とーしばブログ

こんにちは、とーしばブログのとしです。オーストラリア、ニュージーランド、カナダの3カ国でのワーホリの体験談、フィリピン、マレーシアでの留学経験。読書や勉強で得た知識や考えやニュージーランドでの投資についてブログで発信しています。

トマピケティの本をもとに資産格差について考える

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こんにちは、とーしばブログのとしです。
僕の住んでる地域は、開発が進んで住宅や建物が以前よりも多く建ち並ぶようになってきました。

そのせいか土地を売って1000万、2000千万円単位のお金が入ってきたという話を近所や親戚から聞きます。 一番すごい話は、僕の祖父の兄弟で国が国道を建設するため土地が1億円で売れたという話です。たしかに税金はかかりますが、それでも売却益はかなりの額です。

 

他にも空港の建設予定地に土地を持っていた人は、億単位のお金を得たという話を聞きます。

 

前にも土地や資産を持っている人の方が働いてお金を貯める人よりも圧倒的に有利だという話をしました。

僕の住んでいる土地は近年、開発が進んでいる地域なのでトマ・ピケティの言う資産格差や資産相続格差の例が身近に感じます。ある意味ピケティの言う資産格差をリアルに感じることができる貴重な土地柄と言えそうです。

toshihsto145.hatenablog.com

 

21世紀の資本

21世紀の資本

 

↑本書でピケティは、資産の相続による格差がどんどん開いていく19世紀型社会になると言っています。

 

僕が自身、働いて貯金をする難しさを経験したことがあります。自分の人生をお金に変えて節約と貯金する工面をして数年努力してやっと貯まるお金が、土地を売っただけでそれ以上のお金が入ってくる人もいるのかと思いました。

 

 僕が初めてトマピケティ氏を知ったのは、この白熱教師というNHKの番組で資産がある人がどんどん豊かになるという r>g という考え方は僕の中では衝撃的でした。

↑本よりも講義の方が内容が分かりやすいのでオススメです。

 

この講義の中では、r>gという資産格差についての話が印象的です。しかし忘れてはいけないのがピケティがフランス文学[ゴリオ爺さん]を例にして、将来的に資産相続の格差が問題になってくると述べているところです。

僕が深刻によりリアルに感じたのが、この親の資産相続ができる人と相続する資産が無い人との格差でした。

 

 

資産を持つ人がより豊かになる19世紀ヨーロッパ型社会

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ピケティは[働いて収入を得る人よりも資産を持つ人がより豊かになる19世紀ヨーロッパ型社会が来る]と述べています。

そして、資産相続の格差に拍手をかけているのが少子高齢化です。近年は1人、2人兄弟の家庭が増えているので大きな資産がある家庭はそのまま子供に資産が受け継がれやすくなっています。

 

例えば、親には1千万円の資産があったとします。一昔前の家族みたいに10人兄弟が1000万円を分ければ一人当たり100万円しか貰えませんが、1人っ子の家庭だと1人が1000万円の資産を受け継ぐことになります。

僕みたいに全く親から受け継ぐ資産がない人もいれば、従兄弟や祖父の兄弟の息子や娘みたいに大金を両親や祖父母から相続する人もいます。

もちろん一方で相続のトラブルも増えているみたいです。 日本では世代が2代、3代と下になればなるほど、貧しくなっていき、どれくらいのお金を相続できるか?という問題が深刻化しているからなのではないか?と思います。

 

1千万円を労働で貯めるのは【難易度】がかなり高い

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【結論】1000万円貯金するのは、正直かなり難易度が高いです。それこそ期間工を数年してギリギリまで節約してやっと貯まるか?貯まらないか?というレベルの金額であり、普通に働いて貯まる額ではないのではないでしょうか?

