然、企業の質問には、ある程度答えれるのではないかと思います。

 

逆に全くの未経験者がアマゾンなどで面接をしたとして、質問された時点でタジタジになり、言いたいことがうまく言えず、不合格になるでしょう。

 

もしかしたら、この方の面接対策で他の企業に合格した!って人もいるかも知れませんが、やはり面接対策と言っても、無料レベルで知れる情報ですし、やはり面接対策うんぬんより、職歴やタイミングですからね。

 

この手の情報は、いわゆる情○向けというか、海外就職とかをあまり知らない人には、めちゃくちゃありがたい特別な情報に思えるのかなと思いますね。

 

 

やはり海外の面接は経験重視、今まで何をやってきたかが重視される

やはり海外は、経験、職歴重視で、その人がどれぐらい経験を積んでいるかにかなり比重が置かれています。

未経験でほとんどキャリアがない状態でシアトルのAmazonに就職しようと思っても、無理ゲーに近いです。(アマゾン倉庫で働くとかなら別ですけど)

なので、このブログで解説されているような面接テクニック程度で突破できるような壁ではありません。

 

学歴、仕事の経験のプロセスをすっ飛ばして、小手先の面接テクニックをNoteなどで販売しているところもちょっとどうかなと思います。

 

アマゾン就職までのプロセスをすっ飛ばして、【純ジャパでもアメリカのアマゾンに就職できる】と言うこと売り出しているように見えるのですが、「英語が出来なくても」という売り文句を使う人はかなり多いので注意が必要です。


それに厳しい言い方をすると、そんな職歴や学歴を持った人でないと、そもそもシアトルのアマゾンや大手では就職が厳しいと言うことです。

 

もう一つ思ったのが、そんな優秀な人ですら、アマゾンのゲーム開発という比較的マイナーなポジションに就いているというのが、現地就職の厳しさを表しているように思います。

 

(アマゾンでゲーム開発と言うのは、ほとんどの人はぴんとこないと思います。僕自身もピンときませんでした。だってアマゾンでゲームですよ?)

 

こういう点でも現地人でなければ、たとえ優秀な学歴や職歴を持っても、そういうメインでないポジションになるというのが就職の厳しさだと思います。

 

そして、表立ってあまり言われないですが、現地人だとしても人種によって仕事のポジションが限定されるということもいまだに起こります。代表的な例が重役や幹部は、白人男性ばかりという感じですね。(オーストラリアでそういう例を見たことがあります。)

 

給料が2倍、3倍になっているのを支えているのは誰か?

この人のブログでアマゾン本社の内部事情について知れる点は面白いと思います。特に給料の一部が株で支払われるという話が興味深いです。

自社の株を保有できることをストックオプションと呼ばれています。日本でも一部こういう制度を導入している会社があります。

 

アマゾン本社に就職したら、給料が2倍、3倍になり、仕事の時間も減ったとメリットばかり語っていますが、大手に就職してそれなりの成果を出す前提です。

 

その人も株で給料をもらい、アマゾンの株が値上がりしたことで、仕事の能力以上に給料が伸びたと言っていました。給料が株で支払われるシステムはかなり面白いと思いましたね。でもアマゾンだからという点も大きいと思います。

 

他の会社でも株を保有していれば株価が2倍、3倍と右肩上がりというわけでも無いと思うので、アマゾンだからこそだと思いますね。

 

給料が自社の株で支払われているということは給料と株価が連動しているということです。 給料が上がることもあれば、急に暴落して価値がほぼゼロになることもあります。こういうリスクもはらんでいるんですね。

 

ジェフベゾスも自身の給料を株で受け取っているので、実際の給料は社員とあまり変わらないようですが、税金対策や資産対策なのかもしれません。

 

しかし、アマゾンの問題点としては、給料が平等にすべての従業員に行き渡るわけではなく、こういった優秀な人の給料は株などで伸びます。

 

一方で倉庫作業等で働く人大多数の従業員の給料は安く抑えられ、24時間管理体制の下で、ひたすら効率だけが重視され圧迫されているという記事を読んだことがあります。

 