冒頭で紹介したような土地が売れて1000万円入ってくるというのは、ある意味チートレベル。特殊な例を除いて一般の人が大きなお金を得る機会ってめちゃくちゃ少ないです。

なので誰でも簡単に出来るわけではないゆえに格差が出てきます。

 

それにもし1000万円単位の貯金や資産があれば、生活レベルも、子供が高卒か?大学進学か?などの教育レベルにも違いが出てきます。両親や祖父母がどれだけ資産があるか?が自分たち若い世代にダイレクトに響いてきます。

所得格差だけでなく、学歴や生活水準も親から子へと引き継がれているシステムになっています。

 

投資をするにも1000万と100万では大きな差が出る

 

投資をするにしても額が大きければ大きいほど有利です。例えば投資をするにも、もともとあった資産1000万を数十年、運用するのと仕事でゼロから貯金した100万を運用するのでは結果に大きな差があります。

 

1000万であれば、数十年後に2倍の2000万円になるのに対して、100万円だと数十年運用しても、たったの200万円にしかなりません。どちらが有利かは分かりますよね?さらに投資資金をゼロから貯める場合は手間や時間もかかります。

持っている資産が大きいということは、運用するときも有利に働きます。こうして格差は開いていく一方です。

 

最後に

今回は地域による資産相続の格差について話をしました。僕自身これは身近で起こっている問題であり、トマピケティで述べている今後起こる格差は身に迫る気持ちでした。

今回の記事も何かの参考になればと思います。

 

 

クイーンズタウンの土地価格の高騰に思うこと

 

こんにちは、とーしばブログのとしです。

クイーンズタウンにいて大変だったのがハウスレントが高かったことでした。

僕がニュージーランドワーホリで2年間過ごしていたクイーンズタウンクイーンズタウンは近年土地開発が盛んなので土地がどんどん開発されています。

 

なので、クイーンズタウンは田舎であるにも関わらず土地の値段が高くハウスレントも高かったです。しかも家自体も少ないのでシェアハウス探しは苦労しました。

 

ニュージーランドは全体的に土地価格が高くなっているので、ワーホリや留学で来るほとんどの人はシェアハウスに住んでいます。

 

 

クイーンズタウンの住宅事情

クイーンズタウンの不動産価格をネットで調べると一件数千万円の家がたくさん売り買いされています。

 

ホテルで働いていた頃の話ですが、毎日、通勤している道を行っていると、空き地にはたくさんのSALE とかSOLDと書かれた札を見かけました。

 

他にも友達とドライブしてタウンから離れた場所に行くと、新しい家家が並んでいたり、新しいショッピングモールや施設が建てられている光景を頻繁に見ました。

 

あとは、タウンにあるスーパーやショッピングセンターや不動産でも、高値で売りに出されている新築住宅のパンフレットや広告をよく見かけていました。

 

 

土地自体の価格は?

 

ニュージーランドの土地の値段を考える上で、最近、僕がなるほどなと思うエピソードがありました。

とある事情で家族と実家の土地の値段を調べに役所に行った時の話ですが、土地自体の価格は広い土地でも高くて数万〜数十万程度でした。

 

クイーンズタウンとは違いますが、僕が住んでいるエリアも近年、田んぼだったエリアが開発されて、どんどん新しい家が立っています。

クイーンズズタウンには、一件数千万円の家がたくさんありますが、土地の元値はそこまで高くないのかもしれません。

ニュージーランドと日本では土地の状況が違うかも知れませんが、数千万で売れる人気エリアでも土地自体には大した値段はついていないことが分かりました。

 

要は、国が査定して付けた土地の値段を決めるのですが、それ自体は大して高くないみたいなんですよね。

 

例えるなら、お店で売っている商品にも原価率や材料費などがあるように土地の売買にも原価率のようなものがあるのではないかと思います。

 

では、どうやって土地の値段が付くか?と言えば、、

その土地に家を建てたい人が多い人気エリアだったら土地の値段が高くなるんですね。やはり世の中は、どんな商品でも需要と供給のバランスで成り立っています。

人気がある土地や住宅の値段が高い理由として、不動産の査定額や相場の価格で住宅と土地の値段が決まったりするんですね。

 

もともとは誰のものでも無い土地に値段を付けたのは誰か?

 

そして、本来は誰の土地でも無かったクイーンズタウンの土地の値段が値段が上がって、次々と新しい家が建っていることに疑問を持ちました。

 

もともとはニュージーランドマオリ族が住んでいて、イギリス系の移民が入ってきてイギリス領化したという歴史があります。

ニュージーランドに最初に入ってきたヨーロッパ人は、もともと誰のものでも無かった土地に立札を立てて自分のものだと主張するだけで、ほぼタダで貰ってたのかな?と思いました。 

それだけクイーンズタウンには手付かずの土地が多い上に、土地の値段が高いので土地の所有についてはどうしているのか?と疑問に思いました。

 