こういうトップを支えているのはアマゾン倉庫で働く人や配達員の数多くの人たちなんですよね。

 

 

高い学歴、キャリアを持つ人が有利なアメリカの実像

そして、一度大手企業で働いた経験があると、その業界で就職するにもかなり有利になるそうです。

 

僕が思ったのが、優秀な大学に進学して、大手企業で仕事のキャリアを積んだ人ほどキャリアアップに有利で、肉体労働や底辺労働の人はずっとチャンスがないまま、両者の格差はどんどん開いていくという構図です。

 

アメリカは日本よりも格差がひどいらしいので、こういったアメリカならではの就職、転職事情からも格差社会の構造が見えてきます。

それも格差拡大の一つの要因なのではないか?と思いましたね。マイケル・サンデル教授が言うようにアメリカが抱えているメリトクラシーの功罪です。

 

アマゾン倉庫で働く人は、それ相応の肉体労働系の仕事しかなく、年始アップやスキルアップが見込めません。

一方で優秀なエリートビジネスマンは、どんどん出世して大企業でもベンチャーでもどんどんキャリアを積んでいけるという構図を表しているという格差を如実に表しているエピソードだと思います。

 

海外インフルエンサー界隈はブラックボックス化しやすい

やはり、海外系は、嘘が本当か分からない情報や参考にならない情報も数多く混じっています。本当に玉石混交なんですよね。

 

 

英語があまりできないと決まり文句で謙虚に見せていても、この海外就職インフルエンサーの人はTOEICでは985点を取っています。

海外だったら、これくらいのレベルは要求されるのではないかと思います。逆にこれくらいでないとビジネスで英語の書類を読んだり、文章を書くのは厳しいということです。

 

 

『自分も英語ができなかったけど大丈夫だった』という売り文句を使うインフルエンサーは多いですが、やはりそれだけ努力は必要で、インフルエンサーの言うことをそのまま鵜呑みにはしない方がいいですね。

 

それに学歴、職歴、英語力を見ても、かなり優秀な人なのだと思います。それを「英語があまりできない自分でもアメリカで就職できた」といってアピールするのは、正直タチが悪いです。

 

もう一つ勘違いされやすいのが、英語だけができても、大学まで進学した学歴や仕事の経験が無ければ海外でレベルの高いキャリアを築くのはかなり難しいんですよね。

 

こういう点からも、参考になる情報もあれば、表面上の良いことしか書いてなくて参考にならない情報もあったりします。

 

そもそも海外系インフルエンサーのプロフィールに載ってる海外の超大手企業の名前や海外の名門大学の名前って、彼らにしてみれば、要は権威づけだと思うんですよね。

 

何も分からない人にとってみれば、この人のブログを読んで「自分でもアメリカの大企業で活躍できる!」という夢を持つ人もいると思います。

アメリカで就職する】など大きな夢を語って、何も知らないフォロワーがたくさん集まってイイねしている図はツイッター上でよく見ます。

 

海外系インフルエンサー全体の傾向としても、、ツイッターで観察していると留学、ワーホリ、海外移住界隈にも、情○をターゲットにしたビジネスがあったり、夢を見させるばかりで本当のことを語らずに支持を集める人も多く見かけますね。

 

海外のことなので、本当なのか裏を取るのもなかなか大変ですし、海外インフルエンサー界隈は、ブラックボックスしやすいと思いますね。

 

キラキラした夢を見させる系のインフルエンサーは、けっこう熱狂的な信者がいたり、イイねの数も多い一方で、現実的なことを言う人はあまり注目されないという構図になっていますね。

 

 

 

 

 

『鬼滅の刃』大ヒットの理由は他者への深い共感能力 /現代社会だからこそ人気を集めた新しいジャンプの主人公像 

こんにちは、とーしばブログのとしです。

つい先日、Netflix鬼滅の刃シーズン1を観ました。

そこで「なぜ?鬼滅の刃がここまで広く受け入れられたのか?」を自分なりに分析してみました。

 

たしかに物語の背景や鬼滅の刃全体のストーリーの流れ、戦いのシーンや○○の呼吸という特徴的な技、魅力的なキャラクターたちの活躍が面白かったのですが、それは、ほとんどの人が分析しているので、それとは別の理由を考察します。

 

そして、鬼滅の刃には、アンチが存在する理由についても考えてみました。

 

ジャンプの根強いファンであればあるほど、アンチな人がいる気がします。それもそのはずで、鬼滅の刃の主人公、【竈門炭治郎】は、今までのジャンプの主人公像とは一線を画するんです。

 

だからこそ、一部の人は、伝統的なジャンプの主人公とは違うのに違和感を持つのではないかと思います。逆にそれが人気の理由でもあるんですね。

 

炭治郎は明らかに今までの王道のジャンプの主人公のキャラクター像とは違うんですよね。しかし、そのキャラクターが広く受け入れられるということが現代社会を象徴していると思います。

 

今回は【漫画版】ではなく、あくまで【アニメ版シーズン1】をもとにして分析しています。

 

鬼滅の刃が人気の理由は徹底した他者への共感

鬼滅の刃が人気の本当の理由は、主人公が持つ【他者への深い共感】だと思います。

 

このアニメの大きな特徴として、敵キャラである鬼にも鬼になるまでの辛い過去があって、それぞれに深い苦しみを持っているところです。

 

倒した相手の持つ悲しみや苦しみにも寄り添って涙する優しい主人公だからこそ、多くの人に感動を与え人気を呼んだのではないかと思います。

味方のキャラクターもそれぞれ、辛い過去やいろいろな悩みを持って生きています。

鬼滅の刃』に当時するキャラクターは、敵味方に関わらず、何かしら苦しみを抱えて生きています。

 

鬼滅の刃』を見た人は、その苦しみに寄り添って、一緒に涙する炭治郎に深い共感を感じるんですね。

 

鬼滅の刃の人気の大きな理由は、炭治郎が敵味方問わず、さらに敵と戦って亡くなったサブキャラにまで共感して手を差し伸べようとするキャラクターが今までのジャンプ主人公とはまた違う魅力なんだと思います。

 

今までのジャンプ主人公と炭治郎の違いとは?

では、もしも竈門炭治郎が今までのジャンプ主人公像だとどういうストーリーになるのでしょうか?

ジャンプの王道といえば、ワンピースとナルトのような友情、努力、勝利の物語です。

 

鬼滅の刃』を今まで通りのジャンプに当てはめて考えてみると、、

⇒竈門炭治郎は、修行して誰よりも一番強いになって、大切な家族や仲間を守るために鬼と熾烈なバトルを繰り広げ、鬼のいない平和な世界を作るというストーリーになるんだろうと思います。

 

ジャンプの伝統的な価値観だと【仲間】夢】努力】がストーリーの重要なキーワードになってきました。

 

今までのジャンプなら、主人公が激怒して覚醒するのは、大切な仲間が傷つけられたり、自分や仲間の夢を笑われることです。

 

主人公は、新しい必殺技を覚えるために必死に修行して、師匠から新しい技を伝授されます。そして新しい必殺技で強い敵を倒します。

 

夢は、周りから認められること、海賊王火影など仲間を守れる強い存在になることで、旅で出会った仲間たちと一緒に強い敵に立ち向かいます。

 

もしも竈門炭治郎が悟空のようなキャラクターだったら?

 

そして炭治郎が『ドラゴンボール』の孫悟空のようなキャラクターだったら、強い敵を見るとワクワクするでしょうし、主人公のライバルもひたすら強くなることにこだわり、主人公も強い相手と戦ってより強くなることを求めます。

切磋琢磨してお互いの強さを認め合い友情を深めお互いに成長するというストーリーが王道のはずです。

 

鬼滅の刃』竈門炭治郎の場合

一方で『鬼滅の刃』のストーリーは、鬼に家族全員を殺され、唯一生き残った妹の禰󠄀豆子を人間に戻すために鬼殺隊に入隊するというものです。

 

鬼滅の刃』での炭治郎の目的は妹を人間に戻すことで、そこにはという言葉は出てきません。修行のシーンもありますが、努力を積み重ねて新しい技を覚えたりということは、ストーリーの一部であって、そこまで重視されていません。