そして、土地が開発され建物で埋め尽くされれば、クイーンズタウンの自然の美しさが損なわれるのではないか?と心配ですね。

 

クイーンズタウンに2年滞在していた経験から、僕の予想としては将来的にはクイーンズタウンは富裕層の街になるのかな?と思ったりはしますが、クイーンズタウンはあくまでリゾート地であり、レジャー施設やホテルなどを作るだけにして、美しい景観と自然は残して欲しいところです。

 

目先の利益のために土地を切り売りして自然を破壊するようなことになれば悲しいですね。

 

 

世界的にも土地の価格が上昇してる 

 

こう言うことは現在、世界中で起きていて、ニュージーランドオークランドウェリントンもそうですし、カナダのバンクーバー、オーストラリアのシドニーもそんな感じです。 都会はどんどん土地の値段が高騰しています。

 

これはワーホリにも影響していて、住む場所がけっこう限られてきたりするんですよね。

カナダワーホリでバンクーバーを訪れた時にネットでシェアハウスを探してみたのですが、郊外でもかなりシェアハウスの値段が高かったです。

ワーホリでシドニーにいた時は、4人部屋で125ドルの場所に住んでましたが、かなり狭い部屋でした。

クイーンズタウンはシェアハウスがシドニー並みの値段で町の郊外でも160ドルで3人部屋でしたね。

日本だとリゾバ を調べていて知ったのですが、日本だとニセコが土地が高騰してるみたいです。

 

一方では、そんな土地の高騰を避けるためにスペイン、バルセロナでは市が土地の価格が高くなりすぎないように管理しているというニュースも聞いたことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オゾン発生機で部屋の脱臭、殺菌をする方法/ ハウスキーピングでの体験談 【ニュージーランドワーホリ】

こんにちは、とーしばブログのとしです。ハウスキーピングでゲストルームの臭いを取るためにオゾン発生機を使ってました。

あまり知られていませんが、オゾン発生機は殺菌効果も見込めるようなのでコロナ対策にも良いのではないか?と思います。

 

今回は、ニュージーランドのホテルの仕事でオゾン発生機を使った経験から、オゾン発生機の使い方と注意点を語っていきたいと思います。

 

前回、中国人とインド人ゲストのルームの掃除についての話をしました。中国人、インド人ゲストに関わらず、ゲストがルームを使った後、部屋に染み付いた料理の匂いなどがどうしても取れない時にはオゾンマシーンを使っていました。

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↓こちらは一般向けのオゾンマシーン

 

↓ ハウスキーピングではこのタイプのオゾンマシーンを使っていました。

 

ホテルのルームに臭いが染み付いてる場合

ホテルに滞在するゲストが料理をしたりすると、ルームに臭いが染み付いてることがよくあります。

ゲストルームの臭いを取るために消臭スプレーを使ったり、部屋の掃除と同時に窓を開けて換気をする時もありました。

 

それでも臭いが取れない時には、スーパーバイザーに連絡してオゾン発生機を持って来てもらいま

す。 オゾン発生機は脱臭するのに時間がかかるので、臭いを取るための最終手段でした。

いずれも部屋をキレイに掃除し終わってから脱臭していました。

 

オゾン発生機の使い方

オゾン発生機とは、空気を綺麗にして部屋の匂いを取る空気洗浄機のような物です。

ホテルのルームを締め切ってオゾン発生機を30分〜1時間 2時間ほど稼働させて染み込んだ臭いを取ります。

ハウスキーピングスタッフがチェックアウトルームを全てキレイにしてからオゾン発生機を稼働させてました。

 

チェックアウトルームをキレイにして、次のゲストが来るまでに臭いを取るようにします。ルームの汚れもですが、臭いがするとクレームになるので注意が必要です。これもハウスキーピングの仕事でした。

 

【オゾン発生機の注意点】

オゾンマシーンが稼働してる間は部屋には入れません。使い方としては、窓とカーテン締め切って、部屋に誰もいない状態にして使います。

 

オゾンマシーンが稼働している状態で長時間、部屋にいると体に悪いのですが、スイッチを切る時や少し様子を見に行く時は大丈夫です。

 

なのでオゾンマシーンが稼働してる間は、ゲストが誤ってルームに入らないためにルームのドアに立ち入り禁止の張り紙を貼っていました。

 