 

そして、主人公は、いきなり不幸のどん底に突き落とされます。主人公は最後まで自身の身に起こった大きな不幸を背負いながら生きていきます。

そして、そんな主人公だからこそ、他者の苦しみにも共感できるんです。

 

共感とは、相手と同じ目線で感情を共有し、物事を考えるということです。

これは同情哀れみとは違います。もしも炭治郎が幸せで恵まれた存在で、他者に同情や哀れみを持つキャラクターだと、ここまで人気にはならなかったと思います。

 

炭治郎自身も深い悲しみを背負いながらも、敵味方全てのキャラクターにそれぞれの苦しみがあり、主人公が一緒に共感して寄り添う話です。

これは、今までのジャンプの主人公の中では、かなり異質な存在で一線を画しています。

 

 

底抜けの明るさと救いの無い暗さが同居した作品

Netflixでアニメを観ていて思ったのが、『鬼滅の刃』の話全体は、実はかなり重いということです。そして、残酷なシーンもわりと多めで子供が観ても大丈夫かな?と思ってしまいます。

 

逆に底抜けに明るいギャグシーンや面白いキャラクターとのバランスが取れていて、幅広い年齢層にも楽しめる作品なのだと思いました。

 

よくよくストーリーを見ると暗い話とギャグシーンが交互になってるんですよね。これは重い話が重くなりすぎないように上手く配慮されているからだと思います。

 

テンポ良く進む、単純で分かりやすいストーリーや○○の呼吸などの子供が真似しやすい技の名前、かわいいキャラクターやカッコいいキャラクター、面白いギャグシーンなどが多いので家族で一緒に楽しんで観れる要素が多いアニメです。

 

明るいだけでもダメだし、暗いだけならもっとダメ、こういうバランス感覚も人気の理由なのでは無いかと思いました。

 

鬼滅の刃』にアンチがいる理由

そして、ジャンプを愛するコアなファン層の中にはアンチがいることも納得ですし頷けます。

 

ジャンプの主人公といえば、修行してどんどん強くなるところが魅力のはずです。

しかし『鬼滅の刃』でジャンプ名物である修行のシーンはそこまで多くないですし、主人公はいつのまにか水の呼吸の技をいろいろ使えるようになっています。

今までだったら、一つ一つの技を努力して習得するはずです。

 

そして、ジャンプのキャラクターは仲間を守るために自分よりも強い敵キャラと戦うところが魅力のはずなのに、いちいち敵キャラに同情するようでは隙がありすぎます。

もし、敵がずる賢い相手だったら、主人公は確実にやられていますよね?

 

作中の面白いシーンと残酷なシーンとのギャップに違和感を感じる人もいると思います。

そして、どこかで見たことのあるキャラクターや技、戦いの描写など、今までのジャンプ人気作品の寄せ集め、パクリという印象も受けます。『鬼滅の刃』って、ところどころナルト要素強めなんですよね。

なので、アニメや漫画に詳しく、少年ジャンプの大ファンという人のアンチが多い感じがします。こういう部分だけを見ると、「なんで鬼滅の刃がここまで人気なの?」という意見も分かります。

 

ジャンプの定番である【夢】や【努力】という言葉が現代社会には合っていない

 

今の時代、ジャンプ漫画の王道である努力という言葉そのものが現代社会には、合っていない気がするんですよね。

むしろ、なろう系異世界転生系ハーレム系世界系など、主人公が努力をそこまで必要としない漫画がメジャーになっている気がします。

 

こういうところからも、多くの人は【】や【努力】という言葉に以前ほど、共感出来なくなってきているのではないでしょうか?