オゾン発生機で脱臭したあとのルームは、独特の匂いがするのですが強力な脱臭効果がありました。

 

 

中国人とインド人ゲストのルームの掃除/ ハウスキーピングで大変だったこと 【ニュージーランドワーホリ】

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こんにちは、とーしばブログのとしです。 今回はニュージーランドワーホリの時、ハウスキーピングで大変だったことについてです。

 

僕は2017年、2018年の2年間クイーンズタウンの5つ星ホテルで働いていました。とくに大変だったのが、中国人とインド人のゲストが滞在するルームの掃除でした。ホテルでの仕事は充実していた反面、大変なこともありました。

中国人、インド人ゲストは裕福な人が多く泊まるゲストが中国人かインド人ということがよくありました。(逆に日本人ゲストはたまに来るくらいで1日、2日の滞在が多かったですね。しかもほぼ使われてない部屋が多かったです。)

 

でも、ハウスキーピングスタッフ側からすると彼らの部屋を担当すると2倍くらい時間がかかります。

あまりに汚れているときは、スーパーバイザーに連絡してヘルプで他のチームに来てもらって掃除することもよくありましたね。

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中国人とインド人ゲストのルーム

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ニュージーランドの5つ星ホテルで2年間働いてきて、いろんなゲストのチェックアウトルームサービスルーム(ステイオーバー)の掃除をしてきましたが、中国人とインド人ゲストのルームがダントツで汚い率が高かったです。

そして、僕が主に働いていたホテルには、キッチンがあったので、普通にルームを掃除する2倍の時間がかかっていました。

ゲストとハウスキーピングスタッフは直接顔を合わせることは少ないのですが、この2カ国のゲストがは、部屋の使い方や匂いで特徴があるのですぐ分かりましたね。。

ハウスキーピングスタッフとしては、使われていない綺麗な部屋の方が掃除するのが楽で歓迎されますが、逆に部屋の使い方が汚いと敬遠されます。

 

通常は、サービスルーム(ステイオーバー)が15分、30〜40分でアライバルルーム(チェックアウトルーム)が1時間ほどで終わるのですが、中国人、インド人ゲストのルームを掃除する時は、アライバルルームが1時間半〜2時間くらいかかってました。

ハウスキーピングは時間との闘いなので、できればルームは綺麗に使って欲しいところですが、この2カ国のゲストのルームの掃除は大変でした。

 

・キッチンの使い方が汚い

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中国人もインド人ゲストも両方部屋の使い方が汚い人が多いのと、キッチンにある料理道具や皿やスプーン、フォークを全て使ってる人が多かったです。

ハウスキーピングの中でキッチンがわりと時間がかかります。ここを使っているかいないか?で部屋を掃除して終わる時間がかなり違いました。

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・油汚れで洗い物に時間がかかる

インド料理も中国料理も大量に油を使うせいか、油汚れでドロドロになってるってことはよくありました。 油汚れは掃除するのに手間もかかるんですよね。

特に油を使った料理をしたあとに、ゲストは片付けをしない人が多かったので、そのままキッチンの流しに皿やフライパンを置きっぱなしというのも、よくありました。

サービスルームなのにゲストの使った食器を洗ってて、けっこう時間がかかったということがわりとありました。

 

そして、仮にゲストが食器を洗ってくれてても、洗い残しやグラスは、ハウスキーピングスタッフが次に滞在するゲストのために、指紋や汚れがないように拭き取らないといけないので、これも全てチェックしていました。

 

・キッチンのシンクに食べかけが詰まる

キッチンに大量の洗ってない食器や調理器具があってさらに、食べかすでシンクが詰まってるということも多かったです。シンクには食べかすや詰まったゴミを取るフィルターがついていました。

 

・部屋から料理臭が取れない

 特に中国人かインド人ゲストが使ったあとは、汚れがひどかったり、料理の匂いが部屋から取れなくて大変でした。部屋に匂いが染み付いてる時は、オゾンマシーンといって空気を綺麗にして部屋の匂いを取る空気洗浄機を使ってました。

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・湯沸かしポットにお茶っ葉が、、

中国人ゲストで、時々あったのが、湯沸かしポットにお茶っ葉を入れて沸かしているゲストです。こういうゲストもたまにいました。なので中国人ゲストが泊まった部屋は湯沸かしポットの中も確認してました。

 

・床に大量のひまわりのタネの殻が、、

これもたまにですが、床に大量のひまわりのタネの食べかすが、落ちていたのも中国人ゲストあるあるでした。ゴミが床に散らかっていたりすることがよくありました。

 

・床にびしょ濡れのタオル

これは他のゲストでもあったのですが、中国人ゲストが多かったですね。バスルームの床に大量のびしょ濡れタオルがあったりしました。

 

・ゴミの量が半端ない、、

中国人とインド人ゲストのチェックアウトルームを掃除すると、とんでもない量のお菓子や飲み物だったり、食べ残し、ブランド物の空き箱やファーグバーガーの紙袋などを置いていくことがありました。

なので、大きなゴミ袋が2、3個必要だったこともありました。ゴミ袋はホテルの一階のゴミ置き場に持って行ってました。

 

ティーとコーヒーを全て持ち去るゲスト

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ホテルのルームにあるティーとコーヒー類は、確かにゲストのために置いてあるのですが、全てごっそり持ち帰る中国人ゲストも多かったですね。ゲストからリクエストが有れば余分にコーヒーやティーは補充するのですが、中国人ゲストは、全て持ち帰ってしまう人もちらほらいましたね。

 

・炊飯器や調理器具を持参する

 これはハウスキーピングをしてて困ったこととは違いますが、中国人ゲストで自分で炊飯器や調理器具を持参するゲストもわりといました。

 

・中国語で話しかけてくるおばちゃん

これは、ルームの掃除とは関係ないですが、中国人ゲストで、中国語で話しかけてくるおばちゃんがよくいました。

ゲストのリクエストでルームに何かを持って行ったり、テレビやエアコン、暖炉が壊れていたり、使い方を教えてあげるなど、ゲストのリクエストに答えることがあるのですが、中国語しか喋れない年配の中国人のおばちゃん相手に四苦八苦したことがあります。

そういう時は頑張って、Google翻訳を駆使して話をしたり、中国語ができるマレーシアや中国人の同僚に頼んで中国人ゲストと話してもらってました。

 

中国人、インド人ゲストで良いことも

 

なかには、中国人、インド人ゲストで良いこともありました。彼らはルームで料理をすることが多いので、インドや中華系の調味料や食材を残してくれます。しかも手付かずの食材も多いです。

 

特に中国系のカップラーメンや調味料、野菜を残してくれるのはありがたかったです。

たしかに中国人、インド人ゲストの部屋の掃除は大変でしたが、大量に使える食材を残してくれることも多かったので、かなり助かっていました。

僕が働いていたクイーンズタウンのホテルは自由にチェックアウトルームの食材を持ち帰れたので、ハウスキーピングのスタッフ同士で分けていました。

 

 

オーストラリアのリアルなファーム状況がわかる動画

こんにちは とーしばブログのとしです。

一般的にオーストラリアのファームは稼げるといいますが、実は作業量の割にファームは稼げるように見えて稼げないことの方も多いです。(もちろんファームには当たりハズレがあるので一概には言えないです)

 

このYouTube動画を見ていると、バスで送迎されてる様子が映ってて、自分もメルボルンファームでの経験があるんで分かるのですが、朝4:00、5:00に起きて1時間くらいかけてファームまで毎日行ってました。バスもこの動画みたいなマイクロバスでした。それか友達とか同僚に車で送迎してもらってガソリン代をみんなで割って払ってましたね。

 

たぶん、この動画でも送迎料が片道5ドルとか取られてるんじゃないかな?と思います。

そして、ファームに到着すると、こんな感じで韓国人のボスから仕事の説明やミーティングがあり仕事開始です。 仕事のユニフォームはKマートで一式揃えてました。

 

そして、こういうファームで働いているのは、ほぼアジア系だったり韓国、日本、台湾から来るワーホリ率がかなり高いです。 

仕事の求人が韓国語や中国語、日本語で書かれていることが多いので、あまり英語はできないけど、セカンド、サードビザを狙ってファームジョブをしてるって人がほとんどでした。

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この動画で映ってるファームはオレンジファームです。2人ペアで一箱作って、1箱35ドル、時給換算で10ドル程度って言っていました。

ファームの仕事ってヘタするとジャパレスよりも時給が低いってことが普通に起こります。

 
さらに、収穫しても傷があったり腐ったものは換算されないので、さら少なくなったりします。

なので、たくさんフルーツが取れても、数に換算されなくて稼げないってこともあります。

メルボルンのストロベリーファームで同じような経験しました。雨の日はストロベリーが全てダメになるんで給料はのほぼ無給で12時間、作業していましたね。

 