 

そんな時代背景として、まず社会の階層化、経済格差貧困化があると思います。

 

多くの人には、いくら努力したって、もともとお金持ちだった人や親から才能を受け継いだ人、顔や性格が良い人にどうやっても勝てないというある種の諦めが根底にはあると思うんですよね。

 

最近話題になった、マイケル・サンデル教授の著書『実力も運のうち』で、本人の努力すら、努力できる遺伝子によるもので、社会的に成功した人は、たまたま運が良かったり、環境が恵まれていたからだという、能力主義(メリトクラシー)を批判したことが大きな話題になりました。

 

今の時代では、ジャンプの王道である、努力してどんどん強くなるというストーリーや人間的に大きく成長するというストーリーには共感しづらいのかも知れません。

 

ジャンプ漫画と【夢ハラスメント】

 

そして、日本では【夢ハラスメント】という言葉があります。いわば【夢を持たなければいけない】という強迫観念のようなものを持たされることです。

今の時代、ジャンプの主人公のように【夢】を必死追いかけて、努力できる人がいったいどれくらいいるのでしょうか?

 

むしろ、「無理に夢を持ったり、何かを努力しなくて良いんじゃないか?」と考える人が多くなっている気がします。

なかには、「何かを頑張ったり、夢を持ったところで無意味だ」という意見もあると思います。

 

格差が広がり、階層化された社会では、いくら努力や夢の素晴らしさを語っても多くの人には共感しにくいと思います。

一方で「努力できないのは自己責任」という言葉もよく見かけます。

 

たとえ、夢を追いかけたとしても、怪しいインフルエンサー情報商材屋、マルチ商法が世の中に溢れていますし、そういう人たちに都合よく利用されて、騙されたり、食い物にされるということも起こります。

 

そういう背景もあり、今までのような努力型の主人公像よりも、他者を理解し思いやる炭治郎のような優しい主人公に多くの人が共感したのかもしれません。

 

みんなそれぞれの生きづらさを抱えて生きている

ここで最初に戻りますが、だからこそ一方的に強くなる主人公、夢を追いかけて努力する主人公よりも、敵も味方も苦しみを抱えて生きているということを理解して、苦しみと悲しみに寄り添う主人公が人気を得たのでは無いかと思います。

 

敵キャラの鬼も、もともとは普通の人間です。

鬼になった人たちは、世の中の生きづらさと苦しみを抱えて生きているうちにいつの間にか鬼になってしまいました。

 

他のジャンプ作品だと、倒した敵キャラの手を握ったり、その悲しみに共感したり、手を合わせたりという描写は描かれてこなかったと思います。

 

それこそが鬼滅の刃の大きな魅力ですし、共感されるポイントです。 

 

今までのジャンプだったら、敵キャラは、主人公が強くなるための踏み台だったり、新しい技を試すためと実験台だったり、ただ単に主人公が次に進むために倒されるだけの存在でした。

 

鬼滅の刃に出てくる鬼とは、いわば切り捨てられた弱者です。弱肉強食の資本主義社会から取り残された人たちの姿だと思います。

 

そういう新しい主人公像が求められる時代だからこそ、鬼滅の刃は異例の大ヒットを記録したのだと思います。

 

海外のカスタマーセンターの待ち時間は長い/ カスタマーセンターの電話を待つ方法

こんにちは、とーしばブログのとしです。

最近、ニュージーランドの銀行の問い合わせで海外のカスタマーセンターに電話したのですが、待ち時間がかなり長かったです。

 

ニュージーランドをはじめ、海外のカスタマーセンターへの電話は待ち時間がめちゃくちゃ長いです。

だいたい30分~1時間、長くて2時間近く待つ時もよくあります。

なので、海外のカスタマーセンターに電話をするときは余裕を持って電話をするのがいいです。

 

海外のカスタマーセンターを待つオススメの方法

離れても作業ができるようにAirPodsやワイヤレスイヤホンがオススメです。それでもいつでも電話に出れるようにスマホをポケットに入れたり、手に取れる場所に置いておきましょう。

 

カスタマーセンターの電話を待つ間に必要な書類を用意したり、身元を証明するものを用意して答えれるようにしておきます。

 

そして、僕の場合はすぐ出られるようにして、待ち時間に読書をしたり、語学の勉強をしています。

下手をするとそれくらい待ち時間が長いんですよね。

 

そして、日本の電話で海外に発信すると高額な料金を請求されることもあるので、Skype の電話機能で連絡するのがオススメです。

MessengerやLine、WhatsAppと違いSkypeは電話番号で海外にも電話をかけられる上にチャージ式なので管理がしやすいです。

 

カスタマーセンターに電話に繋いでいる時間が長すぎて、高額な料金を請求されるという心配はありません。

 

ニュージーランドの年金制度Kiwi Saverが日本の年金より優れている点

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Kiwi Saverが日本の年金より優れている点

こんにちは、とーしばブログのとしです。前回は、KiwiSaver についてブログでいくつか紹介しました。

 

toshihsto145.hatenablog.com

 

その時、詳しく調べてみたのですが、ニュージーランドの年金Kiwi Saverがかなり優秀だと思いました。

一方で、日本の年金は現役世代が高齢者を支えるシステムになっています。つまり払った年金がそのまま今の高齢者の年金として横流しになっている仕組みなんですね。この制度を賦課方式(ふかほうしき)といいます。

つまり、僕たちが払った年金の補償は後々の世代がすることになるのですが、少子高齢化が進んだ現代で若い世代の気持になって考えてみてください。

 

さらに後々の若い世代の気持ちを考えると、若い世代にツケを払わせているような負担させれば、必ず反発が起こり、年金を払わない人が続出するはずです。

そして年金の未払いが続出すれば、それこそ僕たち世代が高齢者になった時に年金が破綻しかねないんですね。

 

今の日本の賦課方式の年金制度というのがかなり問題だと思います。お金を横流しにしている年金制度は、日本経済にもいい影響を与えませんし、足りない分は税金で賄うしかないんです。

 

こう考えるとニュージーランドやオーストラリアの年金制度など外国の年金制度について知ることが、今の日本の危うさを や問題点を知るいいきっかけになると思います。

 

 

ニュージーランド国民がKiwiSaver に加入している場合

 

ニュージーランド国民がKiwiSaver に加入している場合は、政府から積み立てる額に応じて補助金が出たり、家の購入の補助金が出たり、ある一定の条件で積み立てたお金を引き出せたり、投資ファンドで運用することで将来もらえる額が多かったりするので、かなりメリットが大きいです

 

 

KiwiSaverの加入ができるのは18歳~65歳からで、家を建てるための土地を購入する、家を建てる、経済的な困窮、病気などの場合は途中で積み立て金が引き出せます。

 

さらにニュージーランドとオーストラリアでは、年金の移行がスムーズにできますし、ニュージーランド以外に住むことになれば、積み立てた年金は返金されます。

つまりニュージーランドで働いた分、オーストラリアで働いた分の年金を交互かつスムーズに移行できるんです。

 

そして、積み立て投資型の年金なので、積み立てた額より貰える額が少ないということはありません。オーストラリアのアニュエーションもそうですが、長期積み立て額の投投なので、積み立てた額の倍近くを受け取れる可能性があります。

(18歳~65歳まで加入して47年間、長期で投資することになります。)

toshihsto145.hatenablog.com

 

オーストラリアもニュージーランドも給料の一部から年金を積み立てる制度になっています。ニュージーランドの方が優秀な点は天引きして積み立てる額が自分で決めれるところ、さらに補助金が出るところなどですね。

 

 

半自動的に年金が積み立てられるので、誰でも投資に参加でき、国民の年金を投資に回すことで経済的にも良い影響を与える点でも優れています。

オーストラリアのスーパーアニュエーションと同様に仕事をしていない、積み立てが積み立てできない期間があっても投資ファンドなので、お金が利子を稼いでくれるんですよね。

 

 

よく、投資だと暴落したら、年金の受け取る額が減ると言われますが、リーマンショックの時のモーゲージのように危ない投資、怪しい債券に投資していない限りは、積み立てた年金がゼロになることは可能性として低いです。

 

 

IR(政府の税務署)と年金を管理しているファンド会社がよっぽどの大きな失態を犯さない限りは、年金がゼロになる可能性は低いと思います。

 

 

ニュージーランドの年金のスペックを考えると、将来、受給額が減らされる可能性が高く、最悪の場合もらえるか分からない、どこぞやの粗末な年金とスペックが全然違います。