この動画を見ていると、ブログとかでは分からないリアルなワーホリが分かります。AldiやWoolworthで野菜や果物が激安で売っている理由は、ワーホリの安い労働力が支えているから、という現実があります。

 

オーストラリアはセカンド、サードビザが取れるメリットはあるものの、ファームジョブはけっこう大変なんですよね。

 


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日本人の給与水準と年功序列、転職について考える

こんにちは、とーしばブログのとしです。

今回は日本人の給与平均と給与が安い理由について考えてみます。今回の話は、あくまで僕の考察なので話半分で聞いてみてください。

 

日本の給与水準は?

 

基本的には、日本の給料は勤続年数が長ければ長いほど、上がっていく仕組みになっています。

他にも高卒か?大卒か?院卒か?によっても給料の違いがあったり、残業や夜勤などで変わるものの、

だいたい総支給、手取りが月々、15万〜20、25万くらいでは無いでしょうか? ほとんどの場合、成果を出しても給与が大きく上がることはありません。アルバイトになると更に給料は低くなります。

 

そして資格を取っても、微々たる手当が出る程度のところも多いです。他にも大企業か?中小企業家か?によっても給与水準は違います。

 

⇒ト○タが年功序列を廃止するということを発表して話題になりましたが、それでもしばらくは年齢や勤続年数で給料が上がっていく仕組みは変わらないでしょう。

年功序列を廃止するということは、言い換えれば今後、仕事を続けても給料が上がっていく可能性が低くなるということでもあります。

 

なぜ上役やベテラン社員の給与は高いのか?

 

では上役やベテラン社員の給与はなぜ高いのか? それは会社で働く社員の労働で生み出した利益が、ベテラン社員や上役の給与を支えているからです。 

 

みなさんは、自分より働いていない幹部や上役、ベテラン社員の方が2倍、3倍働いている自分たちより給料が高いことに疑問を持ったことはないでしょうか?

↓前に こんなブログを書きました。従兄弟がト○タのディーラーに勤めているとのですが、その時に聞いた話を元にしています。

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この記事での内容をまとめると、、

  • 役員や勤続年数が長くなればなるほど、給料はいい
  • 上役になれば働いてなくても会社に席があるだけで給料がもらえる。
  • 一度役員になれば、定年退職どころか死ぬまで給料がもらえる。
  • 若い世代の人が働けば働くほど、上の人たちの待遇が維持されるという構造。
  • 上の世代の役員や取締役を支えるため、20代30代40代の人達は給料が上がらない。そもそも頑張っても上がる仕組みにはなっていない。
  • 実力より、あくまで年功序列で長く勤めていたの人が有利。
  • 年金も税金も給料も下の世代が上の世代を支えると言う仕組み。

 

このように若い世代の社員が働いて、労働で得た利益が長年勤めてる社員の給料を支える仕組みになっています。

 

なのでどんなに頑張っても、仕事の資格を取っても基本には勤続年数が長く、重役ポストにつけなけば、給与水準は15万〜20、25万、良くても30万程度が限界ということになります。

あくまで、自分たちが必死に働いて出した労働の利益は会社のものであり、それをどう分配するかは企業の判断です。

しかも、大企業になれば将来、昇給して高い給料をもらえる可能性は高いですが、中小企業だと昇給すら怪しい場所もあります。

中小企業の多くは、結果的に大企業の下請けとして、大企業を支える構造になっているからです。(もちろん全ての企業ではなく例外はあります。)

 

税金はつまり現代版の年貢、年金は現在の高齢者を支える仕組み

 

そして会社の給料の中から毎月、税金と年金が引かれます。

税金は建前上は、国民の生活のために使われるものですが、実際には江戸時代のような年貢に近いと思います。

税金(年貢)を払うことで、お上(政治家)を支えるシステムが税金です。

 

よくテレビを観ていると、国は巨額の赤字国債を発行していて莫大な借金があるから、国民の税金を上げているという話が出ています。しかし、結局税金(年貢)を上げるのはお上(政治家)のためだと思います。

年金も同様に高齢者を支えるシステムといっていいでしょう。(しかし、もらえる額が減ったり一番しわ寄せが来るのが年金です。今後は、さらに貰える額が少なっています。)

しかし、年金はどんどん削られているというのが現実です。

若い世代の給料が安い理由として、政府の役人や高齢者を支えるシステムがあるからとも言えます

 

年収1000万の男は存在するのか?

 

1つの会社に長年勤めて出世しないと給料が上がらない日本のシステムを考えると、、勤続年数の少ない20代、30代のうちから1千万以上の高収入を得る人がいるのか?疑問です。

外資系や一部の例外を除けば、年収1千万には届かないことがほとんどだと思います。

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もちろん、起業して成功した人や親がもともと裕福だったり、資産を築いたような人は別です。

もはや、結婚相手は年収1千万の男性が理想という女性は、ネット上のネタなのか?テレビドラマや漫画の世界を信じすぎているのか? 本当に世の中の現実を理解していない人なのかもしれません。

 

逆にパパ活などで、若い女性が港区女子を自称して、都内に住む高収入の40代、50代、60代くらいの男性をターゲットにするのは、日本の給与システムを考えると納得です。

 

転職をするか?長く勤めるか?

 

よく仕事を転職するか?、ずっと同じ会社にいるか?について考える人が多いですが、

大企業であればあるほど、長く1つの会社で働いていた方が給料は高くなる可能性が高いです。

 

先ほども述べたように、入社して当初は給料が少なくても、何十年も長く働いていると、そのうち自分より年数が浅い社員が働いてくれて利益を出してくれるからです。

 

よくあまり働いていないベテラン社員や上司の方が給料が高かったりしますが、理由としては若い世代が働いて、上の人を支えるという仕組みになっているからです。

 

支えられる側のでベテラン社員になってしまえば、自分たちを支える人が増えてくるので給料は高くなっていきます。代わりに勤続30年、40年、など長く1つの会社に勤めていなければなりません。

転職する自由をとるか?日々のストレスや環境が変わらないことに耐えて将来の給料を取るか?です。

 

⇒しかし年功序列を廃止するというト○タの発言で、今後はベテラン社員でもどんどんリストラされたり、勤続年数が長くても給料が上がらなかったりする可能性は大きいです。

なので、今までだったら定年まで勤めれば年収が高くなる可能性はありましたが、今後は転職しても長く勤めても、年収が上がる保証はどちらも無いように思います。かなり運や会社に左右されるでしょう。

やはり、こう考えると頑張って働いている今の若い世代が一番割を食う可能性が高いです。

 

転職を繰り返すと給料はずっと変わらない

転職を繰り返せば繰り返すほど、給料の幅は、15万、20万、25万と大きく変わることはないでしょう。

転職は良い面もありますが、給料が上がらないと言う負の側面もあります。もちろん転職してキャリアアップする求人もあると思いますが、すぐにガラッと変わることはないと思います。日本企業で働く場合は、それらを踏まえた上で転職を考えた方が良いでしょう。

もしかしたら今後は転職をすることで給料がアップする傾向になるかもしれませんが、それも分かりませんね。

 

それに、長く勤めるにしても、働く割に給料が貰えなかったり、上司や先輩など、人間関係のストレスで多くの人は、途中で仕事を辞めて続かなかったりすることも多いです。

 

そう考えると年収1千万というのは、最終的に運良く役職が付けば、それくらいもらえるということなのでしょう。

 

インスタグラムのとある投稿で、年収ランキングという記事がありました。

年収1千万以上の企業があったりしましたが、長く会社に勤めて、最終的には年収が1千万以上になると言う意味だと思います。

しかし、今後働く人の多くは、どっちみち転職しても長く勤めても給料水準が15万〜20、25万前後くらいで収まる人が大半だと考えています。

 

世の中はピラミッド状になっている

 

世の中は、分からないように階級化してピラミッド状になっていると考えています。大昔から変わらない下の人上の人を支えるという仕組みです。

日本でも、下の人たちの労働の成果や利益が、国の政治家や企業の上役を支えている構造になっているのではないか?と、ト○タのディーラーに勤めている従兄弟の話から思いました。

 

 

【ハローワーク2回目の感想】担当スタッフによって対応が違う?ハローワーク求人の探し方

こんにちは、とーしばブログのとしです。

前回ハローワークに登録に行き、2回目にハローワークに行きました。その時の様子についてお伝えしたいと思います。

 

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前回行った時は、運良く海外経験があるスタッフの方と話をした。かなりカジュアルに話をして相談ができましたが、今回は受付の人が違ったので対応がまた違いました。

 

よくハローワークの求人は良くないとか、スタッフが良くなかった等の口コミをネットで見ますが、もちろん担当のスタッフによって対応の仕方に違いがあります。

 

ハローワークの受け付けに行く

 

ハローワークで登録が済んだらハローワーク受付票がもらえます。

受付でそのハローワークの受付票を提出して仕事を探しに来たと言う用件を伝えれば、係りの人が受け付け札を渡してくれるので、番号が呼ばれるまでハローワークの待合室にあるソファーで待っていました。

待っている間、何人かが同じように仕事を探してる人が来ました。平日でも割と人が多くいました。年齢層はバラバラでいろんな年代の人がいました。若い人もいれば中年の人たちもいました。

壁にはポリテクなど職業訓練の募集の紙、ハローワークでのイベントについて書いてある紙など張り紙がありました。

 

2回目のスタッフの対応

前回、来た時と同じように仕事を探していることを担当のスタッフに伝えました。担当してくれた女性は前とは違う人でした。

具体的にどんな仕事が決まっていたので、探している地域と仕事の業種を伝えました。

ハローワークはネットでも求人を探せるのである程度、自分が働きたい地域や職種を絞っておくとスムーズです。

 

2回目に担当してもらった女性スタッフは1回目ときよりも、もっと事務的でした。

 

前回はかなり打ち解けた感じで、海外の話や留学の話などフラットに話ができたのですが、今回は求人を探す以外の質問はあまり答えてくれませんでした。

 

例えば、その会社の仕事のやりやすさや離職率、内部事情等は教えてもらえませんでした。どうやら求人に載っていること以外は分からないらしいです。

 

ハローワークでの対応は、スタッフになってかなり違います。もちろん相手も人間なので人によって対応のやり方に違いがあるのは当然と言えば当然ですね。

これは派遣に登録に行った時もそうですが、対応の仕方はスタッフよって違います。

 

 

求人を探すだけならネットでも可能

ハローワークの求人はネットでも求人を探せるので、求人を探すのを必ずしもハローワークに行って探す必要は無いかなぁと思います。

 

ハローワークに仕事を探すに行くメリットとして、求人を探すのをサポートしてくれることと、一覧表を印刷してくれるということくらいですね。

 

ハローワークのスタッフの仕事は、求人票を印刷して、やりたい仕事に応募するまでの手伝いと言う感じです。

 

ネット上で求人を探していると、一つ一つの求人しか見れませんが、ハローワークに行けば自分の希望している条件に合った求人をまとめて見ることができます。

 

紙に印刷してくれるので求人を見比べたり比較しやすく、仕事の求人をある程度絞りやすくなる点がいいかなと思いました。

 

ハローワークのメリット

ネット上ではハローワークの仕事はあまり良いイメージは無いですが、ざっと求人に目を通したところ良くも悪くも普通の求人が載っています。

 

すごく劣悪で低賃金で悪質な求人があるわけでもなく、かといって求人の高収入で超ホワイト企業みたいな求人ではなく、一般的な職種の仕事が載っています。

つまりハローワークは求人探索ツールの一つの手段くらいの認識でいいかなと思います。

他のネット求人よりもハローワークの方が詳しく企業の詳細な情報が載っているので、併用しながら使うといいのでは無いかと思います。

 

ハローワークのメリットとして、ネットで調べる他のサイトよりも企業についての詳細情報が知れるので、使い方によっては、企業について調べるなどの使い方だと、上手くフル活用できそうです。

 

以前はハローワークの求人は良くないイメージがありましたが、実際にハローワークに行ってみてイメージが変わりました。

 

仕事に受かりやすい年齢

仕事に正社員で受かりやすい年齢なども聞いてみたのですが、それも今回担当してもらったスタッフからは、あまり大した返事はもらえませんでした。

 

それに転職のしやすい年齢も仕事の業種や経験などで違うらしいです。

求人の中には、応募資格が35歳以下とか、18歳〜60歳など幅広く決められたものも多くありました。

 

年齢が30を過ぎたら厳しくなるというのも求人や職種、応募する人によっても違うらしいので、人によって違うというのが本当のところです。